2019年11月15日

【出来るシリーズ】49.「人のことを遠ざけたい」


悪気はないと分かっていても、近くに来ないでもらいたい。
ついつい、つれない態度を取ってしまう。
私たちの心は複雑です。


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


ヒカルが職場で自分の評価を気にしてしまうのは、
ヒカルのキャリアアップが係っていると本人が思っているからだ。

上司は本当はヒカルをどう評価しているのか、
ヒカルにも誰にも分からない。


さて、ある日のこと、
上司から仕事を任された時、
ヒカルは断りたいのに断れず、
引き受けてしまった。

ヒカルの仕事は増えて、
残業が続き、不満が顔に出てしまう。


-- 断れば良かった
  どうしてこういう時に弱いんだろ、私


そうなると、上司に対する怒りが沸いてくる。

-- 顔見たくない
  絶対にこっちに来ないで欲しい

今会ったら、顔に出て評価が下がるのは必至だ。


ヒカルは、ため息をついた。

-- こんな時こそ、RFT!

RFTなら、きっと、笑顔で上司に向かわせてくれると信頼できる。


ヒカルは目を閉じてタッピングを始めた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、11/30に更新予定です。


◎直近のRFTセミナーのご案内◎

◆【長野県 松本市】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席1名≫
 ✦開催日: 2019年12月16日(月)〜17日(火) 2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: ≪最寄り駅;南松本≫長野県松本市市場4-9 R デザインコート2A
 ✦講  師: 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 松本市12月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席1名≫
 ✦開 催 日: 2020年1月21日(火)〜22日(水)2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師: 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋2019年1月RFT基礎コースお申込みフォーム

✻リクエスト開催も受付中です✻


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


    uzukiso.gif




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:21| 【出来るシリーズ】

2019年10月30日

【出来るシリーズ】48.「嫌がられることをしてしまう」


人と関わる中で、自分ではそんなつもりはないのに、
結果的に嫌がられることをしてしまった。

そういうことがありませんか?

不可抗力なことも時にはあると思います。



今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

アイ子が、職場の関係で繋がっている、とある女性。

彼女は、自分のことしか考えていないのかと思うことがある。
やりたいようにやって、
言いたいように言って、
好き勝手放題に生きている

アイ子にはそう見える。


-- 人ってそんな風に生きて良いのだろうか?
アイ子は気になってしまう。


アイ子がその女性に会うときは、
無意識的に、
彼女の自由を奪おうとしている。


(好き勝手させてはいけない。
 世の中に合致した人にさせないと。)


彼女が大きな声で笑うと
アイ子は難しい顔をして彼女を笑わせないようにする。

彼女が話しを盛り上げようとすると
アイ子が割って入って別の話題に持っていく。


-- これではまるで、私って意地悪な人みたいだ。

それでも止められない。


アイ子は、自分が不思議で仕方がない。
-- どうして、そうなっちゃうんだろう?


自分の行動に気付いたとき、
どうやって変えれば良いのだろう。


アイ子は、目を閉じた。
-- 私は彼女に変わって欲しい。
  もっと社会の常識に合う人になって欲しい。


アイ子は、目を開いてタッピングを始めた。
-- まず、私から変わろう。
  RFTは、私の心の奥に、確かな繋がりを築くだろう。
  彼女と私の、心のつながりを…。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、11/15に更新予定です。




◎直近のRFTセミナーのご案内◎

◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


    uzukiso.gif







posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:43| 【出来るシリーズ】

2019年10月15日

【出来るシリーズ】47.「見下(みくだ)される人生」


ずーっと、ずーっと、こうだった。
私の人生、ずーっと、ずーっと、こんなだった。

そんな思いはありませんか?


いつも失敗してばかり、
いつも不満ばかり、
いつも自分責めばかり、
いつも人にバカにされてばかり…、


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

一文字フサ乃は、朝起きて、顔を洗って、食卓について、
毎朝、自分に起きていることに、ふと気づいた。

母は、父に朝食を用意する。
母は、姉にパンの入った袋を渡す。

父は、食卓に座ったまま、母から出されたものを食べる。
姉は、母から渡されたパンの袋から、パンを取り出して焼いて食べる。

そんないつもの日常だ。


-- あれ?

ふと気づいた。

そういえば、フサ乃は朝、母から何か食べるものを渡されたことはない。
いつも、自分で自分の食べる分を用意する。


とても些細で小さなことだ。
気にするなんて狭量に違いない。

でも、なぜだか見過ごせない。


物心ついてから、フサ乃はずっと
「自分のことは自分でやりなさい」
と言われてきたが、

姉は、自分のことを自分でやっている気がしない。


そういえば、と思い出す。
洗濯モノも、姉の服は母が分類して、選り分けて洗濯かごに入れる。
でも、フサ乃は自分で選り分けて洗濯かごに入れ、洗濯する。


-- 私って、もしかして召使い扱い?


日常の情景の中で、フサ乃だけ時が止まってしまった。


ずーっと、ずーっと、、、
フサ乃の中に沈殿していた「自分」という鏡を覗いてしまったような。

考えたくない思考が襲ってくる。
そう、一番見たくなかった自分。

-- 私って家族?




さあ、閉じていた箱が開いてしまったとき、
どうすれば良いのでしょう?


沈殿していた声たちに、
どうやって対処すれば良いのでしょう?


そんなとき、自己受容の力が
どれほど優しくパワフルか、
フサ乃は知っています。


-- 私には、RFTがある!




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、10/30に更新予定です。


◎直近のRFTセミナーのご案内◎
◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


    uzukiso.gif





posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 12:24| 【出来るシリーズ】

2019年09月30日

【出来るシリーズ】46.「誰にも言えない秘密」


誰にも言えない秘密というのは、
誰しも持っているものですが、

自分の問題であれ、誰かの問題であれ、
そこには、大きな感情が隠されているのだと私たちは無意識に信じています。

自分を抑制する思いが沸いてしまうのは、
「その出来事」や「内容」ではなく、
実は、そこに結び付いた「感情」(恐怖や罪悪感など)が
躊躇させているのです。


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

アイ子は、とある秘密を抱えていた。
それはアイ子の友達のことだ。


アイ子の友人は、とある一流企業に勤めているが、
その会社で横領が発覚し、
彼女までが疑われているという。

疑われた理由は
横領していた社員の、仕事上の補佐をしていたからだ。


社内での厳しい詰問、
同僚たちからの疑いの視線、
…やがて公の機関も調査に入るだろう。


アイ子の友達は、追い詰められていた。

「私は何も知らなかったし、していない。
 なのに、まるで私も共犯のように思われてるみたいで…」

毎晩のように、アイ子は電話で話しを聞いたり
励ましたりしていた。


しかし、こうして繰り返し話を聞かされていると、
どんどん怖くなってくる。

無実の罪を有罪にでっち上げられて
警察に捕まってしまうのだろうか。
刑務所に入れられてしまうのだろうか。


彼女の人生はどうなってしまうんだろう。
ただ日常を過ごしていただけなのに、
突然襲い掛かる不幸に足元をすくわれて社会から抹殺されてしまうのだろうか。
こんなことが起こるんだろうか。


この出来事が自分と重なって思えてくる。

何か分からない、巨大な闇に引きずり込まれそうな気がする…
絶対に這い上がれそうもない、出口のない闇。

どこかにぽっかり空いた落とし穴。


口に出して誰かに言えば、
アイ子自身も一緒に飲み込まれてしまいそうだ。


そんなとき、
アイ子の思考をかすめるのは
まったく異なる視点だった。


-- この巨大な闇は、どこにあるんだろう?

社会という大きなシステムの中?
それとも、自分の心の中?


-- 私の心の中なら、RFTをすればいい。
  でも、巨大な社会の中にあるなら、
  どうすればいい…?


アイ子は、まず、前に進もうと考えた。

-- 私が気持ちをしっかり持たなければ、
  共倒れになるだけだ。
  このままじゃ、大切な友達を助けられない。
  

今、アイ子に出来ることは、RFTをして、
この闇が、自分の心の中のものなのか、
それとも、社会という闇なのか、
それを知ることだ。


-- RFTがあってよかった。 
  
アイ子は、静かに目を閉じて、タッピングを始めた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、10/15に更新予定です。


◎直近のRFTセミナーのご案内◎

◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席2名≫
 ✦開催日: 2019年10月16日(水) 〜 17日(木)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋10月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席3名≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪残席2名≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


     uzukiso.gif




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 13:43| 【出来るシリーズ】

2019年09月15日

【出来るシリーズ】45.「愛されるハズのない私」


私たちの心の奥底には、
深く沈んで生き方のベースとなっている“思い”が隠されています。

愛されたいと願い、
愛を求めて行動し、
何かを得るのもつかの間。
また探しなおす。

今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

アイ子は、このところ思い悩んでいた。

順調だったコースケとの関係が、
最近になってギクシャクしてきたように感じる。

-- 何がいけなかったのだろう?
  接し方に問題があったのだろうか?

考えても考えても、アイ子には分からない。
ひとたび、そんな思いに支配されると、
今度は会うのが怖くなる。

-- いつ、別れ話を切り出されるのか不安


アイ子の手は、勝手にタッピングを始めていた。
タッピングする箇所は、東洋医学で言う「経絡(つぼ)」だ。

 「別れ話を言われるかも知れない、そんな不安を感じてたよね。
  そう感じるのは当たり前だよね。」

RFTは、そんな風に自分に声をかけて、自己受容で変容を起こすセラピーだ。

 「怖い…恐怖を感じるのも当然のこと。
  だから、この恐怖を感じてもいい。感じたくないって思ってもいい…」


そのとき、すーっと、心の奥深くの“思い”が、自然に湧いてきた。

「私なんて、どうせ愛されるハズない。」

自分で、自分の“思い”にハッとする。


-- ああ! だからだ!

アイ子は自分の行動を思い起こした。


「どうせ愛されるハズない。」
この短い言葉が、これまで、どれほど自分の行動を支配していたのか。


コースケが好きだ。
でも、コースケと一緒にいるとき、アイ子はいつもどこかで緊張していた。

コースケに気に入られるよう気を遣って、
リラックスできないでいた。


「好きだよ」
コースケがそんな言葉をくれる。

満たされる。


コースケに優しくされる。

満たされる。


でも、その言葉や優しさをもらうために、アイ子は
それまで以上に努力しなければならないように思う。

いや、無意識の行動と言えるのかも知れない。


アイ子は泣いた。
その“思い”が、どれほど自分を打ちのめし、
これまでの人生で関わった人たちとの関係に、
深く根差していたかを悟ったからだ。


-- これまで、誰といても、本当は怖かった…
  愛されない自分を知るのが怖かった…


アイ子は、たくさん泣いた。
こんな“思い”を抱いて、これまでの人生を生きてきた、そんな自分が哀しく愛しい。


泣きたいだけ泣いて、アイ子は顔を上げた。
-- やっと出会えたこの“思い”、ちゃんと昇華しよう。
  愛されるハズのない私から、愛される私へ変わろう。


そして、アイ子は、タッピングしながら、RFTを始めた。


続く…


※セラピーには個人差があります。すべての人に同じ効果が現れるわけではありません。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、9/30に更新予定です。




◎直近のRFTセミナーのご案内◎

◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席2名≫
 ✦開催日: 2019年10月16日(水) 〜 17日(木)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋10月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席3名≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪残席わずか≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif






posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 10:20| 【出来るシリーズ】

2019年08月30日

【出来るシリーズ】44.「近づけない場所」


行きたくない・苦手な場所、市や県、国など
なぜだか近づきたくない・近づけない場所はありませんか?

そんな場所にも、自分の無意識の記憶が原因となっているのかも知れません…


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

一文字フサ乃は、いつからか、近所の公園が苦手だった。

子供の頃は遊んだはずの、その場所が、なぜだか近づきたくない場所になっていた。
いったいどんな理由があるのか、自分でも分からない。


駅に向かうためには、その公園の横を通るのが近いが、
いつも公園を避けるために、遠回りするのだ。


しかし、その公園のすぐ隣りにあるクリーニング店へ
ブラウスを取りに行くよう、母に頼まれて
(いや、母の場合、頼まれたというよりも命令に近いのだが…)

断る理由が見つからず、行く羽目になってしまった。

-- 公園が苦手だから、って言えないし。


その公園は、特に暗いとか、危険という感じではない、
日中は子供たちの遊び声が響く、ごく普通の公園だ。


-- なんで、あそこのクリーニング店を使うんだろう。
  ああ嫌だ、嫌だ。


フサ乃は、母からクリーニングの引取り票を受け取ったものの、
自分の部屋にこもると、机で頬杖をつきながら、
貧乏ゆすりのように、足を小刻みに揺らしていた。

そして、ふっと目を上げた。

-- そうだ、こんな時こそ、RFTだ!


フサ乃は、目を閉じると、遠くから公園に近づく様子をイメージしてみた。
公園はなんだか、ほの暗い灰色の重い空気に覆われているようだ。

-- ああ、嫌だ、気持ち悪い。
  この感じ…
  まるで、罪悪感のような重苦しさ…


罪悪感…??
フサ乃はいったい何の罪悪感なんだろうか、と
その灰色の重い空気の声に、意識を向けてみた。

『私は裏切り者だ』
そんな声が聞こえるようだ。

その時、フサ乃はハッと思い出した。

小学校3年生ぐらいのとき、友だちのアヤちゃんと校庭の砂場で遊んでいて、
クラスメイトのいじめっ子男児生徒がやって来たときのこと。


もしも彼がやって来たら
二人で一緒に追い出そうと約束していた。


そして、約束通りアヤちゃんが、
「あっち行って!」といじめっ子に大きな声で叫んだのに、

フサ乃は怖くて、声が出せなかった。


「フサ乃ちゃんも言いなよ!」
アヤちゃんに言われても、フサ乃は固まって黙ったままだ。


いじめっ子が、砂場に入ってきて、
フサ乃たちの作っていた、砂の山を壊そうとしたとき、

近くにいた上級生の男児生徒が注意をしてくれたおかげで、
いじめっ子は向こうへ行ってしまい、
フサ乃たちは、難を逃れることが出来たのだった。


「どうして、フサ乃ちゃんは、何も言わなかったの?」
アヤちゃんに聞かれて、
困ったフサ乃は、とっさに、
「お腹が痛くなったから…」
と、嘘をついた。

「ほんとに?」
フサ乃を見た、アヤちゃんの冷たい瞳。
嘘を見抜かれたに違いない…。


フサ乃の記憶では、その後どうなったのか覚えていない。

そんなことがあった後もアヤちゃんとはずっと仲良しだったので、
何とか丸く収まったのだろう。


その時の罪悪感。
アヤちゃんとの、いじめっ子を追い出す約束も果たせず、
しかも、アヤちゃんに嘘までついて、
その場しのぎの嘘でごまかそうとした、罪悪感。


その校庭の砂場と、
アヤちゃんとよく一緒に遊んだ近くの公園が、
記憶のどこかで結びついてしまったらしい。


フサ乃は、タッピングしながら、
その罪悪感を受容した。
「裏切り者だって思って、この罪悪感を感じてた…
 裏切り者だと思ったら、罪悪感を感じるのは当然だ…
 だから、この罪悪感を感じたって良い。
 感じたくないって思ったって、良い。」

こんな簡単なフレーズに、思わず涙が浮かぶ。

-- 自分を許せなかったのは、私自身…。

自分への怒りや悔しさ、情けなさ。
そんな感情たちを受容していく。

-- この罪悪感があったから、
  もう人を裏切らないようにしようと思った。
  この罪悪感は、人とのつながりを教えてくれてきた。
  人と人を結ぶ信頼。


そう気づくと、罪悪感はふわっと溶けて、温かいエネルギーに包まれる。
フサ乃は、ゆっくりと深呼吸をして、その温かさを体いっぱいに染み込ませた。


再び、公園をイメージしてみた。
公園は明るい陽射しに包まれているように思える。


-- うん、もう大丈夫。
  これで、公園も通れそう!
 


「フサ乃ーー!
 早く、ブラウス取ってきてーー!!」

階下から母の声が聞こえてくる。

フサ乃は、引取り票をもって立ち上がると、
急いで、クリーニング店に出かけたのだった。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、
同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、9/15に更新予定です。


■◇■直近のRFTセミナーのご案内■◇■

◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019年10月16日(水) 〜 17日(木)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋10月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:52| 【出来るシリーズ】

2019年08月15日

【出来るシリーズ】43.「喪失の悲しみ」



大切な人やものを失ったとき、どんな風に乗り越えれば良いのでしょう?
心を去来するのは、楽しい時間だけでなく…
もっと大切にすればよかったという後悔や懺悔…
そんな思いもあるでしょう。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
優しくタッピングしながら、
後悔、悲しみ、罪悪感、虚しさ…
そんな思いの一つ一つを受け止めて、
受容しながら、自分の心に向き合うことが出来ます。


そして、もう一つ、Tensho harmony 〜天咲波〜 という
内なる輝きを取り戻して、心を癒す方法もあるのです。

今回はそんなお話をご紹介します。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

ヒカルのセッションを受けて、ウツっぽさから開放された同僚のシンジは、
すっかりRFTセッションを信頼して、
悩み多き人を見つけては、セッションを勧めて、
ヒカルに紹介していた。

今回、シンジがヒカルに紹介したのは、
シンジのいとこのヤス美だ。

ヤス美は、30代前半のOLだが、
半年前、病気で母親を亡くして生きる気力を失い、
会社も休みがちになっていた。

「すごく仲良しの親子だったから、親戚のみんなも心配しててね。
最近は笑顔もないし、口数も少なくなって。
何でも良いから、気が楽になるような何かやってみてくれないかな。」

-- 「何でも良いから」と言われても…
と思いつつも、ヒカルはヤス美に会ってみることにした。


「一緒に過ごす時間をもっともっと大切に出来たはずなのに…。
私、母の病気に何の覚悟も出来てなくて…
母が死んでしまうなんて思えなくて…

入院中でももっとそばにいて欲しがってたのに、
私、自分のことを優先して、家に帰ってしまったり、
食べたがってたスイーツも無理してでも買ってあげれば良かった…

あのとき…あのとき…
そう思うと、申し訳なくて、申し訳なくて…、もう何も楽しむ気になれない。
母に会いたい。ただ、会いたいだけなの。
会って謝りたいし、今まで有難うと伝えたい。
でも、こんな娘でがっかりしてるかも知れない。
今の私は心が空っぽで、何もする気になれないの…」

ヤス美は、悔悟の涙をこぼしながら、話し続けていた。


ヒカルは、ふと、“心が空っぽ”なら、内側の力で埋めることが出来るのではないかと思った。
-- その内側の力が、母親との繋がりの愛のエネルギーだったら??
-- 彼女の気持ちに応えられるかも知れない!


一縷の望みをかけて、ヒカルはヤス美に話しかけた。

「シンジから聞いてると思うんですけど、
私のやっている方法を使えば、
もしかしたらお母さんとの繋がり感を取り戻せるかも知れません。

どこまで出来るか分からないけど、やらせてもらえませんか?」


ヤス美は、
「可能性があるなら、賭けてみたい…」
と答えた。


ヒカルは、Tensho harmony 〜天咲波〜 を勧めることにした。


◆Tensho harmony 〜天咲波〜 ミニ解説◆
私たちの潜在意識には、あらゆる力が満ちていて、
本来は望むままに取り戻すことが出来るのです。
それらを簡単に取り戻せる方法が、Tensho harmony 〜天咲波〜という手法です。

RFTを行うためのエネルギーワークを取り入れたことで、癒しの可能性が無限に広がりました。
自分の中から見つけ出した輝く力は、その先も自分を導く力として働きます。



ヒカルは『ヤス美さんがお母さんとの繋がりを取り戻すためのTensho harmony』というテーマで、
手法に則って、輝く力を閉じ込めているネガティブエネルギーにRFTをおこなった。

そしてその後、ヤス美に必要な力を取り戻す段階へと至った。


「今からヤス美さんにとって必要なプレゼントが出てきます。
手を差し出して、受け取って下さい!」


ヤス美は、いぶかしみながら、手を差しだした。
すると、目には見えないが、
手の上に何かが載ったような、ずっしりとした感覚を覚えた。

「うわっ!何、コレ??」

ヒカルは軽く微笑んで、
「手の感触を使って、軽く触ってもらえませんか?
何が載ってると思います?」


目に見えないが、エネルギーには質があり、
それは意外にも簡単に、手の感触でとらえることが出来る。

ヤス美は首を横にかしげながら、
右手を使って、左手の上を探ってみた。


「何か、温かい感じが… あ!」
大きく目を見開いた次の瞬間、ヤス美の目から涙がどっと溢れて、声が出なくなった。
そして、しばらく嗚咽が続いた。


その場の感動的な雰囲気に、思わずヒカルももらい泣きした。


ヤス美はずいぶん泣いたあと、少し落ち着いてから口を開いた。
「“お母さん”だった…。
  お母さんの愛のエネルギーだった。それが、ちゃんと分かった。
 “一緒に居られて幸せだったよ。申し訳ないなんて思わなくて大丈夫”
  って言ってるみたいだった。
 許してほしいと言ったら、“許すも何も、何一つ責める思いはない”って。
 “ずっと一緒にいる”って。」

そう言って、またヤス美は泣き続けた。

「もう会えないって思ってたお母さんに会えた。
 姿は見えなくても、手の感触でお母さんの愛を受け取れた。
 お母さんは私の中に入って、私と一つになりました。
 ヒカルさん、ありがとう。」


そこに溢れる優しい雰囲気で、ヒカルも心いっぱいになって、
二人はしばらく黙ったまま、
その雰囲気を味わっていた。


⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹

その後、数日して、ヒカルはヤス美からメールを受け取った。

『あのセッションを受けるまで、母のことを思い出すのが辛かったのに、
あれから、すべての思い出が優しく私の中に漂っているみたいで、
思い出すと、そこに母の愛を感じて、安心感に満ちてます。
ありがとう、ヒカルさん』



ヤス美が取り戻した輝く力は、「愛を信じる力」として
今後もずっとヤス美の中で広がっていくだろう。


-- 私たちの潜在意識はいつでも愛に満ち満ちている。
  愛は無限なんだ!!
 
ヒカルは、じんわりと涙を浮かべて、
自分の認識を超えた、愛の大きさを改めて感じたのだった。


続く…

※Tensho harmony 〜天咲波〜 は、RFTを受講された方ならどなたでもご参加頂けます。

※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、8/30に更新予定です。


◎直近のRFTセミナーのご案内◎

◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019年10月16日(水) 〜 17日(木)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋10月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日: 2019月11月2日(土)〜3日(日)の2日間
 ✦開催時間: 10時〜16時30分
 ✦開催場所: 名古屋駅近辺
 ✦講  師 : 丸山幸代(まるやま ゆきよ)
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介:RFT基礎コース
 ✦お申込み方法: 名古屋11月RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースのご案内◆ ≪募集中≫
 ✦開催日:2019年11月16日(土)〜17日(日)
 ✦開催時間:10:00〜16:30(2日間とも)
 ✦開催場所:名古屋市
 ✦講  師 :佐藤 純子
 ✦参加条件:・2日間の基礎コースに参加された方
       ・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
 ✦参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
 ✦お申込み方法
名古屋11月プラクティショナーコースお申込みフォーム


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif






posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 14:33| 【出来るシリーズ】

2019年07月30日

【出来るシリーズ】42.「強迫性障害」


強迫性(きょうはくせい)障害という症状をご存知でしょうか?
『強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、
わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。』
みんなのメンタルヘルス 厚生労働省


手や足など自分の体が不潔に思えて何度も洗ったり、
戸締りや忘れ物などを何度も確認したり、
何かに過剰なこだわりを示したり、
そういった行為をせずにはいられないのが症状です。
人によっては外出も困難になります。


物心ついた時からそういった症状があり、ご本人もご家族も原因に思い当たるものがなく、
その行為が、強迫性障害だと気づかない方々も多くおられます。
また大人になってショックな出来事が引き金となり、突然、症状が出る方もおられます。

『強迫行為とは、強迫観念から生まれた不安にかきたてられて行う行為のこと。
自分で「やりすぎ」「無意味」とわかっていてもやめられません。』
みんなのメンタルヘルス 厚生労働省


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

アイ子は、元々子供の頃から手洗いが多く、
触れるものには神経質だった。

何かに触れて汚れたと思うとすぐに手を洗い、石鹸で洗わないと気が済まない。
トイレの後はなおさらだ。
手料理を作るときも、台所のタオルを毎回取り替えるほど手を洗って、拭いている。
手が汚れている感じが残っている状態で、何かに触ると、それらも洗わなくてはならなくなる。

当然、手洗いだけではなく、アイ子は物を整理するときもこだわりが強いし、
仕事も内容によっては恐れが強く出て、早く処理が出来ないこともあった。


しかし職場でも、友人でも、気づかく人はおらず、
アイ子自身も、アイ子の家族も、神経質な性格の問題と思っていた程度だった。


ところが、アイ子の彼氏となったコースケは、
アイ子が食事を作っているのを見た時に、
その症状特有の、材料を切っては手を洗う、
何かに触れると洗うという少し大仰強いな振舞いに、
コースケの友と同じ障害であることに疑いを持った。

コースケの友は、職場でのトラブルのショックが原因で重度化し、
外出もままならなくなってしまった。


「アイ子ちゃん、もしかして…」
コースケに指摘されたとき、アイ子は驚いて、最初は受け入れ難かったが、
ネットで調べて確認すると自分に当てはまるではないか。
アイ子は、そこで初めて自分が強迫性障害だと気づいた。

-- ええ?? 私のこの行動は強迫性障害っていうものなの??

アイ子は、ショックと同時に、少し安堵した。
幼い頃から、家族から細かいことを気にし過ぎると叱られることも多くあったため、
そんな行為をしている自分への責めの気持ちや罪悪感も強かった。

-- 自分が悪いんじゃないんだ。
  障害だから仕方がなかったんだ。

そんな自責や罪悪感から、やっと許されたような気がした。


その夜、コースケが帰って一人になると、
アイ子はこの自分の行動に、RFTを試してみようと思った。

-- こんな時、どうやってRFTをすれば良いの?

子供の時の気持ち悪い出来事を思い出してみると、
アイ子の父親が油のついた手でアイ子の頬を触った時を思い出す。

-- あ、そうだ!
  分からないときは、Ryurin〜流輪波〜してみよう!



◆ミニ解説◆

Ryurin〜流輪波〜とは、
RFTをするための対象を特定する、エネルギーワークである。

生まれる前から持っていた恐れや、生きることへの抵抗感などにも、
簡単にアプローチ出来るため、解消が早い。




アイ子は、“強迫性障害の原因となっている根底的な恐れ”へRFTをすることにした。
Ryurin〜流輪波〜は、変化まで時間がかかることがあるが、
それを何度か繰り返しているうちに、
いつの間にか恐れが抜けて、内側から安定し、生きる強さが湧いてくるように感じた。


数日後には、足の裏に触った手で頬に触れても平気になっていた。
髪の毛を触った手で、お菓子を食べることも出来る。

-- すごい!!
  今までだったら、絶対にこんなこと出来なかったのに、
  手洗いの回数も少なくなってる!!


アイ子は、自分の周りに安全が広がっているような、
これまでとの生活に変化を感じていた。


-- 変われる!!
  私たちはいつだって変わることが出来る!!!
  潜在意識はあらゆる力に満ちている!!!!




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、8/15に更新予定です。


✻RFT基礎コースのご案内✻
日程 2019年11月2日(土)〜3日(日)
時間 10時〜16時30分(2日間とも)
場所 名古屋駅付近
講師 丸山幸代(まるやまゆきよ)
参加費 48,000円(税・テキスト代込み)
   再受講 30,000円
お申込みはこちらから⇒ お申込みフォーム

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif








posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:36| 【出来るシリーズ】

2019年07月15日

【出来るシリーズ】41.「理由なき不登校」


不登校の理由の中で、
クラスメイトや教師などの学校での人間関係や、家族との問題、
授業についていけない成績の悩みなど
明確な理由がない、という方々がおられます。

不登校のまま学校を中退された経験のある大人の方々に、
その理由を振り返ってお尋ねしても、
「特に理由はなかった」とご回答頂くのですが、
よくよくお聞きしていくと…
そこには『感覚』が関係していることが見受けられます。


今回はそんなお話しです。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


ヒカルは、同僚のシンジがうつっぽくなり、会社を休みがちになったのを機に、
RFTを行い、シンジの気持ちに変化が訪れたことで、
セラピスト気分を味わっていた。

その後、何回かシンジにRFTを続けているうちに、
シンジは、気分が軽くなっただけでなく、
自分への制限がやわらぎ、
これまでと違うアイディアが湧いたり、
上司にも明確に自分の気持ちを伝えられるようになってきた。

シンジの話しを聞きながら、ヒカルはRFTへの確信と信頼を深めていた。


そんな中、シンジの姪が不登校になっているので、
RFTをやってもらえないか、という相談を受けた。

聞けば、女子高生で、
特に落ち込んでいる風もなく、いたって普通に見えるらしい。

「あるときから学校へ行かなくなったが、本人が理由について何も言わない。
 家にいたいから、ぐらいしか言わないので、親も困っている」


ヒカルはシンジに頼まれて、会うだけ会ってみることにした。


シンジの姪のサツキは、緊張した様子だったので、
しばらくは好きな映画や音楽などの雑談で話を繋いだ。

セラピーは、本人のやる気とお互いの信頼関係が大切なので、
無理せず、押し付けることなく、楽しんでやりたい。


そして、しばらく雑談をしたあとに、学校の話しを切り出した。
「話しても良いかなと思うことだけでいいから、
 これが嫌かな、と思うことあったら教えてくれる?」

しかし、サツキは黙っていた。
ヒカル自身、誰かに自分のことを話したり出来なかった。
どんな言葉を使えば、自分の気持ちが伝わるというのだろう。
サツキも同じかも知れない。


ヒカル:「あのね、シンジ叔父さんにもやってるんだけど、
     セラピーって分かるかな。気持ちが楽になるやり方があるの。」

    「Touch my Voice(心の声に触れる)っていうエネルギーに触れる方法もあってね、
     それだと自分の気持ちとか話さなくても大丈夫なの。
     試しにやってみない?
     サツキちゃんのエネルギーに触れてみても良い?」

サツキは戸惑いながら、頷いた。

ヒカルは、まずサツキの体のエネルギーに触れてみた。
「これ、分かる?」
「分かる!」
サツキは驚いて、声が跳ねた。


さらに、今度はサツキの不登校の原因のエネルギーに触れてみた。
サツキの顔が曇る。
「あ、これ!イヤな感じ!
 学校に行って友達に合ってる時に、この感じが出てくると逃げ出したくなる…」



 ◆ミニ解説◆
 私たちは「感覚」で生きているとも言えますが、
 そのことに殆どの人が気づいていません。
 言葉では表現できない「感覚」には、
 不快を伴い、無意識に、それを感じることを避けようとして、
 行動を抑止するものがあります。




「これね、サツキちゃんが言えなくて出せなくて、抑え込んだ気持ちのかたまりなの。
 つらかったね。よく頑張ったねって声かけてみない?」
ヒカルは易しく説明しながら、RFTを進めた。

サツキは、ヒカルにリードされて、
自分の秘めていた声に語り掛けるように受容を続けた。

そこには『せっかく出会えた友達と、いつか別れなくてはならない』という、
小さい頃から持っていた悲しみが秘められていた。


サツキは涙をぽろぽろ流しながら、
ありのままに自分の悲しみを受容した。

やがて、悲しみから美しい水色の光が飛び出して、
サツキの表情も明るくなってきたところで、
その光をしっかりと深呼吸で体の隅々に行き渡らせると、RFTを終えた。


そして、のんびりと過ごすよう伝えて、ヒカルはサツキの家を出た。


その夜、シンジからメッセージが来た。
《やっぱ、RFTサイコー!!
 サツキも大成功!ありがとう!
 また受けたいって。姪も叔父もよろしく!》


メッセージを読んでヒカルのワクワクが高まる。
-- RFT楽しい!
  自分でやっても、他の人にやってもめちゃ楽しい〜♪
  このままセラピストになっちゃいたい〜!!


ヒカルは早速、シンジに返信した。
《お姉さんに、どーんと任せなさい!》



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、7/30に更新予定です。


  ✧   ✧   ✧

✻RFT基礎(自己の癒し)コース✻(お知らせ
日にち:2019年10月予定(2日間)
場 所:名古屋市内
講 師:丸山幸代
参加費:48,000円
募集のご案内までしばらくお待ちください。

  ✧   ✧   ✧

✻TMV系セミナーのご案内✻(残席1名満席になりました
※Touch my Voice(心の声に触れる)連続2日間セミナーはRFT受講者向けセミナーです。

日にち:2019年8月7日(水)、8日(木)
時 間:10時〜16時30分
(プラクティショナークラスに不参加の方は、2日目は午後2時頃まで)
場 所:名古屋市熱田区
参加費:TMV基礎18,000円+流輪波/天咲波クラス14,000円
    プラクティショナークラス6,000円
お申込み方法:RFT基礎コース受講日と講師をご記入のうえRFTジャパンまでお問い合わせください。
改めて詳細をお送りいたします。
 ⇒ 満席になりました。キャンセル待ちをご希望の方はこちらへ ⇒ お問合せフォーム


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:00| 【出来るシリーズ】

2019年06月30日

【出来るシリーズ】40.「ウツっぽい・うつ状態」


ウツ症・うつ状態になる方のお話をお聞きすると、大きく分けて二通りのケースが考えられます。
@元々内向的・呼吸が浅いなど活動的ではない方が、無理な我慢を続けることやショックなことが起こったケース。
A元々は活動的だが、とてもショックなことが起こったり、強い我慢を強いられることが重なったケース。

いずれも、我慢を強いられたり、ショックなことが起こったりした時というのは、
大きな感情を抑え込んで、体が重だるくなり、思考や行動が抑制されてしまうのですが、
特に@の方は、ウツになりやすいと推測され、アプローチも難しい状態と思います。


そこで、現在、RFTジャパンでは、RFT(アールエフティ)というタッピング心理セラピーのため、
Touch my Voice(心の声に触れる)というエネルギーワークを取り入れて、
より負担の少ない進め方をご提案しています。


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

ヒカルは、職場の同僚男性のシンジが、
会社を休みがちになったことが気になっていた。

入社以来、仕事の夢を語り合い、悩みを相談し合い、
ともに成長してきた親友だ。

しかし、このところ彼は思いつめた表情で悩んでいるようで、
話しかけても空返事で、いつしか会社を休むようになってしまった。


ヒカルは、休日に彼のアパートの部屋を尋ねることにした。

ドアを開けて顔を出したシンジは、
髪はぼさぼさ、無精ひげで、硬い表情に虚ろな目をして立っていた。

薄暗い部屋の中もどんよりしている。

これまでにも何度も訪れては飲み明かした仲だ。
ヒカルはさっさと部屋に入ると、窓を開けて空気を入れ替えた。

「何があった?話してよ」

ヒカルが言うと、シンジはぽつりぽつりと話し始めた。


「オレ、M先輩からいじめにあってさ…。

仕事増やされて…。

毎日ダメ出し続いて…。

仕事の変更内容も教えてもらえなくて…。

完成してから、それ違うと言われて、真夜中までやり直したり…。

証拠もないし、いじめじゃないと言われたらそれまでだけど…。

M先輩には世話になって来たからオレ…。

もう仕事もどうでも良くなって…。」


ヒカルは、一通り話を聞いた。
「そっか、つらかったね…。」

そして、ふと思った。
-- こんな時こそ、RFTじゃないの?
  私、RFT出来るかも??


「あのさ、タッピングセラピーしてみない?」
思い切って話しかける。

「RFTっていう、タッピング心理セラピーがあるんだけどね。
 こうやって…、東洋医学でいうツボを軽くタッピングしながら、
 気持ちを吐き出して受容して行くと、ちょっと気分が軽くなってくるの」
 

シンジは、怪訝な顔つきをしたものの、
黙ってヒカルに従うことにした。


言われた通り、鎖骨の下を軽くタッピングしながら、深呼吸を繰り返す。
ヒカル「“先輩からいじめに遭った”と思ったときは、腹が立つとか悔しい感じ?」
シンジ「そうだな、信頼してきただけに、裏切られたみたいで憎らしい…いや、憎悪かな。」

ヒカル「信頼してきた先輩に、裏切られたと思って憎悪を感じてた…。
    信頼してきたのに裏切られたと思ったら、憎悪を感じるのは当たり前だから、
    憎悪を感じていい。」
シンジ「………」

ゆっくり深呼吸を入れる。
ヒカル「どう?」
シンジ「…うん。そうだよな、憎悪を感じるのは当たり前だよな。
    そう思ったら、もう憎悪を感じなくなって、ちょっとだけどスッとした気がする…」


ヒカルは、このまま、Touch my Voiceも進められる気がした。
ヒカル「あのさ、負担が少なくて時間も短く済むやり方があるんだけど、やってみない?」
シンジ「うん。やってみたい。どうしたら良いのか分からなくて困ってたから…」
ヒカル「じゃあ、シンジの体のエネルギーに触れてみても良い?」
シンジ「??…別にいいけど?」

ヒカル「私、こういうの勉強してるの、今。
    考案した講師が超オタクで、あれこれやった末に、これが一番楽でお勧めだって言ってて、
    私も最初は大丈夫かな〜?と思ったけど、慣れると結構早くて効果も高くてね。

    じゃあ、ウツのエネルギーを探ってみるね」

そういうと、ヒカルは、Touch my Voiceの手法で、
シンジのエネルギーに触れてみた。

シンジ「わ、ナニ?触られてるの分かる!」
何か体に感じるものがある。

ヒカル「背中辺り?重いの分かる?」
シンジ「うん、なんか真っ黒の鉄板みたいな、でも中はドロドロみたいな…」
ヒカル「それが、ウツに関するエネルギーでね、重いし硬いから、
    体も重くて、仕事とかやる気がなくなってしまうの。
    これ、少しずつ流し出して行こうよ!」
シンジ「うん。可能性があるなら、何でもやってくれ。
    このままだと、オレ引きこもりそうで怖かった…。」


ヒカルは、Ryurin(流輪波;りゅうりんは)という手法を使うことにした。
直接ドロドロの鉄板みたいな感覚にアプローチするよりも、
負担少なく、時間も早く済むからだ。


シンジは、またヒカルがエネルギーに触れたものを
色や形で表現し、そのままRFTを受けた。

「これ以上は無理だ、怒り」
「どうにも方法がない、あきらめ」
「誰にも分ったもらえない、絶望感」
様々な思いや感情を「そう思って良い…」と受容し、
時には、その感情の役割・メリットも考える。


ヒカルの声がけのリードに従いながら、
シンジは、気持ちが軽くなっていくのを感じていた。

RFTが終わると、シンジは、自分の体から何かが抜けていくのを感じた。


ヒカルは、最後の締めをおこなうと、
シンジは、自分の中から「行動力」が湧いてくるのを感じていた。


シンジ「体が軽くなった気がするよ。
    お前、すごいな。こんなこと勉強してたのか?」
ヒカル「持つべきものは、良いダチ、でしょ??
    今夜にはもっと流れ出て、もうちょっと軽くなると思う。
    もう数回やった方が良いから、続きしにまた来るね!」


シンジはヒカルが帰るとき、硬い表情が緩んだように少しだけ微笑んだ。

夜になると、シンジからメッセージが届いた。
《体軽くなった。週明けは仕事行けそう。続き頼む》


-- セラピーで楽になっていくの、見てるとこちらまで嬉しくなる。
  セラピストになりたい人が多いのも分かる。
  シンジ、待ってろよ〜♪


ヒカルは嬉しくなって、すぐに返信した。
《RFTサイコー!続き任せな!》



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。

また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、7/15に更新予定です。


◎TMV系セミナーのご案内◎
※Touch my Voice(心の声に触れる)連続2日間セミナーはRFT受講者向けセミナーです。

日にち:2019年8月7日(水)、8日(木)
時 間:10時〜16時30分
(プラクティショナークラスに不参加の方は、2日目は午後2時頃まで)
場 所:名古屋市熱田区
参加費:TMV基礎18,000円+流輪波/天咲波クラス14,000円
    プラクティショナークラス6,000円
お申込み方法:RFT基礎コース受講日と講師をご記入のうえRFTジャパンまでお問い合わせください。
改めて詳細をお送りいたします。
 ⇒お問い合わせフォーム 

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif







posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:54| 【出来るシリーズ】

2019年06月15日

【出来るシリーズ】39.『存在を無視される、私は空気』


私たちの脳波は、2歳くらいまではデルタ波・6歳くらいまでがシータ波で、
6歳になるまでに習得された認識が、その子の性格の基礎となる、
潜在意識のプログラムが構築される、と言われます。
 〜『思考のパワー』ブルース・リプトン著 ダイヤモンド社〜


そういった認識の中で、自分自身を「私はこういう存在なんだ」と
限定した思い込みのことを「ビリーフ」と言います。


今回は、
そこに居るのに、他の人の視界に入っていないような、
自分だけ無視されているような感覚…
そんなビリーフのお話です。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

フサ乃は、家族の中で、自分はいつも無視される、と感じている。

でも、家族だけではなくて、これまでの学校でも、職場でも、
自分はいつも無視されやすい人だと思う。



◆ミニ解説◆
人は、“ビリーフ(自分を限定した思い込み・信念)”を通して、
他者や自分、状況などを見ているため、
その感覚は、相手や場所が変わっても、同じようにとらえます。




今日も職場で、上司が話しているそばにいるのに、
上司は、自分を無視しているように思えたのだ。


-- 目立たないからかな…
  嫌われてるからかな…

フサ乃はそんな自分の内側に意識を向けた。
自分に起こっていることを、改めて見つめてみることにした。


-- なんだか、皆、私のことを見てないっていうか、
  目に入らないっていうか…
  どうせ空気ぐらいにしか思ってないんだろうな…


ベッドに寝転んで、部屋の中を見渡す。
-- 空気は、どこにでもあるのに、誰にも見えないもんね。
  空気はこんなに役に立ってるのに、誰からも無視されて可哀そう…
  は〜… 虚しい…


-- ん? 虚しい?? これ感情じゃない??


そんな自分の思いに、飛び起きた。

-- そうだ、こんな時こそ、RFTしよう!!


フサ乃は、空気みたいな自分の感覚を
タッピングしながら思い出してみた。

-- 課長の視界に入ってなくて、
  居るのに気づかれてない感じで…
  心細くて、悲しい…

  この感じはいつからあったんだろう…?
  

その時、遠い記憶がよみがえってきた。

まだ2歳ぐらいだろうか、姉と一緒に親戚の家に預けられていた時、
おばちゃんが、姉には何を飲みたいか聞いたのに、
自分には何も聞かず、姉と一緒のジュースを出した。


そんな、他愛のない出来事だ。


-- ええ、そんなことあったんだ…??
  ぜんぜん忘れてた…

記憶はぼんやりとしているが、
今は亡きおばちゃんがいて、懐かしい光景だった。

フサ乃は、その小さな自分の声や感情を見つめていく。

『何も聞いてくれない…』
『私にだって飲みたいものがあるのに!』

小さなフサ乃の、切ない声。


フサ乃は、そこに悲しみや怒りを感じて、
「そうだよね。そんな思いを持ってたよね。そうやって思って良いんだよ」
「悲しいのも、怒るのも当たり前だよ」
ただただ、そのまま受容の声をかけていく。


そんな風に声をかけうちに、
小さなフサ乃は、いつの間にか笑顔になっていた。


-- あれは、おばちゃんの特製生絞りジュースで、本当は美味しかったのに、
  無視されたと思って、いじけてただけだった。


フサ乃も、ふッと笑う。
ゆっくりと深呼吸をすると、安心した心地が体いっぱいに広がった。


しばらくして、空気みたいに思われている、という感覚を振り返る。


-- えーと、課長との事だったよね。
  あの時、そばに居たのに無視されているみたいだった…
  
  んんん? あの感じが無くなってる!?
  課長は自分の仕事で精一杯で、余裕がなかったのかも。

  無視されているなんて、もう思えない!


フサ乃は再び、ベッドに仰向けになると、
さっきみたいに部屋の中を見回すと、ふふふと笑い声がこぼれた。


-- やったー!
  もう、あんな風に思えない!!
  変われる可能性があるだけで人生に希望がある!
  これから、もっともっと変われるだろう。
  RFT、ありがとう!!


フサ乃は枕を抱きしめて、嬉しくて、嬉しくて、笑いながら、ちょっぴり泣いていた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、6/30に更新予定です。




〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif





posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:55| 【出来るシリーズ】

2019年05月30日

【出来るシリーズ】38.『悪口を言われているに決まってる!』


誰かが自分の悪口(陰口)を言っていると思うことはありませんか?
そんな思いにとらわれると嫌な気持ちになりますね。

RFTでは、悪口(陰口)を言われない自分になることではなく、
そんな囚われの思いから自由になることを目指しています。

今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は、職場の別の課に書類を届けに行くことが、よくある。

その日は、何となく…書類を渡した相手の女性に違和感を感じた。
愛想がないというのか、つっけんどんというのか、
何か、いつもと態度が違うのだ。

その課の部屋を出るとき、
振り返ってみたが、
いつもはにこやかな他の人たちも
今日はなんだか空気が重い感じ…。


その瞬間、アイ子にとある思考が訪れた。
-- そういえば、彼女は彼氏が転勤になって別れたって聞いた。
  私は遠距離でもうまく行ってる。
  もしかして私のこと、妬んでる…??


同時に、彼女が他の人にアイ子の悪口を言っているイメージが思い浮かんだ。
とてもリアル感があって、それは事実だとしか思えない。

アイ子の心臓は早鐘を打つように、ばくばくしてきた。

-- どうしよう、怖い。
  私の悪口を社内で言いふらされたらどうしよう??
  会社にいられなくなる…!!


アイ子の脳裏には、会社のみんなも嘘の情報に惑わされて、
冷たい視線で見られるようなイメージも浮かぶ。


客観的に見れば、そんなこと起こるわけがないと思える話でも、
恐れが刺激されれば、
これを事実とする裏付け理由も見つかるし、
自身の中では断定的事実になる。
それは、気づかないだけで誰しもに起こっている。
脳は、実際に起こったことと空想したことを区別することは出来ないと言う。


-- もうダメだ。
  会社にいられなくなる…。

泣きたくなるような、重い気持ちをひきずって、自分の課に戻った。

誰かと話したり、仕事に集中すると少し気分が晴れるものの、
どこかに重さがぶらさがっている。
思い出さないようにしてもこの重さは切り離せない。


アイ子は定時になると急いで自宅に戻った。
こんな気分の時は、恋人や友達と話したくなる。

-- 誰に電話しようかな。みんな忙しいかな…。


アイ子の思考も重だるくて、巡らない。
しかし次の瞬間、アイ子の中にふと晴れ間が広がった。

-- あ!RFTがあるじゃない!!
  こんな時こそRFTしよう!!


アイ子は早速、タッピングを始めた。
「悪口言われるの怖い。会社にいられなくなるの辛い。
そんな思いが私の中にあった。そう思って良い…」
「私の悪口言ってるに決まってる!
その思いも、そう思って良い…」

ただ、自分に巡る思考を受入れるだけなのに、
涙がこぼれ落ちる。
「悲しみも感じるのは当然だ…」

自己受容によって悲しみが軽くなるたびに、
職場の人たちの冷たい視線のイメージが、
どんどん和らいでいく。

-- ホントふしぎ。
  冷たい視線は何だったんだろう?

そんなことを感じながら、
深い絶望感をとらえる。

-- こんな大きな絶望感があったんだ…。
  そりゃあ苦しいと思うハズだね。


深呼吸しながら絶望感も受け容れていく。
絶望感を持っていたのは「ダメで弱い自分をを見なくて済むから」
だから、ダメで弱い自分を見なくて済ませてくれる、その本当の姿は、
「ダメで弱い自分を見なくて良いという、大いなる許し・愛」だと思えた。

だから、「絶望感」という名前のついていたこの感情の本質は、
「大いなる許し・愛」
そう思うと一層涙が溢れてきた。

-- ああ。私の内には愛が満ちている…。


すると、愛想のないと思った別の課の女性の表情まで見え方が変わってきた。

-- あれ、もしかして忙しかっただけなのかな?
  それとも私とは関係のないところで、
  何かあったとか??

アイ子は重い感じは抜けて、スッキリしたのを感じた。
何度か深呼吸を繰り返してスッキリ感を自身に浸透させた。


-- 他の人が私のことをどう思っているのか、本当のことは分からない。
  でも、もしも悪口や陰口を言われていたとしても、
  相手の気持ちを変えることは出来なくても、
  それに影響されない自分にはなれる気がする。

  大丈夫、RFTがある。
  いつだって、内側の本質を知ることができる…!!


アイ子は、静かな幸福感を味わっていた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、6/15に更新予定です。




〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif



posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:39| 【出来るシリーズ】

2019年05月15日

【出来るシリーズ】37.『人混みが苦手』


人混みは苦手〜と思う方も少なくないと思います。
苦手な理由はもちろん人それぞれで、
一言で人混みと言っても、苦手な場所や時間帯、その雰囲気、感じ方もそれぞれ違うことでしょう。

今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

フサ乃は、子供の頃から人混みが苦手だった。

通勤の満員電車や人の溢れるホームはどうにかやり過ごせるのに、
地下街の人混みは特に苦手だ。

フサ乃は、買いたいものがあって地下街のお店に行きたかった。
しかし人混みに行くと思うだけで胸がギュッと締め付けられるようで行けない。

-- 地震や火事とか、非常時に逃げ遅れるかも知れないから…?
  大勢の人がいたら、自分が生き残れる気がしない。
  だからなのかな?

自分がなぜ人混みが苦手なのか自分でも分からない。

ずるずると引き延ばして、もう数週間が過ぎてしまったが、
お気に入りの品物を買うには、やはり地下街にある、そのお店が一番なのだ。

ある休日の朝、その日も出かけるか止めるか、フサ乃はずっと迷っていた。

-- そうだ、こんな時こそRFTしよう!!

フサ乃は、地下街にいる自分をイメージしてみた。
イメージするだけで、胸がギュッと痛くなる。

-- 地下街を通る人たちから蔑まれるようで怖い…
胸をおさえて、縮こまる。

-- この蔑まれる感じの身体の姿勢をとらえてみたら良いのかな?
フサ乃は立って、再びイメージを思い返す。

体は何かを避けるように縮こまったまま、前屈みになった。
その姿勢を少し維持する。

-- 誰かを避けようとしてる??
  誰に?
  どこで?

その時、フサ乃の脳裏に、親戚の叔母たちの顔が浮かんだ。
-- あッ!!


まだ5歳くらいの頃のフサ乃が、
どこかを必死に歩いているのを、
叔母たちが、
「フサ乃ちゃん、もうちょっと早く歩いてくれない?」
とせかしているのを思い出した。

まるで覚えていなかった記憶が、遠い過去から呼び出される。
それは、母が病気で入院したときに、母の妹たちが、
フサ乃を入院先の病院に連れて行ってくれたときのことだった。

叔母たちは、母に渡す荷物を抱えて地下通路を急ぎ足で歩いていた。
小さなフサ乃から見た大人たちの顔は怖い。
まるで歩くのが遅い自分を蔑んでいるような気がする…

「早く歩けないよ…無理だよぅ…」
絶望感とともに、そんな自分の思いが浮かぶ。

そんな小さな子供の頃の自分の感覚に、自分の思いが映し出される。

フサ乃はタッピングしながら、その光景の自分に声をかけ始めた。
「そうだね、そんな思いを持ってたね。
 そう思ったのに、必死に歩いて頑張ったね。」
「早く歩けなくて絶望感を感じるのも当然だよ」

そんな言葉をかけているうち、
絶望感がフサ乃を優しく守っている愛のように感じた。
なぜなら、この絶望感があることで、
自分を強く奮い立たせて、前に踏み出すことが出来たからだ。

-- 頑張れ、頑張れと背中を押すように、
  この絶望感がここにあった。

フサ乃の目から涙がこぼれた。

-- RFTって本当に不思議ですごい。
  こんなネガティブな感情なのに、優しさや愛を見出せるなんて。
  どんな感情を持つ自分でも、愛しい自分だと思えてくる…

やがて、5歳くらいのフサ乃が、元気を取り戻して、
叔母たちと一緒に楽しそうに歩き出したイメージになった頃、
フサ乃はRFTを終えた。

そして、再び、地下街を歩くイメージを思い浮かべても、
もうフサ乃の胸は痛まなかった。

-- よし、さっそく地下街のお店へ出かけよう!!

フサ乃は、明るい気持ちで、外出の準備に取り掛かった。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、5/30に更新予定です。



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 21:11| 【出来るシリーズ】

2019年04月30日

【出来るシリーズ】36.「どうしても手放せない」


築いたものを手放すことは、時に大きな勇気を必要とします。
安心な居場所、安定した生活。
地位や名誉、絆や縁。
失うと思ったときに湧いてくるのはどんな思いでしょう?


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

ヒカルは、任されていたプロジェクトを終えた。
取引先の評価も上々で、
上司からは「また仕事を任せる」と言ってもらえた。
ヒカル自身、頑張って乗り越えた分、達成感もあったし満足もしていた。

でも、心のどこかで、隙間風が吹くようなこの感じは何だろう。


そんな頃、時間の余裕もあって、
RFTのプラクティショナーコースを受講した。


ヒカルが受講したのは、セラピストになるためというより、
もし誰かに必要な折にセラピーが出来るようになれば、と思うのと、
自己ワークの参考になるかも、という気持ちからだった。


セミナーでは、RFTの構成や、セッションの練習などを通して、
心の内側に向き合っていく。
今までスルーしていた自分の声、気持ちを改めて受け止める。

-- 生まれてから今まで、声に出せない言葉をどれだけ心の中で発してきて、
  それをどれだけ自分で受け止めてこられたろう。
  自分がそんな声を持っていたことすら気づかなかったし
  向き合い方も知らなかった…

  こうやって自分を知る時間は奇跡かも知れない…


セッションの練習では、
講師の佐藤が行き詰ったところをフォローしてくれる。

ヒカルがセラピスト役をやった時
クライアント役の男性が、涙をこぼした。

-- 純粋な涙ってキレイ。

そして相手の中に受容が起こって、エネルギーが動いた瞬間の
言葉にならない感動がヒカルを包み込んだ。
ヒカルの心から何かが弾ける。

-- 嬉しい!!楽しい!!


この湧き上がるような喜びの余韻はヒカルを揺さぶった。
-- セラピストになりたい!!
  私でもなれるのかな?

ヒカルは、講師の佐藤がオンラインで行っているセッション練習会にも参加した。

佐藤に尋ねると、
「私も何年か前まで事務職しかやったことなくて、
 まさかセラピストや講師になるとは思いもしなかったんですよ〜。
 やりたい!というパッションがあるなら、誰でもセラピストになれますよ。
 でも自己ワークやセッション練習は十分に行ってくださいね。」


それを聞いて、どんどんセラピストをしたいという気持ちが募る。

ヒカルの会社は副業を認めているので、
休日だけセラピストをすることだって可能と言えば可能だ。


でも、今のようなプロジェクトリーダーを任されていたら
休日勤務もあるし、休めたとしても自分の休養だけでいっぱいになる。
セラピストを副業にするならリーダー職を辞さなくてはならない。

例え小さなプロジェクトでも、認められた誇りは大きな財産だ。
なんだかとてつもなく大切なものを失う恐怖を感じる。

-- せっかく、ここまで来たのに…
  社内の皆には、私の仕事が評価されず落とされたと思われるかも知れないし、
  こちらから辞退したと聞いたら自信がない人と思われるかも知れない。
  そんな簡単に辞められない…

職場の人たちの呆れたような蔑むような顔が浮かぶ。
気持ちは揺さぶられたまま、前にも後ろにも進めない。
湧き上がる恐怖の理由も分からない。

-- でも、もしセラピストが楽しくなっちゃって
  仕事を辞めたいと思っちゃったらどうしよう?
  それに私のセッションを受けたい人なんているのかな…
  誰も来てくれなくて、そしたら貧乏になって… 家賃も払えなくなって…


ヒカルの思考ストーリーは暴走する。
ストーリーの先に、野宿生活する自分のイメージまで見えてくる。
でも、それが思考のストーリーとは思えず、まるで真実のように生々しく感じる。

-- ああ、ダメダメ!怖い、怖い!
  そんなの怖くてダメダメ!
  セラピストなんてならない方が良いに決まってる!
  やっぱり辞めておこう。

体の力まで抜けてしまうような、
ぐるぐるストーリーにひとしきり巻き込まれたあとで、
ヒカルは、ふと冷静になった。

-- そうだ、RFTしよう!


ヒカルはエネルギーワークでセラピーの入り口を探す手法の
“流輪波(※)”をやってみることにした。

(※流輪波(りゅうりんは)は、体に溜まったネガティブな感情を流し出す手法です)



やり方はいたって簡単、
「この思いを解消するエネルギーの入り口」
を手のなかで受け止めて、RFTを進めるだけだ。
思うと同時に一瞬で探し出すことが出来る。


ヒカルは手のなかで、感情を感じ取る。
「私には力がない。生き残っていけるはずない」
絶望感や無価値感も受容していく。


RFTは、ネガティブな感情を消す・無くすという向き合い方ではなく、
すべて受け容れながら、そこから本質の素晴らしい力を見出して、
自分と融合していくという向き合い方だ。


ヒカルはRFTをすると、
愛する人に大切に扱ってもらえたような、
心が満たされた感じを得ることが出来る。


流輪波を終えると、体からスーッと何かが抜けていく
心地よさとともに、力強さを感じた。


そして、しばらく経ってから、ヒカルは改めて
リーダー職を辞することや
セラピストをすることについて思い浮かべてみた。

その時、うっすらながら、ずっと感じていた思いをつかむことが出来た。
-- 私、本当はリーダー職を望んでいなかった気がする。
  認められたことは嬉しかったけど、  
  いつもの補佐の仕事の方が、私には合ってると思ってた…

それは、純粋に向き合った、ヒカルの自然な気持ちだった。
-- それなのに、自分の名誉のためにしがみつこうとしてたのかも…


ヒカルから、先ほどのような生々しい恐怖は薄らいで、
誰に何かを言われるとか、認められた誇りとか、
そういったものは自分には関係のないどうでもよい事のように思われた。
職場の人たちの顔も、もう思い浮かばない。


-- リーダー職は断って、元の補佐に戻ろう。
  うん、やっぱりRFTのセラピストもやってみたいな。
  先のことなんて分からないから、
  それがセラピストであっても別のことでも
  楽しいと思えて、やりたいことをやってみれば良いだけ。
  
  今は、今のこの気持ちを大切にして踏み出してみよう。


ヒカルはアイ子にメッセージして、RFTの練習相手に誘った。
  

まずは小さな一歩から。
人類にとって小さな一歩でも、
ヒカルにとっては大きな大きな一歩なのだ。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、5/15に更新予定です。




〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif





posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:10| 【出来るシリーズ】

2019年04月15日

【出来るシリーズ】35.「離れるのが怖い」


大切な恋人と離れ離れになるとしたら…
どんな感情が湧いてくるでしょう?

今回はそんなテーマのお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


大学時代の先輩だったコースケと付き合うようになって、
アイ子の生活はずいぶん変化した。

仕事が終わるとメッセージしたり、おしゃべりしたり、
週末には映画や美術館に行ったり、近くに散歩に出かけたり、
お互いの家でまったりしたり。

好みや生活スタイルが合うためか、
二人で過ごす時間は充実して、それが当たり前のようになっていた。


そんなある夜、コースケから電話がかかってきた。
「海外の関連会社に出向していた職場の先輩が、
 家族の事情で帰ることになって、急遽、僕が行くことになった。
 いつ帰れるか分からない…。」

アイ子は言葉を失った。
「体に気を付けて頑張って」
どうにかそう伝えたが、

電話を切ったあと、アイ子は落ち着かなくなった。
何かが湧き上がってくる。

-- 恐怖?
  淋しさ?

アイ子は、タッピングを始めた。
-- 怖いって感じるのは当然だから、怖いって感じて良い
  淋しいって思うのも当然だから、淋しいって思って良い

深呼吸を繰り返す。
少し落ち着いた。

-- RFTがあって良かった!

しかし、落ち着いたものの、何かがせり上がってくるような
そわそわした感じが続く。

-- いつの間にか気持ちにも距離が出来て、
  海外で素敵な女性に出会ってしまったら…??
  私のことなんて忘れてしまうかも知れない…
  どうしよう…やっぱり怖い!!


ふと、RFT講師の佐藤が、

「車に見立てて説明するなら、運転(RFT)は出来るけど、どの道を走ったら良いのか分からない。
 自分の生きづらさへの対応の課題は、RFTをする「入り口探し」です。

 生きづらいと感じる方の多くは、自分自身のベースに原因があると考えられます。

 ですが、ベースに近いほど、私たちは複雑にこんがらがってしまって、
 向き合うのが難しくなってしまうのです。
 そんなとき、“Touch my Voice(心の声を聞く)” が、役に立つと思います。」

と言っていた言葉を思い出した。

-- そうだ、こんなときは流輪波だ!
  ※流輪波(りゅうりんは)は、Touch my Voiceを発展させたものです。

アイ子は、エネルギーを左手に出して、
感触をとらえたまま、タッピングを始めた。

手順さえ覚えてしまえば、あとは簡単だ。
「取り残される不安」
「誰にも愛されない悲しみ」
「一人で生きるしかない孤独」
そんな思いや感情が次から次へと湧いてくる。

一つ一つを丁寧に受け入れて、ワークを終えた。
アイ子は、スーッと何かが抜けていくように感じた。
-- 流輪波は、終わった後の感覚がスッキリして気持ちが良い!


コースケ先輩が海外へ行くことを再び思い描いてみる。
もう先ほどのような、そわそわするような不安は襲ってこない。

-- 大丈夫。私たちはきっと大丈夫だ。
根拠はないが安心感がある。

-- 困ったときは、いつでもRFTがある!
  どーんと受け止めていこう!!


アイ子は、海のようにどこまでも広い自分を感じていた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、4/30に更新予定です。




■□■ 直近のRFTセミナーのご案内 ■□■

◆【東京】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ 《残席わずか》
開催日 : 2019年 4月20日(土)〜21日(日)
開催時間: 10時〜16時30分
開催場所: 東京都港区(お申込みの際にご案内いたします)
講  師: 渡辺花香里(わたなべかがり)
参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
サイトでのご紹介: ネガティブな思い・感情に支配されていませんか? RFT基礎コースのご案内
お申込み方法: 【東京】RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎コースご案内◆ 《残席わずか》
開催日:2019年6月15日(土)〜16日(日) 
開催時間:10時〜16時30分(2日間とも)
開催場所:AzuSalon  名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F 
講  師:佐藤純子
参加費 :48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
参加条件:20歳以上の方はどなたでもご参加頂けます。
申込み方法:【名古屋】RFT基礎コースお申込みフォーム



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif



posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:33| 【出来るシリーズ】

2019年03月29日

【出来るシリーズ】34.「誰にも踏み込まれたくない」


私たちには、自分だけのスペースがあります。
誰にも踏み込まれることなく、守っていたい自分の領域です。
そこに無遠慮に入られたとき、どんな思いになるでしょう?


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


一文字フサ乃には、誰にも言わない趣味がある。
例え家族でも、そのことは誰も知らない。

それは、ペンのコレクションである。
フサ乃は字を書くのが好きなので、
元からペンにはこだわりがあった。

ペンの握り心地、ペン先の滑り、書いた文字の質感、
ペンを選ぶその日の気分に文字は変化を見せる。

ボールペンに始まったその趣味は、万年筆、インクに付けるガラスペンなど、
年月とともに広がって増えていった。
美しい紙に舞う様々な文字を眺めていると、うっとりと幸せな気持ちになる。


そうやって集めたペンやインクは、引出しに何段も入っている。
嫌なことがあった日や、疲れた時は、引出しを開けて美しいペンやインクの色合いを眺める。

その時間は、フサ乃にとって、心安らぐ大事な自分だけの世界なのだ。


ある日、フサ乃が仕事から帰って、自室に入ると、
何か妙な感じがした。

何かが違う。

ふと、部屋を見渡して、
あっ!と小さな声を上げた。

インクが、机の上に置いてある。

ペンに付けるインクは、気分によって使い分けるので何色も集めているが、
普段は光に当てない方が良い気がして、引き出しの中にしまっている。

フサ乃は混乱した。
-- しまい忘れた?
  ううん、朝、家を出るとき机の上には乗ってなかった!
  まさか!?

フサ乃が、階段を下りて居間に行くと、
ダイニングテーブルの上に、インクが置いてあった。


-- あーっ!!!???
声にならないまま、硬直する。


すると、背後から、姉の声が聞こえた。
「フサ乃、すごいたくさんのペンとインク持ってるね〜。
 インクにハマる女子って増えてるんだってね。
 そういうのインク沼って言うんでしょ?」

フフンと笑いながら、手に持っていたフサ乃のペンを
インクに付けようとした。

フサ乃はその瞬間、沸騰したヤカンのように
カーッと熱く燃え上がった。

「勝手に触らないで!!」
フサ乃は、ペンとインクを奪い返すと、
そのまま二階に駆け上がった。

「そんなに怒ることないじゃないっ!!」
後ろで声が聞こえる。


-- 勝手に部屋に入って!!
  勝手に引出を開けて!!
  勝手に使われた!!!


フサ乃は翌日になっても、
その翌日も、
またその翌日も、
怒りはおさまらなかった。

自分が静かに守ってきた大切な世界に、
断りもなく勝手に踏み込まれた屈辱は
誰だって許せるはずはない。

フサ乃は自分の内側にマグマのように燃える炎を感じた。


ふと、興味が湧く。
-- マグマのように燃える炎??

フサ乃は、マグマの声を聞いてみたくなった。
-- RFTしてみようかな。


軽くタッピングしながら、目を閉じて、
内側で燃え盛るマグマをイメージした。

「許せない。許さない!屈辱だ。
 勝手に踏み込んで、笑い者にした!
 悔しい!!」
マグマはそんな風に怒っている気がする。


-- そうだよ、こんなことがあったら、頭に来るのも当然だし、
  もっと怒ったって良い!!!

フサ乃が同調して、そう思った瞬間マグマが小さな炎になったような気がした。
フサ乃の気分も落ち着いてきた。

-- この炎(怒り)は何をもたらしてくれてきたんだろう?

そんな問いを思い浮かべると、
「私が私であるため」
そういう気がした。


小さな炎は、
「ここに存在している。私には誇りがある。」
そう言っているようだ。


-- ああ、これは私という存在の主張。
  私の生きている証。生きる誇り。
  だから、私はつらくても生きて来られた。
  この怒りは、自己信頼だった…


フサ乃は、静かに目を開けた。
-- 大事な世界に踏み込まれたけど、
  何も奪われたわけじゃなかった。

  私を損なうことは、誰にもできない…
  もしも、出来る人がいるとしたら、それは私だけ。
  でも私は、いつだって自分を取り戻していける。
  私にはRFTがある!


何か内側から力が湧いてくるのを感じた。
-- これからは、家族に向き合おう。
  もう自分の世界に逃げるのは卒業しよう。


フサ乃は、引出を開けて、ペンとインクを取り出すと、
真っ白な紙に、"レジスタント・フリーダム・セラピー"と何度も書いた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、4/15に更新予定です。


□□□ 直近のRFTセミナーのご案内 □□□

◆【東京】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ 《残席わずか》
開催日: 2019年 4月20日(土)〜21日(日)
開催時間: 10時〜16時30分
開催場所: 東京都港区(お申込みの際にご案内いたします)
講  師 : 渡辺花香里(わたなべかがり)
参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
サイトでのご紹介: ネガティブな思い・感情に支配されていませんか? RFT基礎コースのご案内
お申込み方法: 【東京】RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFT基礎コースご案内◆
開催日時:2019年6月15日(土)〜16日(日) 
   10時〜16時30分(2日間とも)
開催場所:AzuSalon  名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F 
講  師 :佐藤純子
参加費:48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
参加条件:20歳以上の方はどなたでもご参加頂けます。
申込み方法:【名古屋】RFT基礎コースお申込みフォーム


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースご案内◆《残席1名》
開催日時:2019年7月20日(土)〜21日(日)
     10:00〜16:30(2日間とも)
開催場所:AzuSalon  名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F 
講  師 :佐藤 純子
参加条件
・2日間の基礎コースに参加された方
・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
お申込み方法:【名古屋】RFTプラクティショナーコースお申込みフォーム





〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif






posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:23| 【出来るシリーズ】

2019年03月15日

【出来るシリーズ】33.「絶対に許さない」


誰かに言われた言葉が胸の奥に突き刺さる
沸々と湧き続ける消えない怒り
思いだすのもイヤなのに頭から離れない

そんな体験はありませんか?


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は、高校の同窓会に参加した。
何年ぶりに会うだろう仲間たち。

皆、幼さが抜けて、雰囲気も変わって、
それぞれが、新たな道を歩き始めていた。

アイ子のように、転職した友もいた。
または求職中の友もいた。
活躍している友もいた。
子育て中の友もいた。

その日は立食形式で、お皿を手に歩いたり話したり、
アイ子もこの機会に色んな友と語り合うようにした。

-- 今までだったら、隠れがちだったけど、
  こんな風にみんなと会話できるのも、RFTの効果かな。
   
そんなことを思いながら、お料理を取りに、プレートを回っていた。


その時、たまたまアイ子の隣に立ったのは、
余計なお世話ばかり言う、通称「ペランちゃん」だった。

ペランちゃんはお料理を取り分けながら、アイ子に話しかけてきた。
「アイ子ちゃん転職したんだってね。
 就職して3年も経ってない内に転職って早いね〜。
 そういえばアイ子ちゃん、テニス部もすぐ辞めちゃったよね。
 相変わらずの根性ナシだね。ははは」


-- え?

アイ子の体が一瞬、固まった。
何を言われたのか理解するのに時間がかかる。

次の瞬間、怒りで顔が上気するのが自分でも分かった。


-- なぜ、関係ない人にそんなこと言われないといけないの?
  私がどんなに悩んだか知らないくせに!
  過去の話まで持ち出して、何が言いたいの??
  ははは、って何?私を笑ってるわけ?

アイ子の頭の中に、たくさんの声が駆け巡るが言葉にならない。
でも今、何か声を出したら、感情が爆発するかもしれない。

ペランちゃんは、アイ子の顔を見て首をすくめると、その場を去った。


-- ペランめ!
  昔から、こういう奴だった!!
  大っ嫌いっ!!

アイ子は、ペランちゃんの後姿を見ながら、平静を保とうと必死だった。


その日は、どうにか怒りを押し殺して、切り抜けた。


しかし、数日経っても怒りは消えなかった。
思い出したくないのに、ペランちゃんの顔が頭から離れない。
 
-- ペランめ、絶対に許さない!!

仕事していても、
ふと思い出すと腹が立ってくる。

まるで、ハートに大きな棘でも刺さったかのように
気持ちは落ち込み、引きずり続けた。


そんなある夜、ふと心をよぎった。

-- あれ、ハートに何か刺さってる? 


それは、RFTの発展型の、
Touch my Voice(心の声を聞く)というエネルギーワークで、
講師の佐藤から聞いた言葉。

「潜在意識は、無意識の叡智。
 自分がどういう人間か覚えておくための目印に
 自分にエネルギー的な何かを残すことがあります。
 それによって、自分の行動などを制御しようとします。
 気分が落ちている時などは、
 何か刺さってないかな〜、と探してみるのも方法の一つです」


アイ子は、手で胸の前を触ってみた。
-- わ、刺さってるエネルギーがある!
  ステンレスの細い刀みたい!?
 
早速、経絡のツボに、軽くタッピングしながら、
この刺さっているような細い刀のようなエネルギーに受容の声掛けをした。

怒り、悲しみ、絶望…
「私は、根性ナシの人間だ。
 私を信じてくれる人に迷惑をかけて傷つけるかもしれない。
 だから、このことを忘れてはいけない。」
そんな言葉が浮かんだ。

-- あの一瞬で、こんなことが起こったの??
  誰かに迷惑をかけないように、自分の行動を制御するために、
  この刀を自分に刺したってこと??

  それなのに、この怒りが起こっていただなんて…。
  矛盾してるけど、でも、これが無意識の知恵なんだ…


アイ子は、自分の癒しをしながら、自分でも驚いていた。
やがて、RFTが進むとともに、その細い刀は融和して感じなくなった。

「人と調和して生きるための大切な印」
その刀が優しいメッセージそのものだったという気づきもあった。
体がスーッとして気分が軽い。

するとアイ子のペランちゃんへの怒りも修まっていた。
-- ペランが好きなわけじゃないけど、
  でも、もう許せないほどの怒りはないかな。
  

アイ子は、人の不思議さを改めて感じていた。
-- 自分のことなのに、理解できないことがたくさんある。
  でも、心の世界はいつだって、向き合えば優しさが溢れてるのが分かる。
  いつもいつも、RFTすると、自分は大丈夫だって思う。
  自己愛って、こういうことなのかも知れないな。
 

アイ子は、自分への温かな愛しさの余韻にしばらく浸っていた。
   



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、3/30に更新予定です。


◆【東京】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席わずか≫
開催日: 2019年 4月20日(土)〜21日(日)
開催時間: 10時〜16時30分
開催場所: 東京都港区(お申込みの際にご案内いたします)
講  師 : 渡辺花香里(わたなべかがり)
参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
サイトでのご紹介: ネガティブな思い・感情に支配されていませんか? RFT基礎コースのご案内
お申込み方法: 【東京】RFT基礎コース お申込みフォーム



◆【名古屋】RFT基礎コースご案内◆
開催日時:2019年6月15日(土)〜16日(日) 
   10時〜16時30分(2日間とも)
開催場所:AzuSalon  名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F 
講  師 :佐藤純子
参加費:48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
参加条件:20歳以上の方はどなたでもご参加頂けます。
申込みフォーム:【名古屋】RFT基礎コース


◆【名古屋】RFTプラクティショナーコースご案内◆
開催日時:2019年7月20日(土)〜21日(日)
     10:00〜16:30(2日間とも)
開催場所:AzuSalon  名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F 
講  師 :佐藤 純子
参加条件
・2日間の基礎コースに参加された方
・2017年4月までにプラクティショナーコースのみ参加された方
参加費:56,000円(再受講32,000円)/税込み・テキスト代込み
お申込みフォーム:【名古屋】RFTプラクティショナーコース


◆【名古屋】TMV系セミナーのご案内◆《残席わずか》
開催日時:2019年5月25日(土)〜26日(日)
     10:00〜16:30(2日間とも)
開催場所:AzuSalon 名古屋市名古屋市千種区内山3-1-8 コヤスオフィスビル3F
内  容 :●"Touch my Voice(心の声に触れる)" 基礎クラス
     ●流輪波&天咲波クラス・●プラクティショナー認定クラス
講  師 :佐藤 純子
参加条件:RFT基礎コースを受講された方
お申込みフォーム:【名古屋】TMV系二日間連続セミナー

※TMVプラクティショナー認定クラスをご希望の方は、
RFTプラクティショナーコースを受講されていることが条件となります。
今回のみ、7月プラクティショナーコースご参加の方は、
7月に証書をお渡しする形で、TMV系セミナーのプラクティショナークラスまでご参加頂けます。




〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif





posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:31| 【出来るシリーズ】

2019年02月28日

【出来るシリーズ】32.「優しくできない」


余裕がなくて、優しくできない
いつもの笑顔がぎこちない
でも自分ではどうにもできない

そんなときがありませんか?


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


ヒカルは、職場で小さなプロジェクトを任されていた。
これまでのような誰かを補佐する立場から
仕事を取り仕切り、指示を出す立場になった。


なるべく明るく元気に振舞いたい。
皆に優しく接したい。


でも、仕事の期日が迫っているのに
思うように進まない。

不安に押しつぶされそうになる。
どんどん余裕がなくなってくる。

残業も続く。
休憩時間も取れない。

表情もどこか硬くなって
プロジェクトの仲間と話すときも自分の声が冷たく聞こえる。
誰にも優しく接することが出来なくなっていた。


とうとう、ある日つい口をついて言葉が飛び出してしまった。
「ちゃんとやって!」


相手はヒカルの後輩の女性。
彼女なりに頑張っていることはわかっていても
ヒカルには、物足りなかった。


後輩は、驚いた顔で、ヒカルを見ている。


-- どうしよう!言ってしまった!
  もうダメだ…


ヒカルの心に後悔が押し寄せる。
自責の念にかられる。

「ごめんなさい!頭冷やしてくる!」
そう言って部屋を出ると、ヒカルはロッカールームに引きこもった。


-- もう最悪!
  こんな時こそ、RFTだ!!



タッピングポイントを、軽いタッチでトントンと叩く。
まるで赤ちゃんの背中を叩くお母さんの優しい手のように。


「私はリーダーになんて向いてない。悔しい。」
--そう思っていい。

「あんな言い方してしまった。ごめんね。自分が情けない。」
--そう思っていい。

「毎日がいっぱいいっぱいで、もう余裕がない。」
--そう思っていい。

「誰にも優しくなんて出来ない!もう何もかもイヤ!」
--そう思っていい。


一つ一つの思いや感情を受け止めていく。
涙がこぼれて止まらなくなる。

小さく声を震わせて、ヒカルはその場で泣いた。
ひとしきり涙がこぼれると、
すっきりして、気分が楽になってきた。

まるで、自分の中の優しいお母さんに
包まれたような安心がある。


-- RFTは、
  悪いものを無くすことじゃなくて、
  自分の中にある大切なものを見出すセラピー。

  今、私が得た自分の優しさは、
  私が一番欲しかったものだった

  私が私に一番、あげたかったものだった…

  どんな時も私の中には優しさが溢れている
  そのことに気づいただけで、私はもう大丈夫!



ロッカールームを出ると、
ヒカルは、職場に戻った。


すっきりしたあとは、笑顔が自然に出てくる。


先ほどの後輩に頭を下げた。
「大丈夫です。全然気にしてません。
 ヒカルさん一人で抱え込まないで、みんなで頑張りましょう!」

温かい声がかえってきた。


「有難う!」
心が満たされる。


-- ああ、私は外も中も優しさでいっぱいだ…


「さあ、張り切って仕上げるぞ〜!!」

ヒカルは部屋中に聞こえそうな大きな声でそう言うと
腕を回して、仕事の続きに取り掛かった。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、3/15に更新予定です。




■□■ 自分で自分を癒せるようになるRFT基礎コース ■□■

【日時】   2019年4月20日(土)・21日(日)2日間
       10:00 〜 16:30
【場所】   東京都港区新橋(お申込の方に詳細をご案内いたします。)
【受講料】  48,000円 / 再受講 30,000円
【講師】   RFT基礎コースインストラクター 渡辺 花香里(かがり)
【定員】   6名様
【お申込】  こちらのフォームからお願いいたします。↓
     https://www.form-answer.com/applications/XMX8M





〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif





posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 22:07| 【出来るシリーズ】

2019年02月15日

【出来るシリーズ】31.「人の目が気になる」


外に出るとき
職場にいるとき
自宅にいるときも

誰かの視線を気にしている。
そんな感じはありませんか?


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


一文字フサ乃は、最近、おしゃれに興味をもつようになってきた。

以前は身を隠すような、目立たない色使いのものばかり選んでいたが、
この頃は、明るい色の服を着たり、小物を持つこともできるようになってきた。
そんな色選びも楽しい。


しかし誰も気づかないような小さな変化も
本人には勇気をともなう大きな一歩だったりする。


ある日、フサ乃は、外出のための服を選んでいたとき、
買ったばかりのピンクのセーターを手に取った。

これまでフサ乃が着たことのない色合いだ。
でも、優しい色合いに惹かれて、思わず買ってしまった。


フサ乃にとって問題は、
一番目に、玄関のドアに行き着くまでに得るであろう家族の評価
二番目に、ご近所のおばさんたちの視線
三番目が、外出先ですれ違う見知らぬ人たちの視線

それを想像するだけで、体がキュッと委縮してしまう。


-- なんて言われるだろう。
  お母さんは、「似合わない」って言うに決まってる。
  近所のおばさんたちも冷たい眼差しを向けるにきまってる。
  

コートを羽織って、セーターを見られないように隠す、
というアイディアも浮かんだが、

-- 私は誰かのために生きているんじゃない
  堂々としていたい


そう思う。


……そう思うのだが、体の委縮は自然に起こる。
なんだか言いしれない怖さを感じる。


-- そうだ、RFTしよう!!

ピンクのセーターを机の上に置くと、
フサ乃は、キュッと委縮する感覚にとどまってみた。

体は自然に身をひねるように、何かから逃れようとする。

-- 誰から?何から?逃げようとしてるんだろう??


すると、思い出が浮かび上がってくる。
あれは小学校1年生のときだった。


学校への登校途中の道すがら、
気の強い男子生徒に、いじめられて腰を蹴られそうになった。

逃げる場所がない。
助けてくれる人もいない。

怖い。
怖い。
恐怖と絶望が呼び覚まされる。



◆ミニ解説◆
こんなときも、RFTは、追体験のように、
記憶を思い出すことなく、
過去のつらい感情を緩めることができるのです。





フサ乃は、
過去の記憶から、感情だけをターゲットに、
恐怖と絶望を、深呼吸しながら、タッピングと受容の言葉がけで、
溶けるかのような広がりを感じて、緩めることが出来た。
その中から自分の本質的な強さを見出すと、
ふんわりと安心感に包まれる。


そうなると、
先ほどのような、フサ乃の問題を想像しても、
もうフサ乃の体を委縮させるものではなくなっている。


フサ乃は、ピンクのセーターを身に着けて、
玄関に行くために、
家族のいる居間を通った。


母親が、フサ乃の姿を見て
「また派手なセーター着て」
と言った。

これまでのフサ乃だったら、ビクビクしていたが、
もうフサ乃に、そんな反応は起こらない。
母親の言葉にも動じることなく、玄関に向かう。

「今日は、外で食べるから、夕食はいらない」
そう言い残す。

そのまま家を出ると、すぐにお隣のおばさんに会った。
「こんにちは。」
と笑顔を向けることが出来た。


-- やった!
  やった!

小さなガッツポーズを繰り返す。
大きな壁を乗り越えたような、晴れ晴れとした心境だ。

-- 私の大きな一歩に、今日はお祝いだ〜♪
  どこかで美味しいもの食べてこよう!!



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、2/28に更新予定です。




〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif







posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:04| 【出来るシリーズ】

2019年01月30日

【出来るシリーズ】30.「生きている意味ってあるの?」


生きる目的は何でしょう?
生き続けるとどうなるのでしょう?

「その先には、どうせ死が待っているだけじゃないの?」

そんな風に考えたことはありませんか?
今回はそんなお話しです。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)でできることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

一文字フサ乃は、時々、どうしても抜けられない思いに縛られてしまう。


-- 私が生きる意味ってなんだろう?

こんな問いは古代ギリシャの時代から討論されていたと聞く。

-- 私が生きていることで、誰かの役に立つってこと、ある?
  ううん、そもそも私が生きていることが
  私自身にとって良いことなんだろうか?


フサ乃は、特にこれといった才能があるわけではないし、
頭脳明晰・見目麗しいわけでもないし、
仕事は派遣で、事務職で、
到底、世の中の役に立って生きているとは思えない。

そんな思いにとらわれるときはいつも、
体は重だるく、気分は落ち込み気味だ。


-- こんな思いにも、RFTは効果があるだろうか?

ふと、フサ乃は、RFTをやってみる気になった。


RFTは、経絡を軽くタッピングしながら、
自己受容とともに、癒しを進めていくセラピーテクニックである。


フサ乃は、自室のイスに座り、
目を閉じてタッピングを始めた。


「生きてる意味ってあるの?
 そんな思いがあるのは当然だよ。
 だから、そう思っていい…」

そう自分の思いに声をかけたとたん、
どっと涙があふれ出た。

なんともやるせない絶望のような虚無のような
何かが、内側の奥からせりあがってくる。

-- わっ!大きいのが出てきた!

一瞬、怖さを感じたものの、すぐにRFT基礎コース講師の葵井 美香子の声が蘇る。


「思いも感情もすべてエネルギーに過ぎないんです。
 そのエネルギーが大きく感じるのは、
 それだけ、自分の中で受け入れないと頑張って抑え込んできた、
 自分にとって、大きな役割をもったものだからなんです。

 それが出てきたときは、その役割を知るチャンス、ってことですよ♪」


-- ああ、そうだ、大丈夫だ。何が出てきたって大丈夫なんだ…。

フサ乃は、葵井の言葉の安心感に包まれながら、
せりあがってくるエネルギーに向き合うことにした。

そんな風に向き合ってみると、
大きいと感じたあの感覚は、
実は、小さな悲しみの塊のように思えた。


「誰にも気づいてもらえない…」
悲しみはそんな吐息をもらすように、
フサ乃の中で丸まっている。

「誰にも気づいてもらえない…、そう思ったら、
悲しいと感じるのは当然のこと。
だから、悲しいって感じてもいい…」


そのとき、である。

内側で丸まっていた、悲しみから

「生きたい!生きて輝きたい!
 誰の役に立たなくてもいい!
 誰に認められなくてもいい!

 誰の許可もいらない。
 私は私のこの輝きを、自分自身に知ってもらいたい!」

そんな言葉が響いてきた。


フサ乃は驚きと同時に、目と鼻から体内の水があふれだすように感じた。
スルスルと何かが紐解かれていく。

-- 私、私、誰かの役に立たないと、生きている意味がないと思ってた!?
  私、私、才能や能力があって、外見が良くないと生きている価値がないと思ってた!?

  自分の人生を誰かのために、何かのために使わなきゃいけないと思ってたんだ…
  私はこんなにも、私だけの輝きを知ってたのに…
  
  私は、私のために輝いて、命の炎をもやせばいいだけなんだ!!


鼻をかんで、涙をふいて、
フサ乃はイスから立ち上がった。

-- ただ、ここに存在しているだけで、私は輝いている。
  ほかの誰が認めてくれなくても、
  私が知っている。
  それだけで、私は強い。
  それだけで私は、幸せなんだ!!


今、フサ乃の内からせりあがってくるのは、
存在そのものの生きる喜びという大いなるエネルギーだった。





続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、2/15に更新予定です。


◆直近のRFTセミナーのご案内◆

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内 ≪募集開始!≫
 ◎開催日: 2019年 3月9日(土)〜10日(日)
 ◎開催時間: 10時〜16時30分
 ◎開催場所: 東京都港区(お申込みの際にご案内いたします)
 ◎講  師 : 渡辺花香里(わたなべかがり)
 ◎参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ◎参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ◎サイトでのご紹介: 行き場のない悲しみ・怒り・寂しさ・・・ 3月 RFT基礎コースのご案内
 お申込み方法: 【東京】3月RFT基礎コース お申込みフォーム






〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会の案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン


            uzukiso.gif








posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 12:31| 【出来るシリーズ】

2019年01月15日

【出来るシリーズ】29.「恥をさらしたくない」


私たちは、自分のことを守ろうとするあまり
かえって自分を追い詰める結果になることがあります。

そんな体験は自分だけではないはずです。
「その感じ、分かる」と共感される方も少なくないのではないでしょうか。


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪

〈15日・30日更新予定〉

【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子の職場は、毎日の朝礼で、その週の仕事の内容や目標を
課内でシェアするシステムをとっている。

それはアイ子の苦手な時間でもあった。
それは、失敗などもシェアして、次に活かそうという社風があるからだ。

-- 間違えるなんて恥さらしだ。
  私のことが言われたらどうしよう…

そもそも、アイ子には
自分の仕事に自信がなかった。

-- たいした能力もないし、
  きっと誰でもできること…

それでも、周囲に認められたいと思うのは当然だ。
アイ子なりに精一杯仕事は頑張っていたつもりだ。

しかしある日、
アイ子の作成した書類に不備があり、
それを顧客との打ち合わせに持っていこうとした上司が
途中で気づいて事なきを得た。

上司と一緒に顧客先に行こうとしていた先輩も、
出発が遅れて、
修正を待つ間、焦りで不機嫌な様子だ。


アイ子は情けないやら恥ずかしいやら
その場から逃げ出したい心境だった。


翌朝の朝礼で、先輩が、皆の前で
「小さなミスが、皆の足を引っ張り、やがて社の信頼を失うことに繋がるので、
 お互いに気を付けていきたい」
と発言した。

先輩の言葉は淡々としていたいが、
アイ子にとっては皆の前で「さらし者」にされた気がしていた。

恥ずかしさでいたたまれず、
赤面し胸がギュッと締め付けられるようだった。

-- 私の失敗がみんなにバレた…
  無能だと思われてる…
  

それ以来、アイ子は仕事が怖くなってしまった。
作成した書類も、上司に渡すまでこれまでより倍以上時間がかかる。
見直しても見直しても、どこか間違っている気がする。

-- もうこれ以上、皆の前で恥をさらしたくない。
  怖い。

上司も誰も、そんなアイ子の思いは知らない。

仕事は次から次へと回ってくる。
「相上さん、時間かかりすぎ」
先輩にたしなめられる。
時間は待ってはくれない。

焦りと緊張で混乱し、体が硬直する。
-- もう、ダメ!!


アイ子は立ち上がると、
「少し頭を冷やしてきます!」
と席を立った。


-- そうだ、RFTしよう!!


人気の少ない休憩室に向かい、窓際に座る。
こんなとき、何にどうRFTすれば良いのだろう?

そこで、アイ子は最近学んだ"Touch my Voice"(心の声に触れる)という
エネルギーワークを使うことにした。

-- "この混乱を鎮めるのに、今の私に一番相応しいエネルギー"

そんなザックリとした言葉だが、
手のひらにエネルギーを感じると、
アイ子は、目立たないようにタッピングしてRFTを始めた。

「無力で悲しい」
そんな声が自分の中に見出される。

-- 私、悲しかったんだ…
  怖いんじゃなくて、悲しかったんだ…
  そうだよね、無力な自分を感じたら、悲しいって感じるのは当然だよね…

そんな自分に気付いて、胸が熱くなる。

たったそれだけのことで、
アイ子の体は、スーッと何かが抜けたように軽くなった。

ゆっくり深呼吸すると、
アイ子は再び、仕事の席に戻った。

さっきまでの硬直や焦りは和らいでいた。

-- できる。大丈夫。
  失敗は誰にだってある。
  前を向いていこう!


アイ子は作成した書類を上司に渡すと、笑顔で言い放った。

「私の座右の銘は、『恥をさらして成長する』にします。
 不屈の精神で頑張ります!」

それを聞いた上司は、
「相上さん、昭和のおじさんみたいだね。
 親近感を感じるなぁ」
と笑った。

それを聞いた、課のみんなも笑った。


アイ子も笑いながら腕まくりすると、
次の仕事へと、意識を集中し始めたのだった。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、1/30に更新予定です。



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜
❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTのセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』
〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:09| 【出来るシリーズ】

2018年12月30日

【出来るシリーズ】28.「勇気が出ない」


「勇気が出ない」

自分には夢があって、挑戦したいことがあるのに
一歩前に踏み出せない。

そんなとき、目の前に広がる景色は晴れやかな青空でしょうか?
それとも、どんよりとした曇り空?

もしかしたら遠くに青空が見えているのに、
目の前は霧に包まれて見えることがあるかも知れませんね。

今回は、そんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

アイ子には夢があった。
それは、海外旅行。
旅先はヨーロッパ。

子供の頃から、欧州旅行は憧れだったが、
大学時代は、就職とバイトに時間を費やし、
旅行どころではなかった。

どうにか就職したと思ったのもつかの間、
今度は上司と合わず転職活動で忙しかった。

旅行…しかも、海外旅行なんて考える余裕すらなかった。

でも、心の奥ではずっとずっとくすぶっていた憧れの都。
イギリス・フランス・ドイツ・イタリア…
テレビの旅行番組や旅雑誌を目にするたび心を躍らせてきた。


やっと新しい職場に慣れてきた今、
有給休暇も取れそうだし、ボーナスが入って少しばかり貯金も出来た。

-- これ以上、先延ばししたくはない!


でも、初めての海外旅行。
-- 1人で旅をするなんて大丈夫だろうか?
  誰か一緒に行ってくれる人はいないかな。


恋人のコースケも、親友のヒカルも
仕事に忙しい毎日だし、
別の仲の良い友人たちも同様に忙しそうだ。

-- あー、勇気が出ない…
  言葉も通じないし何かあったらどうしよう。
  怖いよぅ…
 
ベッドの上に仰向けに寝転がって、
アイ子は一緒に行ってくれそうな人を思い浮かべてみた。

そのとき、ハッと閃きが走った。
-- そうだ、RFT(アール・エフ・ティ)しよう!!

  この前、学んだばかりの“天咲波(てんしょうは)ワーク”
  あれは自分の中に眠っている意欲(能力・パッション)を花開かせて
  人生を楽しめるようになるワークだった!!


アイ子は起き上がると、テキストを引っ張り出して手順をおさらいしながら、
早速「一人旅を楽しむ意欲」をテーマにワークすることにした。

意欲のエネルギーの名前を探る。 
-- んー。出来るかな??

講師の佐藤純子は誰でも出来ると言っていたし、
実際、セミナーの時はみんな出来ていた。

アイ子の中に、ふっと名前が浮かぶ。
-- 青空の帆船!

この名前を感じただけで目頭が熱くなった。
とても愛しい、アイ子の感覚にピッタリの名前だ。


そして、それをRFTをするためのワードを探る。
-- 力を取り戻せ!

じーん。
そんな感覚を受け止めながら、さっそくRFTを始めた。

悲しみや虚しさ、
怒りや劣等感…
その中に隠されていた、深い愛やいたわり。
守られているという安心感。

そんな感情を感動で受け容れながら、
自分への愛しさを積み上げていく。

-- ああ、私の中は、
  かけがえのない宝物のような喜びで溢れている…

そして、RFTが終わると、
いよいよ、“天咲波ワークの醍醐味”がやってきた。

内なる輝きを見出す瞬間だ。


アイ子は、
自分の内側から、まるでたくさんの白いハトが飛び出すような
光が弾けるイメージが思い浮かんだ。

ハトたちは
「自由に羽ばたこう!その力があるよ!」
と語り掛けてくれるようだ。

アイ子は、なぜだか意味もなく涙をこぼした。

そして、さらに自分の内に
真珠のような柔らかな光を感じた。

-- なぜだろう、純粋な強さを感じる…
  ずっと前からこの強さはここにあったのに
  長いこと忘れていた気がする

アイ子は、ワークを終えて立ち上がった。
胸に温かい力を感じた。

---

そして、数日後、旅行代理店を回って資料を集めたアイ子は、
とうとう自分の希望通りの旅行プランを組み立てた。

これまで旅行プランを考えようとすると、
不安な情報が目についていたのに
今は楽しそうな情報がたくさん飛び込んでくる。

会社にもさっさと有給休暇の申請を提出した。

-- 理由もなく力が湧いてくる!
  勇気が出なかった自分が嘘みたい

アイ子は胸を弾ませながら
出発の日に向けて、いそいそと準備を始めたのだった。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、1/15に更新予定です。



◆【オンライン】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席1名≫
 ✦開催日: 2019年 1月17日、24日、31日、2月7日  すべて木曜日
 ✦開催時間: 10時〜12時15分
 ✦開催場所: オンライン
 ✦講  師 : 葵井美香子
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介: RFTお知らせあれこれ
 お申込み方法: 【オンライン】RFT基礎コース お申込みフォーム



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

❦RFTのセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』

❦RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜


 Resistant Freedom Therapy(R)(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、

 レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:40| 【出来るシリーズ】

2018年12月15日

【出来るシリーズ】27.「疲れやすい体質」

「体質」とあきらめていたことが、改善されるケースはよく見られます。

一言で片づけられていた誰かの事実は、
あなたにとって本当のことなのでしょうか?


もしかしたら、そんなあなたに、
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)がお役に立てるかも知れません。


今回は、そんなお話です。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は、物心ついたころから、自分の体力のなさを感じていた。
子供同士で遊んでいても、自分だけすぐに疲れてしまう。

走ることも飛ぶことも、
運動自体が得意ではなかった。


アイ子の母親もそうだ。
インドア派で、
買い物や旅行などで遠出すると、
翌日は寝込んでいることも少なくない。
そのためか、どちらかと言えば、引きこもりがちに近い。


だから、アイ子は自分のことも "母の遺伝" ととらえてきた。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)をするようになって、
自分の呼吸が浅いことにも気づくようになった。


初めてRFTセミナーに参加したとき、
セラピーの合間の深呼吸のタイミングでは、
「ふーっ」と長い呼吸をする人もいたが、

アイ子の呼吸は短くて、
深く息を続けることが出来なかった。



さて、アイ子が、ヒカルと一緒に
RFTの発展版のエネルギーワークを受けたとき、

『流輪波(りゅうりんは)』クラスで、
講師の佐藤純子から、

「疲れが溜まる、
ストレスが溜まる、
怒りが溜まる、
などと言いますが、いったいどこに溜まってるんでしょう?」

という問いが向けられた。


誰も答えない。


佐藤は続ける。
「溜まる場所は、体ですよね。
体に蓄積されているから、
疲れやストレスが溜まると体が重〜く感じますよね。
そして怒りが溜まると体の中で膨らんでるみたいになって爆発させたくなりませんか?」


-- あー…、なるなる…

他の参加者もうなずいている。


「そうやって体の中に溜まった様々な感情や溜まっているストレスなどに、
 アプローチできるのが、この手法なんです」


-- 疲れやすいのにも効果あるかな?
  でも、生まれつきの体質だと無理だよね。

アイ子はそんな風に思いながら聞いていた。


佐藤から、手順の説明を聞いたあと、
ワークタイムが始まった。


このエネルギーワークの便利なところは、
テーマをいちいち考えなくても、
自分に最適なワークが分かることだ。


アイ子も手順に従って、RFTを進めた。

胸の中央の奥に、吹き出し口らしきものを感じる。
本来(理想)のサイズは大きいのに、
今はまるで潰れているような気がする。

-- これでいいのかなあ?

そんな不安も感じつつ、そのまま手順通りに、RFTのセラピーを始めた。



そして、手順の最後まで進めたとき、
体が軽くなったのを感じた。

思わず深呼吸する。

ふーっ

-- あれ??
  呼吸が深いところまで入ってくる!
  吐く息が長く出てく!

アイ子は驚いた。


たった一つのワークが、
アイ子に希望をもたらした。


-- 身体が軽い!
   息切れするような、あの重さがない!
  このままいけば、もっと動けるようになるんじゃない?!


体が軽くなって、アイ子の心が躍り始める。

-- 可能性を見出せることは、なんて嬉しいことなんだろう!!



「宜しければ、シェアして頂けませんか?」
講師の佐藤の呼びかけに、
アイ子は勢いよく手を挙げた。


自分でも分かる。
瞳が明るく輝いている。


アイ子は、他の参加者に笑顔を向けながら、
この弾むような心境を、軽快に話し始めた。





続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、12/30に更新予定です。



◆【オンライン】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内◆ ≪残席1名≫
 ✦開催日: 2019年 1月17日、24日、31日、2月7日  すべて木曜日
 ✦開催時間: 10時〜12時15分
 ✦開催場所: オンライン
 ✦講  師 : 葵井美香子
 ✦参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ✦参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ✦サイトでのご紹介: RFTお知らせあれこれ
 お申込み方法: 【オンライン】RFT基礎コース お申込みフォーム



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

❦RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


❦RFTのセッションをご希望の方はこちらから ⇒ 『セラピスト紹介サイト』


❦RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜



 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン








posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 15:20| 【出来るシリーズ】

2018年11月30日

【出来るシリーズ】26.「喉につかえた言葉」

思ったことをそのまま言葉にして伝える機会なんて
それほど多くないのかも知れません。

黙っていた方が良い状況は日常的にあるでしょう。

言いたいたいことを言いましょう、というわけではなく
我慢して飲み込んだ言葉の破片が、
どうなってしまうのか、知ってもらいたいのです。


今回は、そんなお話です。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


セミナー2日目の午後、ヒカルはランチからセミナー会場に戻ってきた。
ランチタイムにはアイ子と感想などで体験談に話を咲かせた。


続いて午後は、生命エネルギーを輝かせる流輪波(りゅうりんは)ワークの時間だ。

この “ 流輪波 ” という不思議な名前は、私たちの体に何百もあると言われる、
“ チャクラ(体の渦)の流れ ” に由来しているという。


講師の佐藤純子によれば、
私たちの体の内はいくつもの層で分かれていて、
その層の一つ一つに吹き出し口(チャクラ)がついていて
本来は、ここからネガティブな感情(エネルギー)などを流し出すはずが、
詰まっているため、体内で膨張して反応となって現われ、
生ききづらいのだそうだ。


-- 疲労感も身体に溜まったままか…
  体が重いのはそういうことだから、なのかな。



ヒカルは、他の参加者たちと同様に
手順通りに、ワークを進めた。


自分でテーマを見つけなくても、
詳細を語らなくても、
自分に最も相応しい部位が見つかる。

ヒカルは喉にそれを感じた。


そして言われたとおり、エネルギーの法則とやらに従って、
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)を行うと…

まるで体からエネルギーが流れ出して、
心地よい風が体を吹き抜けるような感覚を得た。


-- あ、喉が軽くなった!
  

職場で新しいプロジェクトが始まって、
リーダーを任されてから、
気付けば喉に、違和感があった。


上司と話すときも、
グループのみんなと話すときも、
ヒカルは、色んな言葉を飲み込んできた。


言えないストレスは、喉に表れるという。


自分の考えを押し通すばかりでもいけないし、
みんなの考えだけを優先させるわけにもいかない。
でも、調和をとって進めていきたい。

「本当は自信がありません」
「成功できなかったらごめんなさい」
「心の負担を誰か背負って」
「私の思う通りにさせて」
「本当は怖くて逃げ出したい」

怒り、絶望、悲しみ、悔しさ…


そんな思いを持ちたいわけじゃない。
そんな感情を抱きたいわけじゃない。


でも、心は自由に、様々な思いや感情を
いつだって奏で続けている。



ヒカルは、会場の窓を見た。
外から光が射しこんでいる。


-- 無意識だったけど、
  頑張って来たね、私。
  自分にとって大きなプレッシャーだったのに。


ふと、内なる勇気が溢れていることに気付いた。


-- 言った方が良いこともある
  言わない方が良いこともある

  私にとって、居心地の良い私であればいいだけだ。



ヒカルは、明日、職場へ行くことに
理由のない、わくわくするような心の高揚を感じていた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、12/15に更新予定です。



〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

■RFT基礎コースのご案内■

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内 ≪残席1名≫
 ◎開催日: 2019年1月19日(土)〜20日(日)2日間
 ◎開催時間: 10:00〜16:30(二日間とも)
 ◎参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ◎開催場所: 東京都港区赤坂(お申込の方に詳細をご案内いたします。)
 ◎講  師 : 渡辺 花香里
 ◎参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ◎サイトでのご紹介: この感情 私にはもうどうすることもできない…(RFT基礎コースのご案内) 
 お申込み方法: 【東京】RFT基礎コース お申込みフォーム


〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜

【オンライン】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内 ≪残席わずか≫
 ◎開催日: 2019年 1月17日、24日、31日、2月7日  すべて木曜日
 ◎開催時間: 10時〜12時15分
 ◎開催場所: オンライン
 ◎講  師 : 葵井美香子
 ◎参加費 : 48,000円 (再受講30,000円) 税・テキスト代込み
 ◎参加条件: 20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
 ◎サイトでのご紹介: RFTお知らせあれこれ
 お申込み方法: 【オンライン】RFT基礎コース お申込みフォーム

〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜☆〜〜〜




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:41| 【出来るシリーズ】

2018年11月15日

【出来るシリーズ】25.やりたいことが分からない

エネルギーワークとは、いかなるものかと言うのを、
一言で説明するのは難しいところなのですが、

よく言うところの、
ヒーリング、気功、アロマ、フラワーエッセンスなど、
形に表れていないのに、効果があると言われるものは、
直接エネルギーに働きかけて、変化をもたらす効果があります。
そういったものをエネルギーワークと呼びます。
(量子論の「すべてはエネルギーである」という理論に基づいています。)



目に見えないものは信じられませんか?


ではここで、簡単なエクササイズをしてみましょう。
両手を20センチぐらいの幅に広げて、
その両手の間に、光の玉をイメージしてみて下さい。
そして、両手で挟むようにしながら、その玉を押してみてください。
何かの圧を感じませんか?


テレビのコマーシャルを真似てお話しするなら、
セミナーでは、ほぼ99%の方が最初からこの感じをとらえていて、
そして、練習を始めるとほぼ100%の方が、
その感じを掴むようになられています。

誰にでも簡単です。
さあ、あなたの中でも、エネルギーワークを楽しむ時間が始まりましたね…♪


さて、今回も、エネルギーワークを取り入れた、
RFTで出来ることをご紹介したいと思います。


創作物語であり講師以外は実在しません。
どうぞ楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

ヒカルは、アイ子と共に翌日のクラスにも参加した。

そのクラスでは、
◎“生命エネルギーを輝かせる”流輪波(りゅうりんは)
◎“眠れる才能・能力を花開かせる”天咲波(てんしょうは)
という二つの手法を伝えている。


セミナーは「天咲波(てんしょうは)」から始まった。

このエネルギーワークは、
私たちが潜在意識に閉じ込めている、“本来の才能、能力”を開くという画期的な手法だ。


生まれた時から、または成長過程で、
私たちは本来の自分の才能や能力を閉じていることが多々ある。

本来の才能や能力が閉じている状態というのは、
ただ生きているだけで停滞感であり、閉塞感であるため、
傷つきやすく生きづらい、と講師であり考案者である佐藤純子は説明する。


何かを得て一時の喜びを感じても、また次の何かを探し求め、
誰かに憧れて、そんな風に生きようとしたり、
自分に力を与えてくれる何かを得ようとしたり、
枯渇した自分の空っぽな心を満たそうと手を伸ばし続ける。


いつも心は乾いていて、
いつも何かを欲していて、
渇望が「欲」という言葉になって、どこかから押しあがってくる。


天咲波(てんしょうは)は、そんな渇望の世界から、
「自分自身が満たされている」という源の力を取り戻す手法なのである。


講師の熱い説明を聞いて、ヒカルは心を躍らせた。

-- いつもいつも何かを求めてきた。
  何かをやりたいのに、何をやりたいのか分からない。
 
  ずっと空っぽでいたような気がする…。
  仕事も、恋愛も、買い物も、何かを埋めてくれるけど、
  いつもそれは一瞬の夢のように淡くて儚い。
  本当の意味では満たされたことなんて、なかったんじゃないかな…


セミナーでは、自撮りして、
天咲波ワークの前後の表情などの変化を見比べてみよう、と言われた。
それだけ、講師の佐藤には自信があるらしい。


ヒカルは、いくつかの手順を踏んだ天咲波を、とうとうセミナーで体験することになった。



◆《天咲波(てんしょうは)》 ひとくちメモ◆

天咲波は、単純に言えば、以下の図のように、
本来の自分の才能・能力(パッション)は、どこかの時点で、
ネガティブな感情(または思考)に覆われて発揮できなくなっているため、
“Touch my Voice(心の声に触れる)” というエネルギーワークと
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)を組み合わせて、
本質を取り戻すことを目的としている。

tenshouha.jpg




ヒカルは、天咲波ワークの後半に、
思いもしなかった、懐かしい自分を取り戻したような気がした。
体から、じんじんと温かさが広がる。

-- 愛というものがあるなら、
  こういう感じではないだろうか…。


あっという間に終わった、この天咲波ワークのあと、
体がとても軽くなったことに気付いた。


目の前が輝いている。
今までと世界の色が違うようにすら思える。
深い感動が押し寄せ、
胸がいっぱいで言葉が出ない。


この世界への愛しさも溢れてきて、
しばらくボーっとしながら感動を味わっていた。



参加者のみんなもそれぞれのワークが終わって、
自撮り写真を見比べたりしている。


ヒカルも見比べてみると、明らかに変化している。
目がキリッとして表情が明るくなっていた。


-- ああ、私の中の躍動するエネルギーを感じる〜!
  今、この瞬間は、これから何がどう変わるか分からないけど、
  このわくわくする躍動感が私を導いていくのは分かる!!
  


ヒカルは、アイ子を見た。
アイ子もキラキラと目を輝かせている。


-- これから、たくさんワークして、
  どんどん自分を取り戻していきたい!!


きっとアイ子も同じことを考えているに違いない。



セミナーの午前の部が終わった。
さあ、ランチの後は、次のワークが待っている!!



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、11/30に更新予定です。




〜RFT講習会のご案内〜

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪残席1名≫
日時: 2019年1月19日(土)〜20日(日) 10:00〜16:30(2日間とも)
場所:東京都港区赤坂(お申込の方に詳細をご案内いたします。)
講師: 渡辺 花香里
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
参加条件
20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
サイトでのご紹介: 『この感情 私にはもうどうすることもできない…(RFT基礎コースのご案内)』
お申込み方法  : 【東京】RFT基礎コース お申込みフォーム




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 14:42| 【出来るシリーズ】

2018年10月30日

【出来るシリーズ】24.「表現できない生きづらさ」

何か分からない…
なぜかスッキリしない。

重いものを抱えて生きている感じで、
表現できない、もどかしさ。

抱えている問題は、いくつもあって、
どれをテーマにすれば良いか分からない…


そう、私たちの心の中は、複雑です。
心の問題なんて、
言葉で表現するのは簡単じゃない。
解決したい問題は数限りなくある。


それをどうやって、伝えれば良いのでしょう。
言葉という限界の中で。

そんな私たちの複雑な思いに対して、
解消の糸口を見出したのが、
“Touch my Voice (心の声に触れる:TMV)” というエネルギーワークです。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)と組み合わせて使うことで意識の変容をもたらします。
エネルギーワークはとても不思議。
まるで深い深い愛に触れるよう…。


今回も、こういったアプローチを使って、
RFTで出来ることをご紹介いたします。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪

〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は、ヒカルと一緒に、
“Touch my Voice (心の声に触れる:TMV)”というエネルギーワークのセミナーに参加した。
RFTと組み合わせると、心に隠された原因を簡単にとらえることが出来て、
意識の変化の質が高いらしい…

そんな情報を耳にして、
漠然とした生きづらさの抜け道に光を求めたのが、参加理由の一つだった。


アイ子はRFT(アール・エフ・ティー)での自己ワークを続けてきて、
これほど良い効果をもたらしてくれるのだから、
そのRFTを創案した講師の佐藤純子が、
「ものすごく、良い!レベルが違う!!」
と興奮して勧めるものへの興味や期待もあった。


-- エネルギーワークって何だろう??
  うまく出来るだろうか??

そんな不安はもちろんあった。


それでも
「練習すれば、誰にでも簡単に出来る」
という佐藤の言葉を信じることにした。



しかし、セミナーが始まると、アイ子の不安はすっかり吹き飛んでしまった。
エネルギーに触れることは、想像以上に簡単で、
ゲームしながら進めるので、いつの間にか、エネルギーに親しんでしまう。


アイ子はヒカルと同じグループとなり、
午前中はずっとエネルギー遊びをしていた。
ヒカルも、すぐに慣れてしまって、
お互いワークのステップが変わる度に、
少し離れた場所から目を合わせては、

-- 不思議だね?
   面白いね?

目を見開いたり、笑顔になったり、アイコンタクトを交わしていた。


そして、エネルギーに触れる練習が終わって午後になると、
今度は、自分のエネルギーに触れる、
“Touch my Voice (心の声に触れる)” がいよいよ始まった。


エネルギーを読むと、体の感覚を伴うので、
自分の感情や思いも受け取りやすかった。


何よりも、アイ子が気に入ったのは、
「エネルギーにテーマ選びをお任せしてワークする方法」である。


ネガティブな感じはあるのに、
何に対してRFTを進めればよいのか、
この感覚をどう言葉に表現して良いか分からない、
そのもどかしさに、このエネルギーワークは応えてくれた。


一瞬で手の上に出したエネルギーに、RFTを行うだけで良いのである。
しかも、
「今の自分に最も相応しいテーマ」に!!


セミナーで自己ワークしたときに、
そこに現れたエネルギーは、
アイ子が探し求めていたものの答えだった。


-- これ、これだ!
  ずっとこの感覚に支配されて苦しかった!!
  

それはまるで蝶が体中を飛び回るように、
不快さが体を駆け巡る感じだ。

時々、この感覚が起こると、
じっとしていられなくなって、
暴れたくなって、もがいて、
でも、やり過ごすしかない、
アイ子にとって、対処のしようのない、恐ろしい体感覚の元だった。

-- 見つけた!!
  こんなに簡単に見つかるなんて!!


それは、無力感と自己嫌悪感が、
行き場を求めて体中を走り回っていたような感じだった。


そんな感じではあるが、
嬉しかったからか、RFTはさくさく進んだ。


そしてアイ子は深い安堵を覚えた。
-- これから、こうやってワークする方法があるんだ。
  もう、悩まなくて良い…。


“Touch my Voice (心の声に触れる)”には、
テーマがあるとき、
テーマがないとき、
それぞれの進め方がある。


さらに、潜在意識の深い思いを探る方法を学び、、
生きづらさの原因についての説明も聞けて、
アイ子は漠然としていたネガティブな感覚に、
答えを見出すことが出来たように感じた。


分からないことに振り回されているよりも、
例えヒントでも、原因に触れられることが大きい。

さらに、RFTには、それを解消・改善する方法が用意されている。



翌日は、
「眠れる才能、能力を開く天咲波(てんしょうは)」と
「生命エネルギー(チャクラ)を輝かせる流輪波(りゅうりんは)」
のセミナーだ。

特に“天咲波”は感動ものだという評判が高い。


心はもう翌日に飛んでいる。
嬉しそうに話す、講師の佐藤のわくわくが移ってしまったようだ。



-- この先には何が待っているだろう?
   やりたいことが見つかるかな?



アイ子は、翌朝、スキップするような心地で、
ヒカルと待ち合わせしている会場に向かったのだった。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、11/15に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜
※年内最後になりそうです。

【オンライン平日夜】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪残席1名≫

開催日程:2018年 11月7日、21日、12月5日、19日 すべて水曜日 全4回
開催時間:各回とも19時00分〜21時15分(2時間15分程度 × 全4回に分ける形式です)
開催場所:オンライン(テレビ会議システムzoom) ★ご自宅で受講して頂けます
講  師 :葵井美香子
参加費:48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
サイトでのご案内:RFT基礎コース
参加条件:20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
お申込み方法:RFT基礎コース11月〜12月オンライン平日夜クラスお申込みフォーム





RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 08:11| 【出来るシリーズ】

2018年10月15日

【出来るシリーズ】23.「不眠症」

「不眠症」で、眠れぬ夜に悩む方も少なくないと思います。
日中起きていても、意識はぼんやりとしてしまったり、
体が重くて眠気が取れないまま過ごす方もおられるでしょう。


これまで、そういったテーマにどうアプローチするか課題となっていました。
なぜなら、こうした体の症状に表れてくるものには、
潜在意識の深いところに隠された思いが影響していることが多いため、
“何に”対してRFTを進めるのか、
その鍵となる“入り口探し”が容易ではなかったからです。


それは、例えるなら、お掃除の道具は揃っているけれど、
私たちの心は複雑に入り組んでいるため、
何千、何万もありそうな部屋の内の、どの部屋をお掃除すれば、
その症状(悩み事)の解消につながるのかを特定することが難しい
と言えば、ご理解を頂けるでしょうか。


しかし、今夏新たに誕生した、エネルギーワーク的なアプローチをRFTと組み合わせることで、
それらが改善・解消される可能性が一気に高まって来たのです!


このエネルギーワークの基礎を、“Touch my Voice(心の声に触れる)”と言い、
RFTをするための「入り口」(原因)を、手の感触などを通して、一瞬で探し出すことが出来ます。

どなたでも練習すれば、簡単に出来るようになり、
RFTを楽しく進められるようになります。


そこで、今回からは、こういったアプローチも含めて
RFTで出来ることをご紹介してまいります。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


新しく、RFTのためのワークが誕生したと聞いて、
アイ子とヒカルは、早速“Touch my Voice(心の声に触れる:TMV)”セミナーに参加することにした。
2日間で、その上級クラスも学ぶ予定だ。



“エネルギーワーク” が何なのか?も分からない二人だったが、
やってみると意外にも簡単で、触ってみると、「そこにあるもの」を手の感触でとらえることが出来た。
セミナーは、ゲームをするかのように、楽しみながらエネルギーに触れる練習を重ねていく。


「わぁ!何コレ、不思議!」
「楽しい〜面白い〜」
参加者からは、そんな声も聞こえてくる。



-- “一瞬で探し出す”
  そんな魔法のようなことがあるのだろうか…??

そう話していた二人だが、
実際にやってみると、とても簡単に、それは出来てしまった。



さて、実はこの頃、ヒカルは眠れない夜を過ごしていた。

職場で新しいプロジェクトが始まって、
そのリーダーを任されてから、不眠は始まった。

わくわく感と同時にやってくる、不安、恐怖。

-- 認めてもらえたことは嬉しい。
  でも、会社の期待に応えられるだろうか。
  うまく行かなかったら会社にいられなくなるかも知れない…。

そんな思いがぐるぐると湧き上がっていた。
意識が冴えた状態は続き、体操したり温めたりと色々試してみたが、
なかなか効果は得られなかった。


職場に行っても、集中出来ず、意識が途切れることもあった。
-- こんなことじゃ、プロジェクトは成功できない。
  どうしよう。


焦りと恐怖にRFTをして、気持ちを落ち着けることは出来たが、
不眠症そのものを解消するには至らなかった。

-- 何に、どうすれば、眠れるようになるの??


そんな中で学んだ、“Touch my Voice(心の声に触れる)”は、
そんなヒカルがRFTを進めるためのエネルギーを伝えてくれる。


その夜、ヒカルはベッドに座ると、早速ワークを始めた。

エネルギーに直接触れながら、RFTを始める。
腹部の奥に硬い何かを感じ取った。
それは、鋼鉄のように硬い板のような感覚。

「誰も信じてはいけない」
そんな声が聞こえるようだ。

そして、
「私は幸せになってはいけない」
そんな思いが出てきたとき、
ヒカルは、自分が気づきようもなかった、とても深い意識にたどり着いたことを感じとった。

絶望や無価値観など
ヒカルの感情や感覚は、
奥深いところから湧き上がってくる。

-- わ、これ、すごい深いって分かる!!


RFTは、どんな思いや感情であれ、無くすことでも、消すことでもなく
その役割に気づいて、本来のエネルギーに戻す(融合する)ことで変容を起こすセラピーだ。


そうやって、RFTを進めているうちに、ヒカルの体はほのかに温かくなり、
心地よい疲労感に包まれる。

そのまま、ヒカルはベッドに倒れ込むように眠りにつき、久しぶりに爆睡することが出来た。



翌朝、目が覚めて起き上がると、
体がとてもリラックスしていることに気付いた。


プロジェクトリーダーになった緊張感もかなり緩んでいる。
-- もう大丈夫!出来ることを頑張ろう。
  


ヒカルはエネルギーを触る練習をしてみた。
-- 早くて便利も有難いけど、
  何よりも、困ったときに自分を楽に出来るツールがあることが嬉しい!!



今日は二日目、TMVの上級クラスの日だ。
上級クラスでは、どんなことを知ることが出来るだろう♪


足取りも軽やかに、
ヒカルはアイ子と待ち合わせしている会場に向かって歩き出した。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、10/30に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【オンライン】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫

開催日程: 2018年11月20日、27日、12月4日、12月11日 全4回 すべて火曜日 
開催時間: 各回とも10時〜12時15分 (約2時間程度 × 全4回に分ける形式です)
開催場所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
      ★オンライン環境がある場所であれば、ご自宅でも受講して頂けます
      ※テレビ会議システムzoomを利用いたします。zoomの使用料は無料です。
講  師:  葵井 美香子
参加費:  48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
サイトでのご案内:RFT基礎コース11〜12月オンライン昼クラス募集
参加条件:20歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。
お申込みフォーム: RFT基礎コース11〜12月オンライン昼クラス




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:36| 【出来るシリーズ】

2018年09月30日

【出来るシリーズ】22.「刷り込みの言葉」

“刷り込みの言葉” というのは、私たちが気づかないうちに記憶にとどめ、
「無意識の行動」の元となっていることの多い、
他者の言葉や言葉のない教え、などです。


それは、一般的なことわざ、訓戒的なものもあれば、
本やテレビなどで聞いた言葉、
家族や友人から言われたような個人的なものまで、
数限りなく、様々あります。


例えば、『一銭を笑うものは一銭に泣く』という言葉によって、
お金を大切に使わなければ、と倹約される方もいるかも知れませんし、

『禍福は糾える縄の如し』という言葉によって、
幸福の後には不幸が来ることを恐れる人もいるかも知れません。


また家族や友人から言われた言葉というのも大きな支配力を持つ場合も多くあります。


しかし、重要なことは、
どれだけ今の自分に支障をきたすなどの影響を及ぼしているとしても、
それらの言葉・記憶が、私たちが自分の人生を創造するうえで、
大切な指標としての役割を担ってきたということです。


それらの殆どは自覚のない記憶でありますが、実はしっかりと体(心)に刻み込まれています。
自覚している意識上の思い(顕在意識)と、無自覚な意識下の思い(潜在意識)とは
まったく異なる思いを持っていることが殆どです。


それが、どれほど言葉の支配を受けていたとしても、
その何一つも、責めることも、否定することも出来ないのが、私たちです。

それによって人間関係が構築できると思ったかも知れません。
それによって誰かからの愛を得られると思ったかも知れません。

すべては生きるための大いなる知恵なのです。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
そういった“刷り込み”を自分自身が持つことになった理由を紐解きながら、
それらの支配から自分を自由にして、本来の在り方を取り戻すことが出来ます。


今回は、そんなお話です。
このブログでは、RFTで出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


フサ乃は、依然として他者とは目を合わせて話すのが苦手だった。
以前ほど、顔を隠すような警戒したかのような姿勢をとらなくても済むようになってはいたが、
誰かと目を見て話そうとすると、すぐに下を向いてしまうのだった。


これまで無意識に行っていたことだったが、
RFTを知ってから、自分に気づくことが出来るようになってきた。



フサ乃の派遣先の上司は人柄も温厚で、
こういったフサ乃の態度も咎めることなく受け入れてくれていたため、
派遣の仕事を続けることが出来ているのだが、
この反応は自分でも変だと思うようになってきた。

いや、以前から変だと思っていたが、そんな自分をごまかしていたというべきだろう。

-- なぜ、私はこんな態度をとるんだろう?



フサ乃は、とある休日に、一人でイメージしてみた。
上司と、目を見つめて話している自分を…。

下腹部に力が入り、得体のしれない恐怖が湧き上がってくる。

そんな感覚や感情をぼんやりと受け止めていると、
ふと、どこか奥底から
「貧乏が移る」
という声が浮かび上がってきた。


そう、それは父の言葉だ。
小さなフサ乃に向けられた言葉。

「お前の顔って、貧相だな。
やだね、お前といると貧乏が移りそうだな。」

小学校に入学したぐらいだったろうか。
父は、フサ乃にそんな言葉を投げかけた。


-- あっ、これ刷り込みの言葉??

フサ乃は、RFTの要領で、軽くタッピングしながら、
湧いてきた悲しみを受け容れ始めた。

-- こんなことを言われたら、悲しいって感じるのは当然だ…


そして、この言葉を自分に記憶した理由を考えてみた。
-- 嫌われないため…、そうだ、憎まれたり恨まれたりしないため。
  自分の顔を見た人に貧乏が移って、相手も貧乏になったら、私を憎んだり恨んだりするだろう。
  だから、相手に憎まれないため、恨まれないため、
  私はこの言葉を自分に記憶して刻み込んでいたんだ!



普通に考えたら、貧相な顔を見ただけで貧乏が移って、
他者が怒ることなどあるはずないと分かるのだが、
これらの言葉が刷り込まれている潜在意識では、
普通に考えられることとはまったく異なる解釈が起こっていることが殆どだ。



フサ乃の中で小さな興奮が起こる。
-- もしも、この言葉が自分の中から消えてしまったら…??

そう思うと、恐怖に近い感覚を感じる。

-- そうだ、この言葉が消えてしまったら、
  自分が世界に取り残されてしまう。
  世界に取り残されないように、自分がこの世界に存在するための、
  自分の在り方を示す指標だったんだ!!


そして、そんな理由にも、そうやって生きてきた自分にも、受容の言葉をかけていく。
自分を理解すること、自分自身に理解されることの喜びが自然に沸いてくる。
優しさに包まれて、体が温かくなってくるのを感じる。


もう一度振り返って、父の言葉を思い出してみた。

「お前の顔って、貧相だな。
やだね、お前といると貧乏が移りそうだな。」


-- あれ、そういえば私ってお父さん似なんだから、
  これは、お父さんが自分自身に言った言葉だったんじゃないの?
 
父に対して呆れる気持ちや怒りも湧いてくる。
そんな気持ちも感情もさらに受容する。
 

そのうち、この言葉はフサ乃に響かなくなっていた。
-- 私には、もう関係のない言葉だ。


フサ乃は、再び、上司と目を見て話す自分をイメージをしてみた。
目の前に上司がいて…
でも、そんなイメージをしても下腹部にはもう力が入らない。
怖さも湧いてこない。

-- もう大丈夫。

上司と話すときも、それ以外の誰かと話すときも、
きっと目を見て話すことが出来るだろう。
それが自然なこと。そんな感じがする。


-- 自分を支配するものって案外、単純なことだったりするんだ。
  そんな言葉を足がかりに、これまで頑張ったんだ、私…。
  これまでの自分をほめてあげたい…


フサ乃はまた一つ、自分を取り戻したような感動を感じていた。

-- このたった一つの人生を必死に生き抜こうとする私たち。
  戦略と言うと聞こえは悪いかも知れないけど、それが私たちの仕組み。
  すべての人がこうやって精一杯生きている…


フサ乃は人類という壮大な世界観へと思いを馳せた。
そして、心臓に両手を当てて、静かな自分の呼吸を聞きながら、
人類の一員としての、自分という存在に、いつまでも尊さと愛しさを噛みしめていた。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、10/15に更新予定です。




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 12:43| 【出来るシリーズ】

2018年09月15日

【出来るシリーズ】21.「依存症」

今回は、依存症のお話です。
依存症というのは、日常の生活で悪影響を及ぼす状況になっていても、
やめることが出来ず、自分の力では解消できない状態です。


多くの方がご存じのように、
アルコール、煙草、スマホ、ギャンブル、ゲーム、買い物、
恋愛、セックス、仕事、薬物、占い、宗教、スピリチュアル…
軽度から重度に至るまで、多種多様に数えきれないほどあります。


やはり依存症の一番の問題は、
自分も体を壊したり、家族を犠牲にしたり、加害者や被害者となったり、借金を負ったりと、
自分でも自分を責め、止めたいと思っているのに止められないということでしょう。


軽度なら、誰しも体験があるはずなので、想像できると思うのですが、
依存症は、自分で満たせないものを「埋める」行為です。
それは、アルコールにしろ、薬物にしろ、スマホやゲームにしろ、
対象が何であれ、私たちの内側で起こっていることは、同じなのです。


思い当たる方は、
「それ(対象)に思わず手を伸ばす」その瞬間、
「それ(対象)」が自分から無くなる、
「それ(対象)」をすることが出来ない状況、
などを想定し、体に起こってくる“感覚”にとどまってみて下さい。

そこには、自分で持て余してしまう、“感情”や“思い”が秘められています。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
ネガティブな感情を、消すことでも、無くすことでもなく、
ただそれを自分に受け入れるだけで、パワフルな癒しを起こす、セラピーツールです。


メカニズムを知り、練習すれば、
どなたでも、自分で自分を癒すことが出来るようになります。



このブログでは、RFTで出来ることを小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


フサ乃は、相変わらず、占い無しでは過ごせなかった。
文庫サイズの占いの本にカバーをかけていつも持ち歩いていた。


いつからか、もう何年前だったか、
その本がたまたま当たったと思えたことがあってから
手放せなくなってしまった。


仕事以外は、

外出するのも、
誰かと会うのも、
何かを買うのも、

自分の吉日、吉方位を見るのが癖になっている。



そんなある日、うっかり手帳をバッグに入れ忘れて、仕事に出てしまった。

-- うわぁぁぁ、しまったーーー!!

駅に着いて、ふと気づいたとたん、体が緊張で固くなる。
でも、遅刻してしまうから、家まで取りに戻る時間はない。
通勤の電車の中でもそわそわし落ち着かない。


-- どうしよう。
  今日は買い物に行かなくちゃならないのに、
  どの方角へ行けば良いのか分からない!!
  ラッキーアイテムじゃないものを買っちゃったらどうすればいい??


不安は恐怖となって、フサ乃の体を駆け巡る。
今にも叫び出したい気持ちに襲われる。

その時、フサ乃は思い出した。
RFTがあることを…

-- そうだ、RFTしよう!!


通勤電車の中、他の人に分からないように
こっそりと、鎖骨の下のポイントを軽くタッピングしながら、体に意識を向ける。


-- 占いの本が手元に無くて怖い、って思っていい…

そんな言葉を繰り返すと、少し落ち着いてきた。

落ち着いてくると、自分の感情と自分との間に隙間が出来る。
それは…


私=不安・怖さ(感情に振り回されている状態)

  ↓

私=不安を感じていた私(感情に振り回されていた自分に気づいている状態)



…という感じになって、客観的に自分を見られる心境だ。

そうなると、その隙間には余裕が生まれ、新しい思考が入ってくる。


-- なんでそこまで私は占いの本に支配されているんだろうか…??


その日は一日、不安や恐さもありながら、
フサ乃は、自分を見つめて過ごしてみた。


占いの本が無いと何が困って、
何が怖くて、自分の中に何が起こっているのかを
見つめ始めたのだ。



仕事は上司からの指示で行うため、それほど占いは必要ないのだが
買い物になると、不安と怖さが増してきた。

その日は、出勤用のバッグが擦れて、端が破れてきたのに気づいたので、
新しいものを買う必要があった。


新しいものだから、占いの本を見て、
ラッキーカラー、ショップの場所や買う時間を決めるのが、
ここ数年の習わしになっていた。

最初は面白半分で読み始めた占いが
いつの間にか、それ無しではいられなくなった。



フサ乃は、ショッピングモールへ行くと、
バッグを扱う店を色々と見て回った。


-- 何を買えばいいの??


お店も商品もたくさんあり過ぎて分からない。

占いは、こんなとき、フサ乃にひとまずの目標を決めてくれていた。
まるで、「これを買えばいいんだよ」、と言ってくれるように。


フサ乃は、その日、結局、たまたま入ったショップの店員さんに相談し、
いくつか紹介された中から、自分でバッグを選んで買ってきた。


フサ乃はワクワクしている自分に気づいた。
これまで縛られていたモノから解放された自由…


自宅へ帰ると、
フサ乃は、自分の部屋の机の上に置かれたままの、占いの本を見た。


-- もしも、これが私の中から無くなったら…


そんな想定をしてみた。

-- 占いの本がどこにもない。
  手を伸ばしても手に入らない。

  そんな状況だったらどうなっちゃうんだろう?


そのとき、フサ乃の足元が崩れて、真っ暗闇が広がり、
まるで自分が宙に浮いているような恐怖を感じた。

立ったままだったフサ乃は、思わず、椅子の背に摑まった。


-- これだ…、これが私を占いの本にしがみつかせていたんだ…
  
  どんな思いや感情が、私を支配していたのか、
  本当は、どんな声が隠されているのか、知りたい…
  RFTしたい!



フサ乃は、椅子に座ると、目を閉じてタッピングを始めた。

この真っ暗闇の恐怖に受容の声をかけていると、

小さな子供の頃に
大きな雷が轟いたある晩のことが思い出されてきた。

それは、2-3歳ぐらいだろうか、
雷が怖くて、独りで部屋の隅でうずくまっていた。


誰も探しに来てくれない、
誰も助けに来てくれない、
誰も守ってくれる人はいない、
誰も自分を思い出しもしない、
そんな絶望と恐怖…


「この世に生まれてきたことに、何の価値があった?」
どこにもすがれるものがない、無価値感…


小さな自分の声も感情も、そのまま受容していく。

-- ああ、そうだった…そんな思いを抱いていた…

その小さな声の、なんと愛しいこと。
そんな思いをもって、生きてきた、この人生。
頑張ってきた、この日々…。


受容が起こす気持ちの変化は、
ただ感情を変容させるだけでなく、
フサ乃に深い自己愛を目覚めさせる。


雷を恐れてうずくまっていた、小さな自分から
独りで耐える強さを、
本来自分が持っていた勇気を、
そこに見出していた。


そして閉じていた目を開けたとき、
フサ乃は、これまでに感じたことのない、静かな活力を内側に感じた。

-- もう、大丈夫。
  占いがなくても、たとえ失敗したと思っても、

  私は私の人生の責任をとりたい。
  自分で決める勇気が私にはあるから…。


そんな思いが湧いてきた。


翌朝、出勤前に机の上に置いたままの占いの本に視線を落としたが、
フサ乃は、それを手に取ることなく、家を出た。


-- もう、完全に手放してもいいんじゃないかな…
  来週の資源回収に出しちゃおうかな…


清々しい気持ちの中で、そんな自分の声を聞いていた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、9/30に更新予定です。



〜 RFT講習会のご案内 〜

【東京】RFT基礎コース受講生向け復習会 ≪募集中≫
日時: 2018年9月20日(木) 13:00〜16:00
場所: 東京都港区
講師: 渡辺 花香里
参加費: 6,000円
内容:イライラ・怒りの仕組みの説明・セルフワークのポイントのおさらいなど
   少人数でじっくりとご説明します。

サイトでのご紹介:あなたが最も長い時間 そして深く付き合っていく人は……
お申込みフォーム: 【東京】RFT復習会お申込みフォーム




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:41| 【出来るシリーズ】

2018年08月30日

【出来るシリーズ】20.「恐怖症」

恐怖症というのは、ある特定のものに対して、非常な恐れを感じる症状を言いますが、
その対象は、多岐に渡ります。


虫恐怖、犬・猫・鳥などの動物恐怖、刃物恐怖、先端恐怖、高所恐怖、飛行機恐怖、失敗恐怖、
対人恐怖、異性恐怖、孤独恐怖、暗闇恐怖、閉所恐怖、広場恐怖、雷恐怖、音恐怖…
などなど並べ挙げたら、枚挙にいとまがありません。


そのほとんどは、過去のトラウマが影響していると言えますが、
過去の恐怖体験が、そのまま対象に関連しているものもあれば、
関連しているとは言い難いケースもあります。

例えば、ハト(鳩)恐怖症だったある女性は、
幼稚園のとき先生から酷い仕打ちを受けたトラウマがあったことが原因でした。
では、なぜハトに結びついたかといえば、
幼稚園のときの(彼女のいた)クラスの名前が、「ハト(鳩)組」だったからです。

鳩組の先生へのトラウマが、ハト(鳩)恐怖に結びついていたという、本当の体験談です。



今回のお話は、一般的に見られる小さなトラウマが関連していたケースです。

RFTというセラピーツールを使った変化の過程を小説風にご紹介しています。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



フサ乃が、最も苦手なのは、虫だ。

どの虫も嫌いで苦手だ。

壁を這っているのを見るだけで、飛ぶごとく離れるし、
例え死骸であっても、近くに寄ることも出来ない。


そんなフサ乃だが、人生には酷なことが起こりうる。


なんと、ある日、いつの間にかフサ乃の部屋に入りこんでいた「一匹のセミ」が、
そのまま死んでしまっていたのだ。


フサ乃の部屋の中で!!!
フサ乃の、部屋の真ん中で!!


部屋に入ったフサ乃は、
叫び声をあげんばかりだった。


セミは、床の上に裏返って動く気配もない。


-- 死骸?? 死んだふり?? …

フサ乃の心臓はバクバクと音を立て、
その音につられて体が大きく振動しているようだ。


フサ乃は、最大限離れて、1.5メートルほどの距離をとってじっと見つめた。
というより、フサ乃の部屋のスペースではそれ以上、離れることが出来ないのだ。


移動するときは、部屋の四隅を通るしかない。
洋服ダンスや本棚を背中で這うように、横歩きした。


「助けて」
そんな声を上げられると良いのだが、

フサ乃の両親も姉も、
「こんなことで大騒ぎするな」と、
きっとフサ乃を責めるだろう。

家の中に居ても、フサ乃は孤立無援状態だった。


わずか10センチにも満たない小さな虫の前で、
フサ乃はまったく無力で、もっと小さな存在になってしまったようだった。


-- ああ、どうしようううう????
  死んでるふりして、本当は生きてて、
  いきなり襲いかかる気か〜〜〜???


泣きたくなるような気持ちで
セミを見ながら、フサ乃はしばらく縮こまっていた。


そして、ハッとした。

フサ乃の体は、さっきから同じ状態のまま硬直している。

-- あれ、このポーズ…??


フサ乃は思い出した。
RFT基礎コースで、「体は記憶の格納庫」と教えてもらったことを。


-- そうだ、こんなときこそRFT!!
  今すぐRFTしよう!!
 
  ※RFT(アール・エフ・ティ)とは“Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク”の略で、
   ネガティブな感情や思いへの内なる抵抗を受容することで、
   大きな変容を起こすセラピーテクニックです。



フサ乃は、そのまま立ったまま、自分の取っている姿勢に意識を向けた。
RFT基礎コースで学んだやり方だ。


しばらくその姿勢に留まっていると、
思い出されてきたのは、小さな子供の頃、
親戚の家の台所で、
ふいに、Gが現れたことだった。

「あっ!!」

と思う間もなく、Gは突然、羽をばたつかせ、
フサ乃の方に飛んできた!!


「っぎゃーーーーー」

声なき声がフサ乃の中で固まった。
その後、どうなったのか覚えていない。


-- 嫌だ、あれ、思い出したくない…

思わず、顔をしかめる。


そんな状態だったが、
RFTは、過去の出来事を思い出すことなく、ワークを進めることが可能だ。


まずは、そのときの自分が抱いていたであろう “感情” だけを取り出して、
RFTを進めることにした。


「恐怖」
と思っていたが、実際は
「無力感」
だった。

-- え、恐怖じゃないの…?!
フサ乃は少し驚きながら、“無力感”に向き合った。


無力感の声を聞いてみた。
「誰も私に気づかない…」


-- ああ、そうだ、誰も私に気づかない
  私はどこに居ても、こんな恐ろしい目に遭う瞬間でも、
  誰にも気づいてもらえない…
  気づいてもらえる価値もない…
  そのことが私の苦しみの根っこだった

  気づいてもらえる価値のない私は、
  どんな状況でも一人ぽっちで耐えるしかない…


しかし、フサ乃はその無力感の中に、
「一人で耐える強さ、潔さ」を見出した。

すると、その無力感は、まるで神秘な青い光を放つように輝き出した。


-- なんというパラドックス…!!
  

そこから、過去の自分を見つめることが出来るようになり、
さらに、別の感情や思いに、RFTを進めた。


すると、もうGに襲い掛かられる恐れよりも、
対抗できる知恵があるような、根拠のない強さを感じる。

過去のフサ乃は、もう負けてなんてない。
青く輝く光が、小さなフサ乃を守ってくれるような気さえする。


自分よりも大きく見えたGが、小さく消えて行く。
過去のフサ乃が力を取り戻したところで、
ゆっくりと深呼吸を重ねるとRFTを終わりにした。



目を開けると、部屋の真ん中に、セミの死骸がある。

見たところで、さっきまでの怖さは感じられない。
何とも言えない大丈夫感を、フサ乃は感じていた。


ちょっとドキドキはしたが、
ティッシュペーパーを一枚掴むと

セミの死骸の上にかぶせて
そのまま手に取った。
もう体は反応しない。
やっぱり大丈夫だ。


階下へ降りて、庭に出ると、
セミを土の中に埋めた。

「自然に還って、また戻っておいで」
そんな言葉をかけたくなる。



-- 恐れを抜けた後に蘇った、内なる強さ
  それは、虫にだけじゃない。
  
  私の存在そのものが弱くて小さく思えてたから、
  相手を大きく見せてしまっただけだった。

  もう、弱くて小さい自分は卒業しよう。
  もっともっと取り戻したい
  私の中の、本当の私を…
  RFTと共に…

  
空を見上げると、シュークリームのような真っ白い雲が浮かんでいる。
その中に明るい光が輝いていた。


続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、9/15に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年10月13日(土)〜14日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都内
講師: 渡辺 花香里
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
サイトでのご紹介:RFT基礎コース(レジスタントフリーダムセラピー基礎コース)のご案内
お申込みフォーム: RFT基礎コースお申込みフォーム




【オンライン】RFT基礎(自己の癒し)コース≪募集中≫
日程: 2018年10月17日、24日、31日 全3回 すべて水曜日   
時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場所: オンラインテレビ会議システム zoom
講師: 葵井 美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
サイトでのご紹介: RFT基礎コース 10月オンラインクラス募集
お申込みフォーム: 【オンライン】RFT基礎コースお申込みフォーム




【東京】RFT基礎コース受講生向け復習会≪募集中≫
日時: 2018年9月20日(木) 13:00〜16:00
場所: 東京都港区
講師: 渡辺 花香里
参加費: 6,000円
内容:イライラ・怒りの仕組みの説明・セルフワークのポイントのおさらいなど
   少人数でじっくりとご説明します。

サイトでのご紹介:RFTのセルフワークうまくできてますか?
お申込みフォーム: 【東京】RFT復習会お申込みフォーム






★新たなセミナーが始まります!★
【Touch my Voice(心の声に触れる)】
手の感触を使って、心の問題や、身体症状など、RFTの入り口(問題の原因)を探すツールで、
どなたでも簡単に出来るようになります。RFTと組み合わせて使います。
自己ワークも進み、癒しの可能性が広がるでしょう。
RFT受講生はどなたでも参加できます。
ご案内までしばらくお待ちくださいませ。



RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 14:27| 【出来るシリーズ】

2018年08月15日

【出来るシリーズ】19.「人が怖い」

RFTの動画が出来ました!(1分程度です)
ぜひ、音声メッセージも聞きながらご覧くださいね♪

    




それでは、今回もRFTで出来ることを小説風にご紹介します。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


フサ乃は、なんだか楽しくなってきた。
相変わらず、人と顔を合わせないし、
相変わらず、語尾まではっきり言えないし、
相変わらず、占いの本も手放せないし、
相変わらず、自分の世界に閉じこもっているけれど、


それでも、表現できない、ワクワクするような思いが湧き上がってくる。


それは、これまでまったく知ることもなかったセラピーツール、
RFT(アールエフティ)によって、
自分が変われる可能性が見えてきたからだ。

特に、がんじがらめに縛られていた思いや感情から自由を得たときの体感の変化は大きい。


-- 癒すとか癒されるとか、よく言うけど、
  セラピーの癒しの威力がこれほどとは思いもしなかった…


ほとんどの人が知らないだろう。
心理セラピー(RFTはエネルギー心理学のセラピー)が、
感情(心)の反応を変えてしまうだけでなく、
心と体のつながりを示しつつ、潜在意識から変容を起こせることを…


フサ乃は、待ち遠しい気持ちで3回目の基礎コースの日を待った。


オンライン開催の夜クラスは18時から始まる。
仕事から大急ぎで帰ると、いつものように自分の部屋に鍵をかけて引きこもる。
フサ乃の家は両親が共働きで、姉も仕事で帰りが遅い。

皆が帰ってくるまでのこの時間は、誰にも邪魔されることのないフサ乃の安心・安全な時間だ。



今夜もオンラインでつながると、
講師の葵井美香子が画面の向こうで優しく声をかけてくれる。


またしても、フサ乃はセラピストになったら…、という空想の世界に飛び立ってしまう。
キラキラ輝いて、みんなから注目される自分になれる…。


映画やドラマを観れば、女優になりたいと思い、
病院に行けば、看護師になってナイチンゲールの自分を夢見る…

憧れメガネを通して、フサ乃はいつも誰かを追い求め続けてきた。


しかし結局、フサ乃が空想の世界で追い求めるのは、
「みんなから注目され、賞賛され、愛される私」
であって、
本当にしたいことが何なのか、という情熱はスルーされている。


フサ乃が心の声(情熱)に出会うのは、もう少し先になりそうだ。



さて、3回目の基礎コースは、
「体の感覚」の説明と、それをとらえたときのRFTの進め方を教わった。


デモセッションを見ながら、
それまで体の感覚に意識を向けたことのなかったフサ乃は、
自分も、“体の感覚” を感じていることに初めて気がついた。



-- そういえば、重だるい感じがみぞおちにある!


それは、重くてがっちりと硬くて、
ねずみ色の四角い感覚。


この感覚は慣れ親しんだもので、いつもここにあったのに、
これまで気づきもしなかった。


フサ乃はこれをテーマにRFTを練習することにした。
ペアを組んだ相手にそう告げて、

まずは、この四角いねずみ色の感覚に声をかけるところから
RFTをスタートした。


「ずっとここにいたんだね、今気づいたよ…」

そんな風に声をかけただけなのに、
その感覚から、気づいてもらえた喜びが伝わってくる。


なんだか、フサ乃も嬉しくなった
すると、がっちりと硬かったのが、ちょっと緩んだ感じがした。


-- 自分に受け入れられたときの、優しいこの感じ好き…


そして、そこにある「思い」「感情」もそのまま受容していく。

「1人で頑張らなきゃいけない」・孤独感
「誰も助けてくれない」「信用できない」・悲しみ


-- これ、いつも人が怖いって思ってるのと繋がってるのかな??
  
ふと、そんな感じがした。

その思いや感情を受け容れながら
フサ乃はこれまで気づかなかった自分の思いに意識を向け始めた。


-- 自分の気づかない潜在意識で、
  誰も助けてくれない、とか、信用できないって思ってたら、
  人が苦手なのは当然だ…
  だから、人の顔を見るのが怖かったのかも?


受容が起こると同時に、
ねずみ色の四角い感覚も
白色の丸い形になって、大きさも小さく変化していった。



そうしているうちに、さらに
「幻滅される」恐怖
が湧き上がってきて、ハッとした。


-- ああっ!! これ??
  
人が怖いとか、苦手とか、ずっと関りを避けてきたけど、
本当は、こんなダメで価値のない自分を知られて
「幻滅される」のが、怖かった…


-- 怖かったのは、人じゃない。
  自分のダメさ加減を知られて幻滅されることだった!


その思いが見つかったとき、スーッと一筋の涙が零れ落ちた。



「幻滅される」怖さの奥には無力感も感じた。

しかし、その無力感も、実は、フサ乃が自分を守るために
大切に秘めていた、“気高さ” という本質があったことに気づいた。


深呼吸をしながら、この“気高さ” という本質を、
自分の中に取り戻すように開いていく…

すると、温かい涙が頬をつたう。


-- こんなにこんなに内側には素晴らしさを持っていた。
   ぜんぜん知らなかった…
   これまで頑張ってきた私、ありがとう!!



そんな気持ちが自然にわいてきた。
何とも言えない力が湧いてくるように感じる。


自分の思いが深く深く腑に落ちたとき、
そこには変容が起こり、


白い丸い形になっていた、ねずみ色の四角い感覚は、
まるでフサ乃と融合したかのように、優しく広がっていった。


嬉しくて、ペアの相手にシェアすると、
一緒に喜んでくれて、また嬉しくなった。



-- ああ体が軽いっ!!すうっとして気持ちいい〜!



あっという間の、3回のRFTオンライン基礎コース。
最後には勇気を出して、みんなの前で今日の体験をシェアしてみた。
その時のフサ乃は、もう俯いてはいなかった。

講師の葵井や、参加者とも喜びを分かち合い、

さらにステップクラスという、RFTの練習会にも参加表明して、
終わりを迎えた。




翌日、フサ乃は出勤して、上司に仕事の指示を仰いだとき、
まったく自分でも気づかなかったが、
上司の顔を見ながら、話を聞いていた。


いつも俯いているだけだったフサ乃に、
上司は優しく笑いかけた。

「おや、一文字さんと目が合った。嬉しいねえ。」


フサ乃は顔を赤らめると、慌てて俯いた。

上司のふふっという笑い声が耳に届く。



フサ乃も俯いたまま微笑んでいた。
-- 前髪、切ってもいいかな…





そして思う。

-- 例え、あの1回のRFTが、私にとって小さな変化だとしても、
  埋もれていた思いに気付いて、
  ダメだと思っていたネガティブな感情に意味や宝物を見出して、
  何一つ、無駄なものも、ダメなものも、私たちの内側には無いことを知ることが出来た。
  
  それだけでも、これまでの自分が覆るほどの新鮮な喜びだ。

  自分で自分を癒せるセラピーRFT…、
  それは、私の真実と出会う、自分への贈り物の時間かもしれないきらきら


   
フサ乃は顔を上げると、上司の指示を思い出し、今日の仕事をスタートさせたのだった。





続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、8/30に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年10月13日(土)〜14日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都内
講師: 渡辺 花香里
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
お申込みフォーム: RFT基礎コースお申込みフォーム
お問合せ: お問い合わせフォーム





★新たなセミナーが始まります!★
【Touch my Voice(心の声に触れる)】
手の感触を使って、心の問題や、身体症状など、RFTの入り口(問題の原因)を探すツールで、
どなたでも簡単に出来るようになります。RFTと組み合わせて使います。
自己ワークも進み、癒しの可能性が広がるでしょう。
RFT受講生はどなたでも参加できます。
ご案内までしばらくお待ちくださいませ。



RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:40| 【出来るシリーズ】

2018年07月30日

【出来るシリーズ】18.「身体表現性障害」

身体表現性障害(身体症状症)という、ストレスが体の症状となって表れる病気があります。
しかし、この病気は、ご本人には明らかに症状があるのに、検査をしても悪いところが見つかりません。
 

この障害のタイプの中に、
頭痛や胸の痛み・硬直・吐き気などのような、
ストレスが身体の症状に転換されてしまう 「転換性障害」があります。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)のセッション1回で、
この「転換性障害」で、車いす・歩行器・杖の生活だった方が、
歩くことはもちろん、走ることが出来るようになった、という報告もあります。


ストレスが身体の症状に転換される…
よく、「ストレスが溜まる」といいますが、いったい何が溜まっているというのでしょう。

実は、あまり知られていないことですが、そこには、「思い」「感情」が隠されているのです。

RFT(アール・エフ・ティー)は、感情をほどき、身体と心を緩めるのに、
とても大きな可能性を秘めた、セラピーツールです。


RFTが出来ることを小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


RFTオンライン基礎コースは、3時間程度を3回にわけて開催している。
自宅で参加できるため、遠方に住んでいても、
何かしら外出困難な状況があっても、とても便利である。


さて、フサ乃は、RFT基礎コース1回目を受けて、
自分の中の矛盾した思いに気付いたものの、
それで何かが大きく変わるということはなかった。


ただ、自然と力が抜けて、見返してやりたいという気持ちは、ずいぶん薄れていた。

自分が気づかなかった思いを知ることが出来た。
その安心感が、フサ乃の毎日にどれだけ大きな意味をもつことだろう。


私たちの心は、そんなに単純ではない。
幾重にも複雑に絡み合った思いや感情は、
一つ、一つ、丁寧に紐解いていくことが大切だ。


そして、そのプロセスの中で、
自分という存在、潜在意識の叡智への気づきを積み重ねながら、
自分自身との関係を取り戻して行く。
心の旅は、そんな風に繋がっていく。



そんな中で、基礎コース2回目の日がやってきた。
またしても、葵井美香子の明るい笑顔を画面の向こうに見た。


“憧れメガネ” を通して見た「心理セラピスト」は、
これまでに会ったことのない、キラキラした職業のように思えた。



さて、今回は、過去の出来事などに、RFTをする方法を練習するため、
葵井が参加者に、RFTのデモセッションを行い、それを皆で見て参考にする。


デモセッションを受けた参加者は、涙をこぼし、
フサ乃たち、他の参加者にも感動が伝わってくる。


-- 私もセラピストになったら…
フサ乃の空想は膨らみ、自分がセラピストになった世界を旅していた。


…そのため、葵井の説明を聞き逃してしまっていた。
「では、今からワークしてみましょう」


気づくとワークタイムになっている。
-- はて、何をワークするんだろう?
   嫌だったことを思い出せば良いのかな。


本来、RFTのセミナーでは、セラピーを学ぶことを目的としており、
練習のため、トラウマ的なな大きなものはテーマに出さないよう説明しているのだが、


空想の世界に浸っていたフサ乃は、
そんな説明をまったく聞いておらず、

思い出すのもつらい、
小学校4年生のときのことをテーマにした。



フサ乃は、小さい頃から、よくいじめにあっていた。

あるとき、アレルギー体質のため
給食に出された合わない食事を、吐いてしまったことがある。
それ以来、「げろ」とか「汚物」とか呼ばれた。


友だちは多い方ではなかった。

ある日、仲良しだと思っていた級友の女子が、
他の子と一緒に、フサ乃の教科書に醜い顔のイラストを落書きして、
「ブサ乃だー!」
と笑ったとき、

裏切られた屈辱で身体が凍り付き、
子供ながらに、人生が終わった、と思った。
この世に誰も信頼できる人なんていない。


そんな出来事を、ペアを組んだ相手に簡単に説明した。
オンラインでは、ヘッドセットをしたおかげで、
ぼそぼそ小さな声もマイクを通して聞きとってくれるし、
伏し目がちでいても、画像のせいと思われるのか問われることはなかった。
フサ乃には、参加しやすかった。


タッピングをしながら、
そのときの様子を思い出しながらシェアする。

フサ乃から言い知れぬ感情が沸き上がる。


今が今まで忘れようとしていた、過去の日が甦る。
怒りが身体を支配する。


そのとき、フサ乃は初めて気づいた。
怒りが身体を支配する、“その瞬間”の感覚に。


甦ったのは、過去の日の記憶ではなく、
身体を支配する怒りである。


-- これ!!

知ってる、この怒り。
ずっと、私の中に眠っていた。
いや、本当は、暴れていた。

まるで怒りに燃えた少女が、胸の辺りで大暴れしているようだ。


そのとき、葵井がフォローに入った。
フサ乃のペアになった参加者が、状況を葵井に説明してくれた。


過去の出来事というよりも、
この少女こそが、RFTを待っていたようだった。


葵井が質問する。
「この女の子は、フサ乃さんにとって、どんな存在だと思いますか?」


-- どんな存在…??

フサ乃はハッと気づいた。
「表現できない私の怒りを、私に代わって怒っている、
本当の私… 私の…真実の声…」


「私は、人形じゃない!」
ぶわっと涙がこぼれ出た。


ずっとずっと我慢してきた、この思い。
抑え込んで吐き出すことも出来ず、吐き出す方法も分からなくて、
ずっとずっと、この子が代わりに怒っていた…


しばらく涙が止まらなかった。
嗚咽しながら、

「ごめん」なのか「ありがとう」なのか、
何かがとても腑に落ちて、
言葉にならない思いが、フサ乃に溢れる。

そのとき、フサ乃の腰から左足に向かって、温かい何かがスーッと流れたように感じた。


女の子は、フサ乃が気づいたことで、もう役目を終えたのか、
「もう、大丈夫」
そんな言葉を残して、消えたような気がした。



小学生の頃のイメージに戻っても、
それから先は、淡々と進めることが出来た。


怒りや憎悪、無力感や絶望感を見出していく。
「私はこの世に不要…」
「存在している意味がない…」
そんな思いが浮かび上がり、自分でも驚いてしまう。

受容の声をかけるたび、温かい感じが、フサ乃の中に広がった。


やがて、フサ乃を笑った同級生の女子が、
周囲におもねる、可哀想な人に思えてきた。

彼女自身、心の弱さから、こんな風にするしかなかったのかも知れない…
そんな気がして、もう怒りや憎悪の対象ではなくなっていた。


真実は分からないし、過去の出来事が変わったわけではないが、
過去の記憶は、リアル感のない、遠い一枚の絵のようで、
その記憶につらさを感じることは、もう無いように思えた。


涙がたくさんこぼれたからか、ぼーっとしているうちに、
2回目のRFT基礎コースが終わった。



さあと、立ち上がった時、フサ乃は足の軽さに
思わず、「えっ??」 と声を上げた。


左足が、動く。
ずっと引きずっていた左足の重さが、無い。


左足だけで、トントンと軽くジャンプしてみた。
今までだったら、力が入らず倒れてしまったかもしれない。


-- わわ。こりゃ魔法だ…


フサ乃は、何度も何度も飛び跳ねて確かめながら、
これまでの日々や、心に溢れる思いを味わっていた。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、8/15に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東京】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集間近≫
日時: 2018年秋頃   10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都内
講師: 渡辺 花香里
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
ご案内までしばらくお待ちください。


★新たなセミナーが始まります!★
【Touch my Voice(心の声に触れる)】
手の感触を使って、心の問題や、身体症状など、RFTの入り口(問題の原因)を探すツールで、
どなたでも簡単に出来るようになります。RFTと組み合わせて使います。
自己ワークも進み、癒しの可能性が広がります。
RFT受講生はどなたでも参加できます。
ご案内までしばらくお待ちください。




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:46| 【出来るシリーズ】

2018年07月10日

【出来るシリーズ】17.「オトコ嫌いだが結婚は使命」 〜後編〜

「誰か」や「何か」が自分を幸せにしてくれるのだと、私たちはよく思います。
お金があれば、
家族があれば、
友だちがあれば、
何かがあれば…、

もちろん、それらは大切な存在であり、大切なものですが、


自分が、無理に守ろうとか、手に入れようとして、
心や体に負担がかかっていると気づいたとき、
一度、素直な自分の気持ちを見つめてみませんか?


あなたが、心の声に寄り添いたいと思うとき、
RFT[アール・エフ・ティー]は、あなたの在り方を優しく伝えてくれるでしょう。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)が出来ることを小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈来月から更新日が15日・30日に変更になります。次回は7月30日です〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


一文字フサ乃 39歳。派遣社員。

子供の頃から学校でいじめにあったり、家族からそしられることも多かった。
人と目を合わすのも会話するのも苦手。
自分の考えを伝えることもほとんど出来ない。
いつからか左足が重く、引きずるように歩く。
占いによって行動を決め、
忍者のように影をひそめて、うっすらと生きる女性。
それが一文字フサ乃である。


そんなフサ乃には、どうしても叶えたい夢があった。


それは、「結婚」である。


しかし結婚といっても、フサ乃の場合は、相手への理想の条件がとても高い。
誰が見てもイケメンで、
高身長・高学歴・高収入で、
都心に大きな一軒家があって、
もちろん仕事はバリバリ出来て、
爽やかで、優しくて、スタイリッシュで、
そして、フサ乃をメロメロに愛してくれる男性…

そんな男性でなくてはならない。


そんな人が現れれば、
これまでの人生で、フサ乃を否定し、そしり続けた家族やクラスメイト、知人、すべての人が
「えー!すごい!!」と、フサ乃を尊敬と憧れの眼差しで見るだろう。


そんな男性さえいれば。
愛されて、幸せなフサ乃を見せつけてやれれば。
フサ乃は幸福になれるハズだ。


そのためには、まずは男性嫌いを克服しなくてはならない。


フサ乃はアイ子に彼氏が出来たことを知っていた。
職場でのアイ子は、フサ乃の目の前で(…と言っても、こっそり見ていただけだが)、
苦手そうにしていた男性たちと次々と仲良くなったばかりか、
彼氏まで出来ている。


-- 何か秘密があるに違いない…


そして、大いなる勇気を振り絞って、アイ子を誘い、
やっと秘密を聞き出せたと思ったが、
アイ子は奇妙なことをやっていた。
鎖骨の下辺りをタッピングしながら、感情に声をかけて行くと言う。


-- 「悲しみって感じていいよ」とか変なこと言っちゃって、何やってたんだ??


しかし、フサ乃はくじけない。
-- きっと私をごまかそうとしたんだ。何か秘密を隠しているとしか思えない。
  いや、それとも、あれがオトコ嫌いを無くして恋人に会う魔法なのかな??


とにかく、葵井美香子の開催するRFTオンライン基礎コースが、
占いで、日程も函館も、フサ乃に幸運のセミナーだと示している以上、
これを受けないわけにはいかない。



フサ乃はすぐに申し込むと、開催日を待った。


-- 今度こそ結婚してみせる!

これまで願いが叶うと聞けば、
ペンダントを買ったり、
パワースポットに行ったり、
様々なご利益を期待したフサ乃だが、
一向に叶う気配はなかった。


しかし、今度こそ、RFTをすれば理想の男性と出会えるものと
フサ乃はすっかり誤解していた。


-- ✧ -- ✧--

待ちに待った開催日がやってきた。
オンラインの基礎コースの初日、画面の向こうに、
講師の葵井美香子と参加者が集まった。


葵井美香子の笑顔が飛び込んできて、
明るい雰囲気の挨拶から始まった。


フサ乃は、とっさに
-- 私もセラピストになろう!
と思った。

セラピストになったら、こんなにキラキラした美人になれるのだ。
そしたら、理想の男性が思いのままにやってくるに違いない。


フサ乃は、「誰か」や「何か」が自分を変えてくれると信じている。
自分で努力することや、自身が変わるというアイディアはいつも抜けている。



さて、セミナーは心の仕組みについて、から話しが始まった。


葵井の丁寧な説明を聞き、納得し頷きながらも、
勘違いしているフサ乃には、
結婚につながる話しだとしか思っていない。


「思い込み」というのは、目の前に起こっている状況を
ありのままに理解できなくしてしまうものなのだ。



そして、いよいよRFTのベーステクニックが始まった。
アイ子が言っていたのと同じような説明を聞いた。

-- やっぱり、これが秘密の何か、なのかな…。


ワークでは、最近、嫌だと思ったことについて、テーマを挙げることになった。


嫌なことなんて、山ほどある。
何にしようか迷ったが、
他の参加者に知られても良いような、あまり差しさわりのないところで、
今回は、職場の上司の振舞いを挙げた。
「仕事を指示しておきながら、後から不要だといった」
腹が立つような、憎らしい気がした。


RFTのワークで、
腹立たしさや憎らしさを受容してみると、
フサ乃の中で、何かがふわっとした感じになった。
上司の振舞いを思いだしても、
腹立たしさや憎らしさをあまり感じない。

-- 何が起こったの? これが魔法??


フサ乃は、他の参加者の感想も聞いて、
みんなに同じことが起こっていることを知った。
フサ乃は、自分にも皆にも何が起こっているのか理解できなかったが、
「変化」が起きたことは分かった。


-- これは、今まで体験したことのない、やっぱり魔法かも知れない…


そして、1回目が終わって一人になると、
フサ乃は、いよいよこの魔法を自分に試してみることにした。
誰にも知られないように…、密やかに。

「結婚したい」
という思いをテーマにRFTを始めた。


何かがフサ乃の中で動き出す。
「絶対に、結婚しなくちゃいけない」
「証明しなければ、私の人生は無駄になる。」
焦り、怒り、無力感…
受容するたび、内側から、深い思いが溢れてくる。


そして、
「結婚は…、私の価値を証明するための使命だ!!」


という思いが出てきたとき、
フサ乃は、自分の中にあったものを明確にとらえた。


-- え?? 私、結婚したいんじゃなくて、自分を証明するための使命だと思ってた…?
   だから、価値が高いと思える男性ほど、より高い自分の価値に繋がったということ…?


さらにタッピングを続けた。

「結婚を使命だと思ってた…」
そのとき、フサ乃は内なる悲しみに気づいた。


わけも分からず、涙が噴き出した。
泣いて、泣いて、泣いて…

そして、
自分の中から、
「もう、頑張らなくてもいいよ…」
という声が聞こえたように感じた。

それを聞いて、また泣いた。



そして、フサ乃は、やっと気づいた。

-- RFTは、結婚できる魔法のツールじゃない。

ショックと、驚きが入り混じる。


-- これがセラピーというものなのかな。

  自分で自分を無理して追い込んで、
   自分で自分に重い責任を課して、
   息苦しくて仕方ないのに、そんな自分にすら気づかないでいる自分。
   頑張るしか知らない自分。

  そんな捕われの世界から、自分を自由に解き放つ、
  自分に秘められている思いをしっかり見つめて理解する。
  それが、このRFT。
  抵抗を解く、レジスタント・フリーダム・セラピーだ…
  


フサ乃は、ちょっと可笑しくなった。
-- なんだ、結婚できる魔法じゃないじゃん。


でも、そのことは絶望よりも、嬉しさの方が大きかった。
だって、自分の心が分かったから。
使命のために、何かを得ようとしていた自分が理解できたから。


-- オトコ嫌いなのに、結婚を使命にしていたなんて、 
   まったく相反することをやろうとしていた。
   
   私は、本当は何を望んでいるんだろう?


他者に話すことはなくても、心はおしゃべりなフサ乃。


まだ、涙は少しこぼれるけど、この涙を味わっていたい。
フサ乃は、ベッドに仰向けになると、静かに目を閉じた。


-- 2回目の基礎コースは、何が待っているのか楽しみだ。



続く…




※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、7/30に更新予定です。


RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』





 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 15:23| 【出来るシリーズ】

2018年06月30日

【出来るシリーズ】17.「オトコ嫌いだが結婚は使命」 〜前編〜

私たちは、顕在意識の思いと潜在意識の思いが、まったく異なっていることが多くあります。

顕在意識では否定していることを、潜在意識では求めていたり、
潜在意識では求めていないことを、顕在意識ではやろうとするような、
まるで不可思議なことが、私たちの中では多く起こっています。

しかし、潜在意識の思いを、自分(顕在意識)で知ることは容易ではありません。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
あなたの生きづらさを通して、深い心の声へと導いてくれるでしょう。


RFTで出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は、複雑な気持ちだった。
ほぼ初めて出会ったに近い、フサ乃にこんなことを話して大丈夫だったろうか。

-- セラピーを理解してもらえるかなぁ?

心の問題は繊細だ。
アイ子にとって、誰彼問わず話せることではない。
しかし、訳の分からない薬を飲んでいると思われるのも困る…。


フサ乃は、アイ子の複雑な気持ちに気づいていないかのように、
興味津々といった表情でアイ子を見つめる。
「それは、どんな、もの?」


「私の場合、課長に見下されているように感じた、みたいな“反応”は、
子供の頃に、近所のおじさんに怒鳴られて、すごく怖かったときの恐怖が
そのまま、トラウマ的に残っていたんですけど、

その子供のときの恐怖とかを、RFT(あーるえふてぃー)で、受け入れていくと、
おじさんへの恐怖を感じなくなって、
そして、大人の自分も変化するんです。」


フサ乃は眉間にしわを寄せるように聞いてきた。
「その、RFTというのをすると、変化…するの?


アイ子は、鎖骨の下辺りにあるタッピングポイントを軽くタップすると、
簡単に説明を始めた。

「指でこうやって軽くタッピングしながら、
自分の思いとか感情を、ぜーんぶ、“いいよ”って受け入れていくんです。

“悲しいって感じていいよ” とか、 “恐怖を感じるのは当然だよ〜” とか、
そうやって、受け入れていたり、メリットを聞いたりしていると、
いつの間にか、そういう感情が、優しいものに変わっていくんです。

道具も必要ないし、どこででも出来て便利なんですよ。」


そんなアイ子の話しを聞いているうちに、一文字フサ乃の表情は、疑わし気になっている。
「それで、本当に変わるの…? 騙されてない?」


アイ子は、心の中で小さなため息をついた。
-- やっぱり言わなかった方が良かったかも…


とはいえ、ここで引くわけにもいかず、
レジスタントフリーダムセラピー・ジャパンのサイトを見せながら、

「ウツ病や、パニック障害、依存症なんかも改善してるし、
日常のストレスにもトラウマにも効果があるんです。

私は親友から教えてもらったんですけど、
前の職場も上司との関係が耐えられずに辞めてしまって、
今の会社に来たら、また今回も課長との関係が同じだったから、
RFTを知らなかったら、辞めていたところだったんですよ〜。」

などと必死に説明していた。


「ふーん…。」
それでも、フサ乃は疑わしそうにアイ子を見つめる。


ふと気づくと、先ほどまで語尾が小さくなっていたフサ乃は、
目をそらすことも忘れているようだ。


そして、アイ子のスマホをいつの間にか自分の手元に持っていき、
基礎コースのスケジュールページを開いた。
「ふーん…。」


基礎コース講師 葵井美香子の開催する、《オンライン平日夜クラス》があるのを見つけた。
オンラインセミナーは、3時間程度を3日に分けて開催、と書いてある。


フサ乃は、そこに書かれた日程に目を向けると、
バッグから、例の手帳を取り出し、
指で日にちをせわしなく追いかけ始めた。


もはや、アイ子が目の前にいることすら忘れている模様。
話しかけるタイミングさえ失い、
アイ子は黙ったまま、フサ乃の指の動かし方を奇妙な気分で見つめていた。
-- 何をやってるんだろう??


すると、フサ乃が大きく目を開いて、アイ子を見た。
「この、三日間とも、私の大吉日!!
三日間ともよっ!!
こんなこと、あり得ないっ!!」


「は? 占いだったんですか?
この三日間の、何があり得ないんですか?」

アイ子は、フサ乃の指の奇妙な動きが、占いの日にちを調べる動きだったことを知る。
手帳だと思っていたのは、占いの冊子のようだ。

しかし、フサ乃の耳に、アイ子の問いは入らないらしい。
占いの手帳へ再び目を落とす。
「このセミナーの開催場所は? どこ??」

「えっと、これはオンラインだから、自宅で受講できるんです。」

そんなことは分かっているとばかり、
フサ乃は眉をひそめる。
「そうじゃなくて、この葵井美香子さんっていうのは、どこに住んでるの?」


なぜかアイ子は怒られている気分になりつつも、
サイトのプロフィールから情報を探した。
「わぁ、綺麗な人ですよ〜。北海道函館市って書いてありますね。
『ゆるふわの魔法』って本も出されてる!作家さんなんですね。」


しかし、それもフサ乃の耳には入っていないらしい。
フサ乃は占いの手帳を凝視すると、
「函館市……?…… やだっ!!」
と小さく叫んだ。

「なななんですか??」


「函館市も、私には大吉方位っっっ!!」


-- 具体的な住所はないのに、そこはザックリなんだ…
という疑問が沸いても、アイ子は口に出せない。


「これ、私にとって、すっっっご〜く幸運のセミナーかも知れない!!!」


-- さっきまで、あんなに疑わし気だったのに、日にちと場所だけで幸運のセミナーに?? 
アイ子はあんぐりと口を開けて、フサ乃を見た。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、7/10に更新予定です。


RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:26| 【出来るシリーズ】

2018年06月20日

【出来るシリーズ】16.「警戒心」

私たちが、警戒心を抱くのは、
どなたでもご存じのように、危険から身を守るためですが、

その感覚に秘められた思い(声)を
知っている人は、それほど多くはないのではないでしょうか。


私たちが、自分でも気づかないところで、自分を守っている。
そんな思いに気づいたとき、内なる安心感を見出せると思います。

それは、ずっと自分の中にあった、安心感。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
内なる声に耳を傾けるとき、あなたのお役に立てると思います。



RFTで出来ることを小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪




〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


会社を出ようとしたアイ子は、背後から声をかけられた。

「相上さん」


アイ子は振り返って、ハッとした。


そこに居たのは、
アイ子と同じ部署で働く、
派遣社員の、一文字フサ乃である。

-- まさか、この人に声をかけられるなんて!何ゴト??


フサ乃は、仕事以外で誰かと会話することは殆どない。
声をかけられたこと自体が驚きだ。



アイ子とは課が違うので、直接仕事に関わることはないし、
ランチタイムもフサ乃は一人で過ごしていることもあって、
再就職で入社して以来、アイ子は彼女と話した記憶がない。


30代後半という噂で、
無口で、地味目で、表情も乏しく、割と根暗な印象の、
大人しいというより、自分の内側に引きこもっているような、そんな感じの女性だ。


「あの…二人で話したいことあって…、時間…ない…か…な?
フサ乃の、言葉の終わりは小さく消えていく。


-- えっ、怖っ??

アイ子は、突然のことに心の準備が間に合わず、とっさに、
「きょ、今日は、ちょっと用があって…」
と答えていた。


フサ乃は、手に持っていた手帳を開くと、指で日にちをせわしなく追いながら、
アイ子と目も合わせず、聞いてくる。

「えっと、じゃぁ…明後日は…どう…?
ど、どこかで…お茶…しながら…とか…?


アイ子は、それ以上、断る言葉も見つからないまま、うなずいた。
そして、晴れやかな気分が一変したように、
複雑な気分で帰宅した。


-- どうしよう??どうしよう??

フサ乃には何を言われるのだろう?
良くないことが起こるかもしれない。


そう思う一方で、アイ子は一文字に興味もあって、
なぜ誘われたのか知りたい。行ってみたい。
という、一文字と話してみたい気持ちも否定できない。


でも、やっぱり怖い。


そんな考えが巡り、眉間にしわを寄せながら悶々と時間を過ごす。


-- そうだ、RFTしよう!

こんな気分の時は、
身体の感覚を追いかけるのが手っ取り早い。


複雑な気分…なんだか気が重い。
そう思うとき、胸の辺りに茶色と黒色のイガイガボールがある。
その感じにRFTを進めていった。



その感覚は、
警戒心いっぱいで、
相手を寄せ付けない、攻撃的な感じだった。
でも、その声を聞き、受容していくと、
本当は、とても怯えていた。


傷つけられるのも、
振り回されるのも、
もういや。


そんな風に必死に守る、自分が見えてきた。
アイ子は、それだけ、傷ついていた自分に気づく。

たくさん、傷ついていることにも気づかないで、
ただ、頑張って前へ前へ進もうとしてきた。

立ち止まって、自分を見つめてあげることすら、なかった。


「こんなに傷ついてたのに、気づいてあげられなくてごめんね。」
そんな言葉を自分自身にかけたくなる。


自分自身に優しい言葉をかけてもらえることが、
こんなに安心に満ちていることを、
アイ子は、これがRFTの醍醐味だと改めて感じた。


-- 私は大丈夫。

根拠のない、安心感に満たされて、
フサ乃と会うことの抵抗が緩んでいた。



***


さて、翌々日、仕事が終わると、
アイ子は、フサ乃とカフェに入った。

-- やっぱり緊張する…
  何を言われるんだろう…?


コーヒーが来ると、
フサ乃は唐突に切り出した。


「…相上さん、男性のこと嫌い…よ、ね…?


「は??」
なぜ、いきなり、そんなことを言われるのか分からない。


「私、知って、る、の…。
フサ乃は、アイ子から目をそらし、コーヒーを見つめるように、
小さな声で話しつづけた。


「課長のこと、取引先の○○さん、部長…
相上さん、そういう男の人への態度が、なんだか、変わっ…て、いって…る。


「私のこと、見てたんですか??」


「相上さんは私の席からよく見えるところに座っているから、
初めは、つい目に入ったのが気になって…
私も男性が嫌いだから…。



「私、オトコの人のことが嫌いってわけじゃなくて、
課長が私を見下しているような気がしていただけなんです。
でも、そうじゃないことに気づいただけで…」


アイ子が返せたのは、そんな言葉だった。


フサ乃は、一瞬、目を上げると、
いぶかしげにアイ子を見つめた。
そして、すぐに視線を下げると、

「何か、薬とか飲ん…だ、の?

フサ乃は、コーヒースプーンをいじりながら、尋ねる。



「え、薬??」


フサ乃は、目を合わせないまま、うなずいた。
「そんな薬があるなら、教えて欲…し、い…



アイ子は、唖然と口を開いて、しばらく黙っていた。
そして、

「薬じゃなくて、…私が使っているのは、RFT(あーるえふてぃー)というセラピーです」
そう答えた。


フサ乃は、パッと顔を上げると、目を輝かせてアイ子を見た。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、6/30に更新予定です。





【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪募集中≫ ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回 すべて木曜日
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:31| 【出来るシリーズ】

2018年06月10日

【出来るシリーズ】15.「怒鳴り声が怖い」

自分の考えや、信じていることやモノ、そして反応…
誰でも同じように感じていると思っていたのに、
実はそれぞれ違っていたことに気づいたことはありませんか?

私たちは、ビリーフ(潜在意識に刻まれた思い込み・信念・刷り込みなど)によって
反応し、世界観を見出しています。

それは、体に格納されているいくつもの記憶。
人それぞれ、異なっています。


その記憶は “体の感覚” となって表れています。
紐解いていけば、そこにはたくさんの宝物を見つけ出すことが出来るでしょう。


そんなたくさんの宝物を見つけ出すのに、
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)がお役に立てます。


RFTで出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



アイ子は、コースケとの関係も良好になり、毎日が輝き出した気がしていた。


恋の力は、仕事にも活力を与えてくれる。

良い仕事をすれば、コースケに相応しい自分になれる気がする。
集中力もアップして、こなせる仕事量も増えた気さえする。
恋とは、なんと不思議なパワーを秘めていることか。



しかし、最近やって来た部長の怒鳴り声がもたらす恐怖は、
そんなアイ子に容赦なく襲いかかった。


1日のうちに、部長の怒鳴り声でビクッと飛び上がることも少なくない。


「何だ、これっ!
数字が足りないだろ!!
こんな資料で良いと思うのかっ!!」


-- 大声で指示したり、怒鳴ることで他者をコントロールしようとしてる。
  こういう人はホントに苦手。


前の部長は決して怒鳴るような人ではなかった。
一見大人しそうだが、社員をよく見ていた怖い人だった。
静かな威厳があって、課長クラスも部長対応に緊張しているのがよく分かった。


しかし、今回の新しい部長は、それ以上に部全体に緊張が走る気がする。
アイ子は部長に近づかないよう、顔を合わさないよう、何かと避けていた。


−−パワハラじゃないの??
  転勤すれば良いのに!!


とはいえ、部長が来てからまだ10日もたっていないし、
一方では、この部長が残した功績への評価も高く、社内での信頼も篤いと聞く。

すぐに転勤の可能性などあろうはずが無い。



昼食時、同じ部の女性たちに話してみた。
「今度の部長ってすぐ怒鳴ったりして、パワハラですよねぇ?」

しかし、アイ子の意に反して、みんなの答えはそれぞれだった。
「私も怖い。パワハラだと思う。言い方も嫌味だし。」
という人もいたが、

「声は大きいよね。でもパワハラまでとは思わないな…」
そんな人もいれば、

「私、言われるまで気づかなかった…。」
そんな人もいる。


このランチ仲間の女子たちは、同じ部屋にいるのに、
受け止め方がまったく違っている。

アイ子は、混乱していた。


しかし、以前なら、修行だの、宿命だのと、世を儚んでいたところだが、
もう以前のアイ子ではない。

-- そうだ、RFTしよう!!



アイ子は、アパートに帰ると、
バッグもそこらに投げ出して、

机に向かって、
ワークシートに書き出した。


『怒鳴り声が怖い』
書きながら、ふと思う。


-- 私が怒鳴られてるわけじゃないのに、
  なんで自分が怒鳴られているみたいな気がしてるんだろう。


アイ子は、怒鳴り声を聴いたときの怖さを
体のポーズで表現してみた。


体が左によじれて、両手で自分を守るように外に向けて広げる。
その姿勢にとどまりながら、記憶をたどってみる。

-- 誰から守ろうとしているんだろう…??


小さい頃に、父親が、突然アイ子を怒鳴ったことを思い出した。


そのときの、父親から自分を守ろうとしていた感覚が、
体に記憶されているのだ。
だから、怒鳴られているのが他者であっても、
アイ子の体は「怒鳴り声」に反応する。


そんな小さな頃のことなんて全然覚えていなくても、
意識が過去に向くと不思議にも思い出されてくる。



RFTは、このときの小さなアイ子に進めて行く。


まだ3歳くらいのアイ子。
それまで、ボールを投げて父親と遊んでいたのだが、
ボールが手元になくなったので、
近くにあったお人形を、投げて遊ぼうとしたとき、

父親に、突然怒鳴られて、びっくりして、何が起こったか分からず動けなくなった。


小さなアイ子は、「お父さんが突然怒って怖い。怒らないで…」と泣いていた。

こんな風に怒鳴る父への嫌悪感。

そして、悲しみ…。
この悲しみは、父に対して、嫌悪感を持つ自分。
こんな感情なんて感じたくなかった。
大好きなお父さんなのに…。


小さなアイ子は、父親への嫌悪感を感じないように、
必死に隠そうとしていたのだった。


アイ子は、そんな嫌悪感の中に、父を思う愛情を見出した。
-- こんな小さいなりに、お父さんへの愛情を、必死に表していたなんて…


自分への愛しさに思わず涙がこぼれる。
そんな小さな自分が誇らしい。
 

父親が、小さなアイ子が投げたお人形 −実はそれはちょっと高価なお人形−を投げたことに驚いて、
思わず大声で制しようとしたのも分かった。


やがて、小さなアイ子が、父親との楽しい時間を取り戻すと、
大人のアイ子も、体が緩んで、落ち着いてきた。
もう、部長の大きな声も、それほどアイ子に影響しない気がする。



さて、その翌日、
部長が大きな声を出しても、アイ子は反応せず、
仕事に集中出来た。

一日はあっという間に過ぎてしまった。

終業時間になって、
アイ子が、帰り支度を始めたとき、
部長が近くを通り過ぎる。

「お疲れ様です!」
アイ子は元気よく声をかけた。


部長も、
「お疲れ様」
と笑顔で返した。


アイ子は、人知れず、にこっと微笑んだ。



しかし、
そんなアイ子をじっと見つめる双眸に、
アイ子はまったく気づいていない。




会社を出ようとしたアイ子は、背後から声をかけられた。

「相上さん」

アイ子は振り返って、ハッとした。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、6/20に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪残席1名≫
 ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回 すべて木曜日
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:14| 【出来るシリーズ】

2018年05月30日

【出来るシリーズ】14.「その態度にイライラする」

今まで気にならなかったはずの相手の言動が、気になりだすことがあります。


親しさが増し、信頼度が高まっている相手でも、
気になり始めた、その態度・言動が、苛立ちの元になってしまうこともあります。


そんな自分を否定したり、相手を否定したり。
私たちの心は複雑です。


そんな複雑な心をひも解いたとき、
そこに見出だせるのは、お互いのナチュラルな在り方ではないでしょうか。


RFT(あーるえふてぃ)は、あなたの心を優しく紐解いてくれることでしょう。


RFTで出来ることを、小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



アイ子は、順調にコースケとの関係を育てていた。


しかし、大好きなコースケと一緒にいられるのは嬉しいが、ちょっと気になることもある。

その、「ちょっと気になること」は、
気になり始めると、すごく気になってくる…。


今、アイ子が気になっているのは…
それは、コースケの遠慮がちな態度や話し方だった。


「どうしたい?」
「どこに行きたい?」


アイ子の気持ちを気遣ってくれるのは有難いが、
どこかよそよそしくて、コースケとの距離を感じてしまう。


-- コースケ先輩が、もっと強い人になってくれたら良いのに!
   もっと、はっきりと自己表現してほしい。

  
しかし、そういうアイ子も、コースケに求めながら、
何をどう伝えて良いのか分からない。


最初は、ちょっと感じた程度のイライラが、
思っちゃいけないと思うほど、日ごとに増してくる。


「変わって欲しい」と思う、自分の要求も高まってくる。
相手が変わってくれさえすれば、自分は楽に(幸せに)なれるのに…。


こんなとき、人は、それが自分に起こっている “反応” だと気づかないまま、
相手に問題があるように感じてしまうものだ。


アイ子は、コースケに対して怒りを感じている自分に気づいた。
-- このままだと、コースケ先輩に怒りをぶつけてしまいそう。
  

そして、はっと思い出す。

-- そうだ、RFTしよう!


アイ子は、座って目を閉じて、
このイライラに向き合ってみた。
分かってもらえない、イライラ…
しかし、イライラは怒りではなく、悲しみだったことに気づく。


自分でも少し驚きながら、
悲しみの声に耳を澄ますと、

「私の心を分かってもらえない…」
そんな思いが沸いてくる。


ふと、2〜3歳ぐらいの自分が思い浮かんだ。
母親が夕飯の準備に追われて、
アイ子が泣いていても、構ってくれない。


何とも言えない、見捨てられ感…
「私なんて、要らない子なんだ」

そこには、怒りも悲しみも、虚しさも、絶望感も、
様々な感情が押し込められていた。


そんな自分にRFTを進めていくうち、
小さなアイ子が、自分の中に安らぎを見出し、
大人のアイ子も、
体の緩みを感じて、呼吸が深くなっていた。



そして、改めて、コースケの態度を思い返してみる。
もうコースケに苛立ちを感じる気がしない。

-- やっぱりコースケ先輩は優しい人だった。
   それなのに、そんな優しさを受け止められずに、
   コースケ先輩を変えようとしていたんだ。



そして、アイ子は思うのだ。

-- 「相手が変われば、自分が楽になる」
  そんな風に思うのも、当然だけど、

  こうして、自分の心が自然体に近づいたとき、
  感じ方や見え方が違ってくるから、
  
  心の錘(おもり)をはずして
  お互いが見つめ合えたなら、
  人との関係性はもっと豊かなものになるんじゃないかな…

  だから、せめて自分の錘だけでもなるべく軽くして、
  優しく穏やかに関わっていきたいな。

  

未来が、一層、明るく感じられる。


コースケとの関係も、周りの人たちとの関係も、
大切に優しく育んでいきたいと思えるアイ子だった。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、6/10に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪キャンセル待ち受付中≫ 
 ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回 すべて木曜日
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 15:52| 【出来るシリーズ】

2018年05月20日

【出来るシリーズ】13.「私は相応しくない」

誰かと居るとき、あなたはどれだけリラックスしているでしょうか?
自分が自分らしく在ることを、自分自身に許しているでしょうか?


私たちは、知らず知らず、自分でも気づかないうちに、
緊張していたり、
無理していたり、
頑張っていたりします。


でも、本当は、誰といても、いつだってあなたは自由だということを、
あなたに知ってもらいたいのです。


心と体の緊張を緩めて、
リラックスした自分時間を増やす方法、
それはRFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)です。



RFTで出来ることを、小説風にご紹介しています。

創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



アイ子は、憧れのコースケの特別な存在になった。


コースケからは、毎日のように
メッセージが届く。
電話もかかってくる。


幸せで、浮かれて、空に舞い上がりたい気分…


と、なりたいところだが、


状況に反して、
アイ子の心は落ちつかなくなっていく。



こんな日々は長続きしないのではないか、
コースケが離れていってしまうのではないか、


奥深くから、そんな思いがやってきて、
幸せ気分になんて浸れない。



-- 私よりもコースケ先輩に相応しい人がいる
  

アイ子の中に、
コースケに寄り添う、美しい大人の女性像がちらつく。


得体のしれない怖さがせり上がってくる。

そうなると、
アイ子は、もうコースケのお人形にでもなったかのよう。


コースケの話しに合わせようとし、
コースケの好みに合わせようとし、
コースケの予定に合わせようとし、


勝手に自分が創造した、
コースケの理想の女性になろうとする。


自分がまったく無い状態だ。

でも、そんな自分にすら気づかない。


デートで着る服・メイク、
どんな風に笑い
どんな風に振舞い、
どんな話をすれば良いのだろう。

どうすれば、自分だけを選んでくれるだろう。
どうすれば、自分だけを見つめてくれるだろう。



アイ子は、コースケに会う日が近づいてくると、
まるで別れ話を言われる日を待つかのような
重い気分になってしまうのだった。



-- 先輩に会うの怖い

泣きたい気持ちになる。




そんなとき、小さな光がアイ子の心に射しこんだ。

-- そうだ、RFTしよう!!
  なぜ、思いつかなかったんだろう。



アイ子は、さっそく、
ワークシートを開くと、自分の思いを書き始めた。


「先輩を失う怖さ。」
紙に書いた文字を見ながら考える。

-- ううん、違う、先輩に相応しくない私…
悲しさがこみあげる。
どうにもならない無力さを感じる。

アイ子はタッピングを始めた。



無力感にRFTを進めているうちに、
小学校高学年の頃に、新しく塾に入ったときのことが思い出されてきた。


そこは、有名な進学塾で、
数十名の子供たちが同じクラスで学んでいた。


同じ学年なのに、
アイ子とは勉強の進み具合がぜんぜん違う。
とっくに進んでいる。


配られたテストを見て、ショックを受けた。
彼らの解いている問題がアイ子には解けない。
難しくて分からない。


不安と絶望。
そしてみんなと違う自分への無力感…
私が、ここに居ることは間違っている。

そんな思いに支配されていた。


やがて、RFTを進めるうちに、
小学生のアイ子が、自分の力を取り戻していく。


大人のアイ子も、体の緩みを感じる。



ゆっくりと目を開けて
アイ子は、頬を流れる涙をぬぐった。



数日後、
アイ子は、コースケに会った。


自分が自分の中心にいるような、安定感を感じる。
もう、コースケに合わせるお人形ではなくなっていた。



コースケと笑顔で向き合いながら、
アイ子は、「自分」で振舞えることの自由をかみしめていた。






続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、5/30に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪キャンセル待ち募集中≫
 ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回 すべて木曜日
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』




【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:18| 【出来るシリーズ】

2018年05月10日

【出来るシリーズ】12.「後ろに人が立つと気になる」

私たちが無意識に起こしている反応は、当然ながら、
意識に上がるまで、自分が起こしていることすら気づいていません。

いつもの自分が、どんな風に街を歩き、
どんな風に人と接し、
どんな風に振舞っているのかすら、
自分で気づかないのと同じように。


もしも、あなたが、気づかなかった自分に気づいたとき、
それが体を緊張させたり、硬直させたり、
居心地悪くすることだったなら、
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)を試してみませんか?


RFTは、あなたの中に、リラックス空間を広げることでしょう。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



あれから数週間が過ぎ、ゼミ会の飲み会の日がやって来た。
アイ子は、心踊らせながら、会場に向かう。


今回はビアガーデンだ。
コースケも参加している。


参加者は10名を超えたが、
コースケはまたもや、アイ子の近くに座ることになった。


-- やった!

思わず、心の中でガッツポーズする。
今度は落ち着いて話せそうだ。


-- 私、やっぱり先輩の笑顔が好き


みんなと話しながら、時々そっとコースケを伺うように見てしまう。
時々、コースケと目が合う。


「私、ビール選んでくる」

ここは、自分で好みのビールを選んで注ぐことが出来るビアガーデンだ。
アイ子は、照れ隠しにビールを注ぎに行くことを口実に、席を立った。


-- またコースケ先輩に会えた!
  目が合っちゃった。

それだけで心が浮き立つ思いだ。
ご機嫌な気分でビールサーバの前に立った。


ふと、背後に人の気配を感じた。
誰かが後ろに並んでいるのだろう。


アイ子は急に落ち着かない気分になった。
まるで後ろの誰かから身を守るように、
身体をビールサーバに寄せる。



すると、後ろの人がさらにアイ子に近づいて来た。

-- しまった!逃げ場がない!


その時、すぐ後ろから
「相上ちゃん」
という声がした。

振り返ると、コースケだった。


「そんな抱きつかなくても、サーバは逃げないよ。」
フッと笑う。


アイ子も苦笑いした。


-- コースケ先輩だって初めから分かってたら、後ろが気になったかな?
コースケがビールを注ぐのを待つ間、アイ子はぼんやり考えいた。


二人でテーブルに戻るとき、
コースケが話しかけてくる。


「この前は調子悪そうだったけど、今日は大丈夫みたいだね。」

「えっ?」

「久しぶりに話したいと思ってたのに、
ぜんぜんチャンスなくてさ」

「えっ?」

「あのさ、相上ちゃん、中華好きだったよね?
最近、美味そうな本格的中華の店を見つけたんだけど、今度二人で行かない?」

「えぇっ?」


アイ子が驚いているうちに話しが進んでいる!


アイ子はぶんぶん頭を前後に揺らして、
オッケーの意思表示をした。
ドキドキしてうまく声が出せない。


「じゃあ、また連絡するから、近いうちに。」

アイ子は、ただ、頭を前後に揺らすだけだった。


その後は、またもや夢うつつのまま、
時間が過ぎてしまった。

でも、前回とはぜんぜん違う。
アイ子は天にも昇る思いだった。



翌日も、気分冷めやらず、うきうきしながら会社に行って、
ご機嫌な心地で仕事をしていると、
後ろに人が立っていることに気づいた。

思わず、仕事の手が止まる。
振り向くと課長だった。

「何かありましたか?」


「いや、相上さん、なんだか楽しそうだから、
通り過ぎようとしたけど、つい足が止まったよ。」


アイ子が照れ笑いしたのを見て、課長は離れていったが、
そのとき、ふと思い出した。


-- そういえば、今までいつも後ろに人が立つと緊張してた。
  なんで??

その場から逃げたくなるような、圧を感じるのだ。



-- この前、先輩が後ろに立ったときも、
  逃げたいような気分になってた。  
  この追い詰められるような空気圧は、いったいなんだろう?


この感覚が、気になって、ふと過去に意識を向けたとき…

-- お母さんだ!

アイ子の中に思い出がよみがえる。

アイ子がまだ幼稚園のとき、
母がピアノ教室に通わせた。


毎日、母がアイ子のピアノの練習に付き合った。
アイ子の斜め後ろに立って、
練習の様子を眺めている。


間違えたり、さぼったりすると叱られる。
そのときの記憶が呼び覚まされた。


-- 体はずっと緊張を覚えてたんだ。
原因が分かって、ちょっっぴりホッとした。


アイ子はピアノの練習が嫌いで、すぐにやめてしまったが、
あのとき、知らず知らず、母の圧を感じていたのだろう。




帰りの電車の中で、誰かが後ろに立ったとき、アイ子は気づく。
背中がぞわぞわしている。

-- そういえば、今まで電車の中でも人が後ろに立つのはストレスだった。
  なのにストレスを感じていることにすら、気づかなかった…




自宅へ帰ると、落ち着く。
-- そうだ、RFTしよう!


アイ子は、幼稚園の頃の
後ろに立った母に、叱られている小さな自分に、RFTを進めた。

怒られる怖さ。

-- ううん、お母さんの期待を裏切る怖さ。
  お母さんを喜ばせてあげたかった。
  そして、それはお母さんと仲良くなって、たくさんの愛を得るためだった。


練習してもうまく弾けない悲しみ…。
うまく出来るはずがないあきらめ…。

いくつもの思いや感情に優しく声をかけると、形や感じが変わっていく…。


やがて、小さなアイ子は、
母の目など気にせず、ピアノを楽しみ始めた。


大人のアイ子の体も、ふわりとリラックスしたのを感じた。




その週末は、さっそく、コースケと待ち合わせだ。


早めに待ち合わせ場所に立つアイ子。
後から人が近づいてくる。

気配はしても、もう逃げたくなる感じはない。

「お待たせ。」
振り向くと、コースケの笑顔が見えた。

「先輩、こんにちは!」
思わず、アイ子の顔がほころぶ。


-- コースケ先輩の笑顔、やっぱり好き


「あのさ、相上ちゃん、前から思ってたんだけど、
そんな目で見つめられると、誤解しちゃうよ?」

コースケがちょっと悩まし気な顔をした。


「…誤解しても良いですよ。」


コースケがアイ子を見て、顔を赤らめた。
言ったアイ子も顔が真っ赤だ。


二人は見つめ合って、照れ笑いした。



二人の物語も、始まったばかりだ。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、5/20に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪残席1名≫ ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回 すべて木曜日
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 12:03| 【出来るシリーズ】

2018年04月30日

【出来るシリーズ】11.「体がすくんでしまう」

RFT(あーるえふてぃー:レジスタント・フリーダム・セラピー)は、
エネルギー心理学に分類される、実効性の高いセラピーテクニックです。


RFTで出来ることは、
無意識にダメだと感じている、
自分の内なる部分を
消すことでも、失くすことでもありません。


そのメカニズムは、
ダメだと感じている自分を、自分自身に受け入れることにあります。

そうすることで、心の平和・生きる力を取り戻すことが出来ます。



それは、ダメな自分を消して、
良い自分・素晴らしい自分に変わることではなく、

ダメな自分だと思っている、その限定された思いを解き、
本来の自由を取り戻すこと。


RFTがあなたに贈るのは、
あなた自身の本来の素晴らしさに気づいてもらうことです。



創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・




アイ子は、2年ぶりに大学のゼミ会に参加した。
ゼミの教授や仲間たちが集まって、近況報告をかねた食事会だ。



昨年は、職場での上司へのストレスが強く、
ゼミの仲間たちに合う気になれなかった。


「きっと、みんなは順調にうまくやってるに違いない。」
そう思うと、いたたまれない気持ちだった。


だが、今年は、無事に再就職を果たし、
新しい職場での上司との関係も穏便で、
胸を張って参加できる気分だ。


-- みんな、どうしているかな〜?

会場は居酒屋の個室で、20名近いメンバーが集まることになっている。


アイ子が、心躍らせながら会場に入ると、
「きゃー!久しぶり!」
「仕事どうしてる?」
などと久々に会う仲間にハグしたり、近況を話したりと盛り上がっている。


会場では、長机が並んでいて、
アイ子は、空いている場所に座って、友を替えてはまた話しを進めていた。


そんなところへ少し遅めに入ってきたのが、
アイ子の憧れの先輩、コースケだ。



うまい具合に、コースケは、アイ子の席の斜め前に座った。


アイ子より1学年上のコースケは、大学時代は美人の彼女がいて、
ゼミこそ違うが、よく二人で一緒に過ごしているのを見かけた。


アイ子は、あまり話す機会のないコースケを、
いつも遠巻きに見て憧れているだけだった。



-- きっと二人はもう結婚したよね…

でも、コースケの左手の薬指を見ても、指輪は見つからない。
アイ子は、そんなことが気になっていた。


ゼミ会が始まると、一人ずつ簡単な近況報告をした。
アイ子は、転職をしたことを手短に話した。


コースケは、最近、転勤先から移動になって戻ってきたこと、
まだ独身で、現在は彼女を募集中だと照れ笑いしながら報告して場を沸かせていた。


-- 彼女と別れた??募集中??
アイ子の胸は高鳴る。


全員の一通りの近況報告が終わって、教授の話しが続いたが、
アイ子は、もう胸が痛くなるぐらい、ドキドキしていた。


-- アピールのチャンスだっ!!
そんな思いに支配される。


しかし、コースケを前にすると、言葉が出ない。
いや、言葉が出ないどころか、体がすくんでガチガチになっている。


-- どうして自由に動いてくれないの??

ガチガチの体の感覚をとらえながらも、
泣きたくなるような気持ちになる。


-- RFT!!

焦って、誰にも見つからないように、こっそり指をタッピングしてみる。


-- これが無ければ、このガチガチが無ければ!
  無くなれ、無くなれ!!



でも、体の感覚は、ますます硬くなっていくように感じる。


焦りと苛立ちで顔が引きつる。
もう、ゼミ生たちの話しも聞こえない。


体が硬直して、自然な笑顔も作れない。
コースケに顔も合わせられない。


-- やばい!! 早く、早く!!
  なんとかしなくちゃ!!


でも何一つ、アイ子の思うようにならない。

時間だけが無遠慮に過ぎていく…。


泣きたくなる気持ちを抑え、
食事もほとんど喉を通らず、
その後、ゼミ仲間とも何を話したか覚えていない。



やがて、ゼミ会は終了し、
アイ子は絶望に満たされて、そのまま帰宅した。


アパートに戻ると、涙がこぼれた。

-- もう、いや…!
  せっかくのチャンスを失ってしまった。



その夜遅く、ヒカルに電話して、アイ子は事の成り行きを話した。
誰かに聞いてもらわないと、一人では抱えきれない気分だった。



「ああ、そういうことある。分かるよ。
焦っちゃうと、かえって硬くなっちゃったりするね。

RFTは、
自分の中に有っちゃダメだって思っているものを
有って良いものと気づいて受け容れることで
変化を起こせるのがメカニズムだから、

失くそうとか消そうとすると、かえって抵抗が強くなっちゃうよ。」


「そうだった…
私、まったく真逆のことしてた…。」

アイ子は、今日の自分を振り返った。


失くそう、消そうと必死になって、
結局、否定していたことを思い出す。


そして、ヒカルとの電話を終えると、


-- やっぱりRFTしよう!
そんな気持ちが沸いてくる。



アイ子は、体がすくんだ、その感覚に、
そっと寄り添いながら、

-- 追い出そうとして、ごめんね。
そんな風に声をかける。


この「体がすくむ」感覚も、
アイ子が向こう見ずなことをして傷つかないように、
ずっとそばにいて守ってくれていた。


-- ありがとう。

愛しくて、思わずこぼれる涙。
たったそれだけの言葉掛けが、一気に、このすくんだ感覚を溶かしていく。


-- こんな簡単なことだったの??
アイ子はちょっと驚いて、そして苦笑いした。


体はスッキリと、落ち着いてきた。



-- 考えてみれば、コースケ先輩のこと、それほど親しかったわけじゃないし、
  ちゃんと相手を知ってから、そのうえでアピールするべきだったよね。
  焦って、当たり前のことを忘れていた…。


体に余裕が出来ると、考えも変化してくる。




さて、その数日後、ゼミ会に参加できなかった仲間から、
ビアガーデンでの飲み会の呼びかけがあった。


-- もしも、コースケ先輩も参加してたら、
  先輩のこと、ちゃんと冷静に観察してみよう。
  今度は気楽に話せますように。



期待に胸を膨らませながら、アイ子は飲み会に参加表明をしたのだった。





続く…



※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、5/10に更新予定です。




〜RFT講習会のご案内〜

【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コースのご案内  ≪募集中≫
 ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回(すべて木曜日)
開催時間: 各回とも10時〜13時 
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコースのご案内  ≪募集中≫
 ※2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom TherapyR(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:33| 【出来るシリーズ】

2018年04月20日

【出来るシリーズ】10.「わけもなく落ち込む」

誰かの発言に腹を立てたり、
何かに落ち込んだり、
ムカついたり、嫌な気持ちになったり、
それらはいつも体の感覚を伴っています。

私たちが、何かを感じるとき、それは “体の感覚” によって認識されています。

つまり、私たちが何かに反応するとき、
それは 「自分の体でしか起こっていないこと」 であるともいえます。


ですから体の感覚が変わるとき、
同時に感じている“何か”が変わり、他者との関わり方や世界観すらも変化していきます。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)は、“体”の変化を通して、
あなたに、優しい世界を見せてくれることでしょう。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆

・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



ヒカルは時々、なぜだかひどい気分になることがある。


誰かと何かがあったわけでもない。
これと言って理由も思い当たらない。


なのに何もやる気が起こらない。
何をしても気が乗らない。


実はヒカルは、最近、職場での評判が良くなってきた。
同僚や上司からも
「なんだか雰囲気が変わったね」
「丸くなった」
という声も聞こえるようになり、実際の状況はうまく行っている感じだ。


それなのに、この憂鬱な気分はどうしたことだろう。



この陰湿で、じめじめとした重い気分がやってくると、
世の中なんてどうでもいい。
自分なんてどうでもいい。

幸せも不幸も届かない、どぶ色の世界に住んでいる。
そんな気分になって、

「何をやったって同じ」
「どうせ生きててもしょうがない」

そんな思いに支配される。
こんなときは、この気分が去るまで待つしかないのだ。



◆一口メモ◆
私たちが日常で感じている、怒ったり、悔しかったり、悲しかったり、落ち込んだりするなどの反応が起こるときの、“反応ボタン”は様々です。

人間関係や、強い反応が起こるような状況だけとは限らず、
ふとした思考(考え)・季節・気温・湿度・匂い・音(音楽含め)・時間帯・色彩・場所の雰囲気に至るまで、
気づかないところで“反応ボタン”は押され得ます。

そのときは過去の嫌な出来事 ・ ビリーフ(潜在意識の思い込み)などの 自覚していない記憶が、無意識に呼び覚まされているといえるでしょう。




動きたくない。
私なんてどぶ色の世界に、飲み込まれてしまえばいい…。


そんな気分のヒカルだったが、
今日は休日、午後からは、数ヶ月ぶりにアイ子と会う約束が入っている。


-- こんな重い気持ちで会いたくない。

楽しみにしていた約束。
なのに、このまま断ってしまいたくなる…。


-- そうだ、RFTしよう。

ヒカルは、ため息をつくと、重い気分のまま、のろのろと座って、
体の感覚をとらえた。



基礎コースで習ったやり方だ。
-- 背中から腹部にかけて、黒っぽい茶色のぐにゃぐにゃとした感じがある…。

  
そこからRFTを進めて行く。
「お前なんていない方が良い」
そんな声が聞こえてくる。



-- こんな声があったんだ…
ヒカルは自分の内なる声に、自分でも驚きながらRFTを進めて行く。

-- ここにある感情は、“絶望”だ。
でも、この絶望の役割が自分を守る勇気だと気づくと、優しい気持ちが沸いてくる。


そんなことを繰り返していくうちに、
“黒っぽい茶色のぐにゃぐにゃとした感じ”は、白っぽい色へと変化していく。
ぐにゃぐにゃした感じも薄くもわっとあるだけだ。


同時に、体が軽くなっていくのを感じた。
深呼吸をすると、今までよりも息が深く入る気がする。


白っぽい、もわっとした感じには、どこか懐かしさを感じながら、
そこに秘められた思いをひも解いていく。

-- 報われない悲しみ…
  ああ、ずっとそんな風に思ってた気がする…



最後に、ふと、この感覚の役割を知りたくなった。
-- 自分を奮い起こす力、活力
そんな思いが沸く。


-- 重くてひどい気分にさせてものだったのに、
  それが自分の活力だったなんて??

ヒカルは、ちょっと面白さを感じた。



白っぽい、もわっとしたものも、もう感じられない。



さきほどまでの重い感覚は、まるでヒカルの背筋を伸ばし、そばで守ってくれているような、
そんな感じに変わっていた。


-- 「何をやったってしょうがない」「どうせ生きていたって」
  そんな思いもあったけど、
  この体の感覚によって、真実のように思えていただけだった。



ヒカルは、体の感覚の変化を通じて、
自分を知ることの面白さ・素晴らしさを改めて感じた。



-- 無くなれば良いと思っていた、あの重苦しさは、生きる実感のようなものだった。
  あの重苦しさが無ければ、まるで霧のように自分が掴めなくなっていただろう。
   
  だから、あの感覚は、自分を奮い起こし命を与えてくれる活力だった。
  私たちには不要なものなんて、何一つない…


そう思うだけで、心が浮き上がりそうになる。
-- ぜんぶ、大切なものばかり。
  まるで宝の山みたい。


ヒカルは、早めに家を出て、待ち合わせ場所に向かった。
足取り軽やかに街を歩いてみたい気分だ。



そして、このあと、久しぶりに会ったアイ子に、ヒカルはRFTを紹介することになる。



ヒカルがアイ子にRFTを勧めるまでには、こんなRFTの旅があった。
アイ子が、ヒカルにこれまでと違う“何か”を見出したのは、
ヒカルの雰囲気が、それを物語っていたのかも知れない…。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、4/30に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



【オンライン平日昼】RFT基礎(自己の癒し)コース  ≪募集中≫ ★ご自宅で受講して頂けます
開催日: 2018年7月5日、7月12日、19日 全3回(すべて木曜日)
開催時間: 各回とも10時〜13時 (3時間程度×3回に分ける形式です)
場 所: オンライン(テレビ会議システムzoom) 
講 師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(再受講30,000円)/税込み・テキスト代込み
 お申込みフォーム:『RFT基礎コースオンライン平日昼クラスお申込みフォーム』



【東 京】RFTプラクティショナーコース  ≪募集中≫
★2019年以降は特例を除き、名古屋開催のみとなります。
開催日時: 2018年8月4日(土)〜5日(日)  10:00〜16:30(二日間とも)
開催場所: 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館
講  師: 佐藤 純子
参加条件:
  ◎2日間の基礎コースに参加された方
  ◎2017年2月までにプラクティショナーコースに参加された方
お申込みフォーム:『東京プラクティショナーコースお申込みフォーム』




RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールをご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 15:54| 【出来るシリーズ】

2018年04月10日

【出来るシリーズ】9.「性的トラウマ」

あまり知られていないことですが、
日本の子どもは高い頻度で性的虐待を受けているという報告があります。


日本初の大規模調査(日本性科学情報センター「『子どもと家族の心と健康』調査報告書」1999年)によれば、
18歳未満の女の子の39.4%、男の子の10%が性的被害を受けており、
13歳未満で見ると、女の子の15.6%、男の子の5.7%が被害に遭っているそうです。
参考:『誰も語らない、子どもの「性的虐待」の現実 「魂の殺人」が放置される日本』より


『性被害・ほんとうのこと』(YouTube)では、
10代20代女性のうち、性暴力被害が3人に2人 、レイプ被害は5人に1人と伝えています。


心に深く刻まれた爪痕が、どれほどその後の人生を崩壊させてしまうのか、その心の傷みのほどは計り知れません。



思い出したくない過去の出来事を追体験で苦しむことなく、
しっかりと変化を起こし、
心の平安を取り戻す方法、それがRFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)です。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介しています。
行き場のない苦しみから抜け出したいとき、RFTは必ずあなたの助けになると思います。



〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


ヒカルは、RFT基礎コースを受講してから数ヶ月、何十回とワークを積み重ねてきた。

些細なものがほとんどだが、
心も体も軽くなってきたのが分かる。
自分の内から安心感が沸いてくる。
行動や心境にも変化を感じられる。


-- 今なら、やれる気がする…



実はヒカルには、どうしても許せない、子供の頃の苦い記憶がある。
それは、まだ小学校1年生の頃のこと。

当時、近所には年の離れたお兄ちゃんがいて、
小さい頃から、他の子供たちも一緒によく遊んでいた。
勉強を教えてもらうこともあった。
みんな、お兄ちゃんが大好きだった。


お兄ちゃんが大学生なっても、
テレビゲームをしに子供たちがお兄ちゃんの家に集まることもあった。
お兄ちゃんの家には、ゲーム機もゲームソフトも最新のものがそろっていて
子供たちの遊び場になっていた。


ある日、ヒカルは皆より先にお兄ちゃんの家に着いて、
1人でいつものように、ゲーム機で遊び始めていた。
テレビに映し出されるシーンに夢中になってコントローラーを操作する。


そのときだった。
お兄ちゃんが、いきなり後ろからヒカルを抱きしめて、
「ヒカル、可愛いな〜」
とヒカルの頬にキスをして、小さなヒカルの胸や体を手で撫で始めたのだ。


何が起こったか分からない。

時が止まったかのように、
ヒカルの世界から、音も色も消えた。


実は、その後どうなったのか、ヒカルはよく覚えていない。
仲良しの他の子供たちが入ってきて、それは終わったのだと思う。



それだけのことだ。


そう、他の人から見れば、「それだけのこと」かもしれない。
そんな、「それだけのこと」が心に残した傷跡は決して小さくなかった。


“過去の出来事” が、今の自分の何に・どんな風に影響しているか、というのは、
実際にセラピー(RFT)によって、変化しないと分からないが、


ヒカルの場合は、特定の男性に対して、非情なまでに攻撃的になることがあった。
そのためこれまで学校生活でも、職場でも、衝突することも度々あった。
自分でも自分が恐ろしく思えるほどの冷酷さが顔を出すこともある。


恋愛も多いように見えて、実は対象となる相手は少なかった。
ヒカルに決して危害を加えそうにない従順な相手を求めていたのかも知れない。
しかし、いつも長くは続かなかった。


対人恐怖症にもなり、人付き合いも苦手になっていた。
心許せる相手も少なかった。
エレベーター、公衆トイレ、電車、暗い場所、狭い場所、人の少ない場所、男性が多い場所も苦手だった。
人が後ろに立つのも嫌悪感で、スーパーの食品売り場の通路なども、意識は常に周囲を警戒し、さまよう。
体の発疹も治らなかった。



本人は無意識だったが、いつもどこかで常に攻撃に備えて臨戦態勢を取って、緊張していた。


なぜなら、体が覚えているからだ。
危険がどこからやってくるか分からない、という恐怖感を。



しかし、それが自分の行動の一部になっているので、
そんな風に生きていることすら、
自分で自覚できないのが私たちだ。



また被害者であるにも関わらず、その自分を責めることも少なくない。


近所で痴漢が出た時、
被害に遭った女性についての心無い大人たちの会話が、
ヒカルをさらに追い込んだ。


「痴漢に遭うのは、襲われる方にも問題がある。
短いスカートをはいて派手な格好して、
あれじゃあ、痴漢を呼んでいるみたいなものだ」



だから、ヒカルは誰にも言えず、自分を責めた。

まるですべての罪を引き受けるように。
自分が悪いのだ、と。


-- 私は魔物だ 
  悪を引き寄せるのは私が悪いせいだ…



ヒカルは、そんな自分に、音と色の世界を取り戻したかった。





◆一口メモ◆

大きなトラウマについては、
それ自体が大きな感情エネルギーを秘めているので、
RFTの経験を積み重ねて、十分に慣れてから行って下さい。

また、無理することなく、プロのセラピストから個人セッションを受けることをお勧めします。





ヒカルはRFTの練習を積み重ねてきた自信もあり、
出来るだけ自分でやってみようと思った。



-- あのときのことは思い出したくない。


信じていた人に裏切られた記憶は、
それを思うだけで暗い泥の海の底に縛りつけられるようだ。
もがくほどに、深く引きずり込まれる。


まずは、そんな思いにRFTで寄り添ってから、
意識を違う方に向けつつ、

「もしも、あのときの私が抱いている感情があるとしたら…?」
と想定してみた。



-- 憎悪!!


そこで、嫌悪感だけを切り離して取り出すように、
過去の自分ではなく、憎悪という感情だけに向き合ってみる。
憎悪は、まるで真っ黒な鉛のように重くて硬い。


それでも、見つめて行くうちに、その憎悪の本質が、
実はヒカルを守る楯のようだと気づく。

ヒカルの中で何かが緩み、体感がわずかに軽くなっていく。

そんな風に嫌悪感や悲しみ、絶望感などの感情を取り出すことを繰り返していくうち、
過去の自分を思い出すことは嫌ではなくなっていた。


とても不思議なことに、
多くの感情を見つめて変化が起こっていくうちに、
イメージの中の、小さなヒカルは何か頑丈なエネルギーに包まれていて、
お兄ちゃんに何かをされるような存在ではなくなっている気がした。


ヒカルの中に、逞しい力が甦る。



イタズラされた事実は変わらない。
お兄ちゃんを許そうとは思わない。
そんな思いもそのままあるが、

あの記憶がヒカルを苦しめることは、もうないだろう。
もう、記憶は一枚の絵のようにリアルさがないからだ。


ヒカルは、小さな自分に
「信じていた人に裏切られてつらかったね。よく頑張ったね。もう大丈夫だよ。」
そんな声をかけてみた。


豊かな音と色彩が、小さなヒカルの世界で躍動している。
ヒカル自身も、安心感に毛布のように包まれているようだ。


ヒカルは思う。

-- 見えないものに縛られてた世界から、
  自由になる方法があることが、どれほど人生に希望を与えることだろう。
  自分を癒すツールがある。
  可能性がある。
  未来がある。
  それだけで、もう最強だ。





◆RFTでトラウマにアプローチする方法の例◆

RFTで、トラウマにアプローチする際は、
その出来事に対する否定感にRFTをすること、
今回のヒカルのように、鮮明なイメージをしないまま感情のみRFTする方法、
トラウマの前または後の自分にRFTをする方法、
などをご紹介しています。

追体験という手法はとらず、エネルギー変化しながら進むため、
しっかり感情エネルギーを見つめれば、
記憶に苦しむことはほとんどなく、
過去の出来事による影響を改善・解消することが可能です。





続く…



※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、4/20に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東 京】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年4月14日(土)〜15日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都港区
講師: 渡辺花香里
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『東京港区 RFT基礎コース』



【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 14:01| 【出来るシリーズ】

2018年03月30日

【出来るシリーズ】8.「幸せそうな人たちが妬ましい」

いつも思い出すネガティブな記憶は、
知らないところで、人生を大きく支配しているのかも知れません。


フラッシュバックのように、まるでいつまでも体験し続けているような鮮明な記憶。
または折に触れて掠める遠い記憶。


とうの昔のことだと思っていても、
本当は、まさに今、自分に起こっているのと同じこと。

今回は、そんなお話です。


RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介しています。
あなたの心を支配するネガティブな記憶に向き合うとき、RFTは必ずあなたの力になるでしょう。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



ある休日のお昼頃、
ヒカルは本屋に行くために、
通り抜けしようと公園に足を踏み入れた。

歩き始めてすぐに、周囲を見渡して、

-- しまった!
思わず舌打ちした。


休日の公園には入らないようにしていたのに、
ついうっかり入ってしまった。


公園には、家族連れが多い。
母親、子供、父親、祖父母、、、


“ 家族 ”


集まってお弁当を並べたり、遊んだり、
幸せそうな光景が広がっている。

みんな幸せそうだ。


ヒカルはこんな光景を目にするたびに
いたたまれない気持ちになる。


ヒカルが手に出来なかったものを、
この人たちは易々と手にしている。


まるで世界に一人ぽっちでいるみたいで泣きたくなる。

-- これが私の人生なんだ。
顔をしかめてため息をつく。


こんなとき、ヒカルには、いつも思い出す記憶がある。


まだヒカルが保育園のとき、
夜、父と母が襖の向こうで言い争っていた。


離婚したら、どちらがヒカルを引き取るのか、
おまえが。
そっちが。
そんな風にお互いに押し付けあっていた。


襖の影に膝を抱えて座っている小さなヒカル。


この記憶は、いつもどこにいても、
黒い影のように、ヒカルについて回る。
思い出すたび、息苦しくて逃げ出したくなる。


こんなにも愛されない自分、
こんなにも必要とされない自分、
生きている意味はどこにあるというのだろう。




幸せそうな人たちが妬ましい。
-- みんな、みんな不幸になればいい!!
  みんな不幸になれ!!


そして、そんな自分が呪わしい。
-- きっと、他の人はこんな思いを持ったりしないだろう。


みんなは、人の幸福を純粋に喜び、
誰かの過ちも寛容に許し、
美しい心で過ごしているように思える。


こんな心が汚いのは、自分だけ。


-- 私は恐ろしい魔物。
   幸せになんてなれるはずない。


一気に気持ちが滅入ってしまう。
それも、いつものこと。


このまま、広い公園を通り抜けるのか?
それとも引き返して遠回りするのか?


そのとき、
一瞬、閃きが走った。


-- RFTがある!
  なんで気づかなかったんだろう。



-- そうだ、RFTしよう!

ヒカルは踵を返すと、アパートに戻った。
部屋に入るなり、靴もバッグもその辺に投げ捨てて、
ベッドにもたれると、RFTを始めた。


-- 自分を助け出せるかも!


襖の影に膝を抱えて座っている小さなヒカルは、
絶望感いっぱいで、記憶の中にいた。


-- ずっと苦しかったね。
  やっと迎えに来てあげられた。

ヒカルは涙が止まらない。


絶望感、無力感、惨めさ、怒り、深い深い悲しみ。


3歳くらいの、こんな小さな体に、
どれほどの感情を抑え込んだことだろう。


「誰にも愛されない。
 誰にも必要とされない。
 生まれて来なければ良かった。
 私なんて消えて無くなってしまえ!!」


この声を聞いて欲しかった。
助けて欲しかった。

本当は誰よりも誰よりも、自分自身に
受け止めて、分かち合って欲しかった。


やがて、思いや感情を紐解いていくうち、
膝を抱えていた小さなヒカルは
逞しく生きる強さを取り戻していった。


なぜだか、小さなヒカルが活力を取り戻すのと同時に、
言い争う両親も変化していた。


二人は静かに話し合っている。
ヒカルの将来について。


どちらが引き取るのが、
ヒカルの幸せに繋がるのか。
父親の方が経済的に余裕があるのではないか。
母親の方が精神的に安定するのではないいか。
見えなかった二人の思いが見えてくる。



-- 愛されていなかったわけじゃなかった…。

涙と鼻水で、ぐちゃぐちゃになりながら、
ヒカルはこれまでの年月に思いを馳せる。


ヒカルは、両親との間に、心の問題をかかえている。
まだ消化しきれない思いはたくさんある。
その問題へ扉が開いたのを感じた。



-- きっと、もう大丈夫だ。
  これから、一つ一つ見つめて行こう。



しばらくして、落ち着くと、
ヒカルは、思い切って、再び公園に足を踏み入れてみた。


公園を通っても、もう家族連れは気にならない。


スーパーでも、
ファミレスでも、
街のいたるところで、
今まで、見ないようにしていた家族が、
もうヒカルを追い詰めたりしない。


-- こんなにも影響されていたなんて。
  ぜんぜん気づかなかった。



暗闇の中で、ずっと、もがき続けてきた日々、
そこに差し込んだ一筋の光。
やがて、その光は広がっていくだろう。


-- もう大丈夫。


まだまだ抱えているテーマはたくさんあるけれど、
自分で自分を癒せるツールがあれば、
いつか必ず乗り越えられるに違いない。


-- 表面的な苦しみは、内なる私からのメッセージなんだ。
  傷ついていると思っている、その思いから助け出してあげたい。
  そして、喜びを自分自身と分かち合いたい。


ヒカルの癒しの旅は始まったばかりだ。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、4/10に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東 京】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年4月14日(土)〜15日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都港区
講師: 渡辺花香里
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『東京港区 RFT基礎コース』



【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:27| 【出来るシリーズ】

2018年03月20日

【出来るシリーズ】7.「怒りが止まらない」

感情に負けてしまう
感情に流されてしまう
感情に飲み込まれてしまう


そんなとき、私たちに出来ることは、
何かで発散するか、
ひたすら我慢して、それが去るまでやり過ごすしかないのでしょうか。


実は、もう一つの選択肢があります。
それは、その感情を受け容れて融合する、という不思議な方法。

ネガティブな感情を、ポジティブな力に変える素敵な方法。


そのとき、あなたに起こる深い安心感を、あなたに知って頂きたいのです。


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたが、あなたを受け容れたいとき、RFTは必ずあなたの力になるでしょう。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



ヒカルは、夜を一人で過ごせるようになって、
自分で行動する自信を取り戻した。


しかし、一息ついて、
落ち着いてくると、腹が立ってきた。


別れた恋人に、つぎ込んだお金。
-- すべてが無駄金だった。

そう思うと、怒りが止まらない。



面接に行く交通費、
スーツやシャツ、
就職セミナーの会費、
本だの、書類だのの費用
そして生活費。


毎日、頑張って働いたお金を渡したのに、
それを彼は、自分の遊びに使っていたのだ!
許せるはずがない。


あのお金があれば、
あれも買えた。
これも買えた。
旅行にも行けた。
憧れのレストランもある。


なんてバカだったんだろう。
悔しくて悔しくて、腹が立って仕方がない。


ヒカルから湧き上がる怒りは、
体を震わせ、
噴き出し口を求めた。


ベッドにクッションを何度も何度も叩きつける。


-- ばかやろー!
  あんな奴、この世から消えてしまえ!


もしも彼がここにいたら、間違いなく、ぶん殴っている。
いや、ぶん殴るだけでは済まさない。


悔し涙が溢れた。
-- あんなヤツに!
   あんな最低人間に!
   なんて愚かな私。


ベッドに崩れて、両手で枕を叩き続ける。

-- 悲しいーっ!!

思わず声が出た。


-- あれ??
  悲しい?
  悔しいじゃなかったっけ??


ふと冷静になった。
-- この怒りの正体は何だ?


-- そうだ!RFTがある。
  RFTしてみよう!

ヒカルは起き上がるとRFTを始めた。



◆一口メモ◆
怒りに震えたり、激しく落ち込んだりと、
こうした強い感情に身を任せている状況でRFTを進めるのは難しい。
RFTを行うには、ある程度の冷静さ・客観性が必要である。




ヒカルは紙を探すと、書き始めた。


「あんなヤツにつぎ込んだなんて!
 情けない、憎悪、恨み。
 バカな自分に腹が立つ。
 怒り、悔しさ。」


一つ一つ受容していく。
そして、その本質を見いだすたびに、じわっと体が温かくなって、
感覚が緩んでいくのが分かる。


「悲しい。
 こんな道しかなかった。
 自分の大切なものを失ってしまった。」


-- そうだった。
  本当はずっと分かっていた。
  こんな生き方はやめるべきだ、と。
  これが私の望む人生じゃない、と。


それなのに、無視して抑え続けた、自分の声。
取り残されて、行き場を失った、自分の思い。


失った大切なものとは、
お金というより、
自分自身との信頼だった。


-- 自分自身との信頼?
変な感じだが、それがピッタリくる。



内側から起こってくる、自分への怒り。
「お前こそがダメな人間じゃないか!」
そんな思いも、そのまま受容する。


「ずっとずっと、聞いて、って叫んでいたのに…」
その声は、悲しげに言っているように聞こえる。



-- ああ、ごめん…。

思わず自分にかけた言葉が、ジーンと体に染み渡る。
内側から温かいものがちりちりと広がっていく。
まるで喜んで、はぜているみたいに。


-- え、なに…?
驚いたのはヒカル自身である。
鼻の奥がつーんときて、じんわりと涙がこぼれた。


-- そうだった…、自分を騙し騙し、生きてきた。


誰をごまかせても、
自分自身をごまかすなんて、絶対に出来ないのに。



-- もしかして、本当に苦しかったのは、
  自分の心の声を無視していたことだったのかも知れない。


-- 今までごめん。
  
  
ヒカルは自分自身を抱きしめた。



怒りも悲しみも、もう感じられない。
まるで、その名のベールを脱いでヒカルと融合したように、
温かい気持ちに包まれる。


お金をつぎ込んだ、あの怒りも、もう強烈な感情ではなく、
「バカバカしいことした」ぐらいで気になることではなくなった。

必要なら、もっとRFTをすれば良いだけだ。


それよりも、
ヒカルには、自分の心に触れたことの方が大きかった。


-- すごいなぁ。
  なんて不思議で面白くて、なんて深いんだろう。


自分と向き合うことの意味を知る。

-- 愛してほしいとか、受け容れてほしいとか、
  ずっと誰かに求め続けてきたけれど、
 
  本当に愛して受け容れてもらいたかった相手は、
  自分自身に、だった。

  自分が自分を愛せないから、誰かに求めていただけだった。


ヒカルは、自分を抱きしめたまま、この気づきをずっと噛みしめていた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、3/30に更新予定です。



〜RFT講習会のご案内〜

【東 京】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年4月14日(土)〜15日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都港区
講師: 渡辺花香里
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『東京港区 RFT基礎コース』



【名古屋】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年6月23日(土)〜24日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 名古屋市千種区
講師: 佐藤純子
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『名古屋 RFT基礎コース』



RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 12:14| 【出来るシリーズ】

2018年03月10日

【出来るシリーズ】6.「孤独の闇に引きずり込まれそうで怖い」〜後編〜

自分で、自分の心を押し込めてしまったのは、いつからでしょう。

誰かと比べて、自分が変わっているから?
誰かに、何か言われてしまいそうだから?

いつだって、心は叫び続けていたのに…
自由になろうと、ドアを叩いていたのに…


今、その声が求めるものを、叶えてあげませんか?
それが出来るのは、この世にあなた自身しかいないのです。


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたが、あなたの望みを受け容れるとき、RFTはあなたのお役に立てると思います。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・

【6.「孤独の闇に引きずり込まれそうで怖い」〜前編〜】の続きです。




人は何かを選ぶとき、本当はいったい何を基準にしているのだろう。
どこか魅かれるものがある…
なぜか見過ごせないでいる…
それは理屈のない心の閃きなのかも知れない。


ヒカルは、レジスタントフリーダムセラピー・ジャパンのサイトにたどり着いたとき、
なぜだか「これだ!」と思った。


これが本当に探しているものかどうか、とにかく受けてみるしかない。
サイト情報では、一番近い日に浦松眞澄の開催する基礎コースがあった。
申込みをしてから、開催までの日が長く感じられた。

この闇のうねりが意識に上がったったために、
ヒカルは余計に夜の恐怖を意識せずにはいられなくなったからだ。


-- でも、もう、居てほしいだけの男性にすがる人生なんてまっぴらごめんだ。


叔母の家に泊まりに行ったり、
ひたすらイヤホンで音楽を大きな音で聴き流したり、
漫画を読んだり、ヒカルは何とか日々をやり過ごして、開催を待った。


-- ダメだったら、どうしよう。

思考の声が何度も去来して、
期待と絶望がヒカルにのしかかる。


-- これが私の人生なんだ
どこまでも、どこまでも、そんな囁き声が追いかけてくる。



さて、やっと開催日が訪れた。
朝、ぎりぎりの時間に会場に入ると、隅の方に座った。
見渡すと、20〜60代の男女が集まっている。


-- 浦松さんは、華やかな美人で、声のトーンがとても優しい感じ…
そんな印象を抱いた。


講習会が始まると、
セラピー初心者のヒカルだが、説明の内容から感情が決め手になることが分かった。


ネガティブな感情は感じたくないものだというが、
ヒカルにとっては、ポジティブだって本当は感じたくない。

-- そんなもの感じるだけ、みじめになるだけだ。
  ロボットのように、何も感じないまま人生が終わってしまえば良い。


そんな思いが巡る中で、テキストにそって、セラピーのやり方を学ぶ。
ワークシートを埋めて、隣の女性とペアワークを進めた。


-- え??あれ??


試しにやってみた、“みじめさ”が、なぜだかまったく違うものに変わってしまった。
溶けてしまうような、優しい感じになったのはなぜだろう?
ペアを組んだ隣の女性も同じように感じたらしく感激していた。


-- これなら、行けるかも知れない。



講師の浦松が会場を回っているとき、思い切って質問してみた。

「夜になると闇がうねってきて襲われそうな気がするんです…。
それが怖くて怖くて…、
だから、このセミナーを受けに来たんです。
そういうのでも大丈夫ですか?」


浦松はヒカルいくつかの質問をした。
「それはいつ頃からありました?」
「えーと、子供の頃にはあったと思います。」


「子供の頃というのは小学生のとき?もっと小さいとき?」
思い出していると、なぜだか、生まれて間もない赤ちゃんの頃が思い浮かんだ。


ヒカルはまさかと苦笑いして、首をかしげながら、
「えーと、赤ちゃんのとき、かな?」


-- そんなことあるだろうか?
  そんな記憶、思い出したことなんて一度もない。
  だって言葉も分からない赤ちゃんなのに…。


浦松は赤ちゃんのときのイメージについて、その様子を尋ねてから、
「それなら出来るかも知れませんね。
“イメージRFT”(過去の出来事などへのアプローチ法)の練習の時に、やってみましょう。」


そして、
「初めてだから戸惑うこともあるかも知れないけれど、
無理のないところまで進めてみましょう。
分からないことがあったら、呼んで下さいね。」

優しい微笑みを浮かべながらそう言ってくれた。



いよいよ、イメージRFTの時間が来た。
-- ものすごくテキトウな記憶なのに良いんだろうか?


ヒカルは、疑問も持ちつつも、やってみることにした。
やることは単純だった。

赤ちゃんの自分の思いや感情の、ただ在り方を変えるだけ。


一人ぽっちで暗闇の中に居る、小さな自分。
声をあげて泣いている。
「誰も来てくれない。
ああ、自分は取るに足らない存在なんだ。」
心細さ、無力感、深い深い悲しみ…


-- 赤ちゃんなのに…思いも感情もあるんだ…




◆ミニ解説◆

実は、赤ちゃんといえど、
物事や状況、雰囲気などから感じたことを“感覚”でとらえており、
成長とともに思考力が発達し、感覚でとらえたものを思考(言葉)に変換するのと同じで、
こういったRFTの場合も、その感覚を、RFTを進める側(ここではヒカル)が言語化して
理解しているのである。


そのため、RFTで癒し(エネルギー変化)を進めて行くと、
新生児のみならず、胎児、受精卵、卵子、精子などの思いや感情へ行き着くこともある。




ヒカルは、一つ一つの思いや感情に
ただ、ただ寄り添っては、ほどいていく。


体がふわっと緩んだり、溶けるような感じがしたり、涙が出たり…
孤独で泣いていた赤ちゃんのヒカルが、安心感に包まれて笑顔になったところで、
ヒカル自身も心地よさを感じて、終えることにした。


終わってから、赤ちゃんの最初の場面を思い浮かべてみる。


お隣の席の、ペアの相手に伝える。
「暗闇の中で一人で笑ってます。」
笑顔でそう言った瞬間、
あっ!と小さな声を発すると、ヒカルから涙が溢れ出した。


まるで誰かとおしゃべりしているみたいに見えたのだ。
誰と?

暗闇と… 暗闇と!?


そう、暗闇と…。

大っ嫌いだと思っていた、あの暗闇が、
赤ちゃんのヒカルをあやすように、優しく語り掛けてくれてるように感じた。


-- 暗闇が優しく赤ちゃんのヒカルをあやしてくれるなんて、そんな馬鹿な。
そんな風に思うのに、涙が止まらない。
愛は、こんな暗闇という、空間の中にも満ち溢れていた。



その夜、帰宅して、アパートの部屋に入った。
もう、襲い掛かるような、どこかに引きずり込まれそうな恐怖は感じない。


ヒカルは、暗闇の中に、これまでに感じたことのない居心地の良さを感じた。
そして、分かった。


-- 怖かったのは、暗闇じゃない。
  暗闇を愛する自分が、怖かったんだ。


  そんな暗闇を愛するなんて変な自分は、
  きっと明るい場所に出られなくなってしまって、
  まともに生きてはいけない気がしていた。


でも、暗闇に居ると、故郷に帰ってきたような安心感を思い出す。


-- もう自分に許そう。
  人と違う自分を。
  自由な自分を。
  自分に禁じた、私自身を。


ヒカルは、暗闇の中に座り込んで、やっと自分に向き合えた安心感に浸っていた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、3/20に更新予定です。


〜RFT講習会のご案内〜


【北海道】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年3月17日(土)〜18日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 函館市内
講師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『函館 RFT基礎コース』


【東 京】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年4月14日(土)〜15日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都港区
講師: 渡辺花香里
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『東京港区 RFT基礎コース』


RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:38| 【出来るシリーズ】

2018年02月28日

【出来るシリーズ】6.「孤独の闇に引きずり込まれそうで怖い」〜前編〜

いつの間に、置き去りにしてしまったのでしょう?

自分の心を見失ってまで、何かにすがって、
自分自身に心を閉ざして、外にばかり目を向けて、


スルーされてしまった、心の声は

本当は、あなたに優しく語り掛けています。
いつだって、あなたを慈しみ、愛しいと語り掛けています。


内なる声に耳を澄ませて、自分の心を迎えに行きませんか?


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたが内なる声に耳を澄ませるとき、RFTはあなたにその方法を思い出させてくれるはずです。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


多くの人は生きづらさを感じながら、
自分の生きづらさに気づいていない。

それは海の底にいるのが当たり前すぎて、
海の底にいることに気づけないのと同じかもしれない。


どこから沸いてくるのか分からない、ほの暗いドロドロとした思い。

まるで自分を傷つけることが自分の生きる目的のように、
ヒカルは表現も見つからない世界を這いつくばっていた。


これは、RFTに出逢うことになった、きっかけのお話。


浜ヒカル 28歳


アイ子とは、学生の頃のバイト先で出逢った。

年齢は違うが気が合って、食事や買い物に出かけるうちに仲良くなり、
いつの間にか心を許せる数少ない友となった。


それでも、なんでも話す、というわけにはいかない。
自分はアイ子のように真面目で誠実に生きているような人種ではない。
ヒカルの真実…心の闇を知ったらアイ子は離れてしまうだろう。
そう思っていた。



ヒカルは、中小だがIT企業に営業事務として勤めている。
同棲中の恋人もいる。
お給料も同年代と比べて多い方だ。


他人から見たら、そんなヒカルの人生はそこそこ良く見えるだろう。
でもヒカル本人にしてみれば、実はそうでもない。


仕事だってヒカルをの替わりの人なんて、すぐに見つかるだろうし、
同棲中の恋人は職を失い、一向に再就職の道が見えない。
お給料は彼との生活費や彼への小遣いで、ヒカルの手元にほとんど残らない。


こんなオトコ、と思いながら、離れることが出来ない。
前の彼氏は二股だったし、
その前の彼氏は暴力をふるった


-- 二股も、暴力もなければマシ

どこからか、“これが自分にふさわしい人生だ…” と声が聞こえる。

-- どうにもしようがない。これが私なんだ…


そんなある日、ヒカルは仕事のために外出することがあった。
早めにランチを済まそうと、お店を探していたとき、
ふと見回した視線の先に、
パチンコ店から見覚えのある男性が出て来るのが見えた。


ヒカルの同棲相手である。


その瞬間、ヒカルの脳裏に怒涛の波が押し寄せた。
今日は面接だと言っていた。
面接に行くための交通費や食事代。
彼に渡し続けたお小遣い。
「定職についたら必ず返す…。ヒカルを楽させてやるよ。」


-- 嘘だった!!
ヒカルの中で、何かが音を立てて割れた。


怒りが爆発する。
もう自分でも抑えきれない。


「そこで何してるのっ!?面接は嘘だったのっ!?」
オトコはギョッとして、目を開いたまま硬直している。


ヒカルは近寄るなり、オトコの頬を平手打ちした。
パーンという音が空気に振動する。


「この、嘘つき!!泥棒!!最低野郎っ!!
出てって!!すぐに私の部屋から出てって!!
お金ぜんぶ返してっ!!訴えてやる!!」

その後も思いつく限りの罵詈雑言をまくしたてて、周りも見えずにわめき散らした。


「ご、誤解だよ、ヒカル…」
小さな声がヒカルのわめき声に潰されていく。




しばらくして、ヒカルは公園のベンチで一人で座っていた。
会社に仕事を早退すると連絡したあとはボウっとしていた。
何もする気になれない。


恋人は早々にその場から逃げてしまった。


ヒカルは人目もはばからず喚き散らした自分に
消えてしまいたような恥ずかしさを感じながら、
それでも、やっと別れられると、どこかで安堵も感じていた。


-- これが自分にふさわしい人生なんだ…

そう思うと笑えてきた。
馬鹿々々しくて笑える。
情けなくて笑える。
ヒカルは涙を流しながら乾いた声で笑っていた。


-- これから先、また恋人が出来ても同じなんだろうか…


人は絶望の淵に立った時、なぜだか暗闇に、光を見出すことがある。
人生を生き抜くために、無意識に活路を見出そうとするのかも知れない。


-- 嫌だ、そんなの絶対に嫌だ!!
  変わる方法はきっとどこかにあるはずだ。必ず探し出してみせる!!


ヒカルは、街をさまよい歩きながら、
心が前向きになっている自分に不思議な気すらしていた。


夜になってアパートに帰ると、恋人の姿はなかった。
彼の荷物も、もうない。


ぶるっと体が震えて硬くなる。
静まり返った部屋では、孤独が重くうねるように襲ってきて、
ヒカルをどこかに引きずり込まんでしまいそうだ。


その時、ヒカルははっきりと気づいた。


-- この感じが嫌だった!!
  この感じに耐えられなくて、いつもそばに居てくれる誰かを探してきたんだ!!


ヒカルは、おもむろにパソコンを開けて、ネット検索を始めた。


何でもいい、どれでもいい、
この孤独のうねりから逃れられるなら、なんだってしてやる。


科学が発展するこの時代、
このうねりを何とかする方法ぐらい見つかっているに違いない!!


ヒカルは孤独の波にさらわれないよう、
一心不乱に検索しては別のサイトを探し、探し、探し続け、
白々と夜が明け始める頃、あるサイトにたどり着いた。


“ レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン ” である。



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、3/10に更新予定です。


〜RFT講習会のご案内〜

【北海道】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年3月17日(土)〜18日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 函館市内
講師: 葵井美香子
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『函館 RFT基礎コース』


【東 京】RFT基礎(自己の癒し)コース
日時: 2018年4月14日(土)〜15日(日)  10:00〜16:30(2日間とも)
場所: 東京都港区
講師: 渡辺花香里
参加費: 48,000円(税込み・テキスト代込み)
 お申込みフォーム: 『東京港区 RFT基礎コース』


RFT講習会の日程は、こちらもご覧ください ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 10:51| 【出来るシリーズ】

2018年02月20日

【出来るシリーズ】5.「返信が来ないのが気になる!」

心が騒いで、おさえきれず、途方に暮れたことはありませんか?
自分の弱さが情けなくて、そんな自分からも逃げ出したくなることはありませんか?


自分を責め続けてしまうあなたの中に、
たくさんの宝物が埋もれていることを、あなたに知ってもらいたいのです。

そして、あなたは、大切な、大切な存在だと、
誰よりもあなた自身に知ってもらいたいのです。


RFTは、内なる宝物を見出すお役に立てると思います。
あなたに一番大切な、あなた自身のために、どうか見つけ出してあげて下さい。


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたが内なる世界に目を向けるとき、RFTはあなたの素晴らしさを教えてくれるはずです。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪

〈10日・20日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆



・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・




アイ子は、ある休日の午後、久々に親友のヒカルにメッセージを送った。


このところ、新しい職場・新しい仕事に馴染むことに精一杯で、
仕事から帰って雑事を済ませると、もう夜が更けている毎日で、ヒカルとの連絡が途絶えていた。


RFT(あーるえふてぃー)の基礎コースに参加して、その後、活用していることも話してないし、
借りっぱなしの本も返さなくちゃだし、
久しぶりに話したいことはたくさんある。


『その後、どう?話したいこといっぱいあるの。久しぶりに会わない?』
メッセージは、そんな内容だ。


10分も経たないうちに、スマホを見た。
休日だから、すぐに返信が来ると思っていた。

-- 返信が来ないなぁ…

スマホを見ると、既読になっている。
数分待ってみたが、やはり返信は来ない。

-- 既読なのに!?

いつもなら、すぐに返信が来るのに、
なのに、ヒカルから返信が来ない!
胸がざわざわする。


-- なんで?? なんで返信が来ないの??


同時に思考がよぎった。
-- 怒らせたかもッ??


そうなると、自動的にアイ子の思考は、ヒカルを怒らせてしまった理由を探し始める。
-- RFTを紹介してもらってセミナーに参加したこと報告しなかったから?
-- 本を返してないから?
-- 必要なときしか連絡しない自分勝手な奴と思ってるとか?


まさか、まさか、そんなはずない、と思いながらも、
囁くような危うい思考に捕われていく。
ざわざわが大きくなる。

あのこと?
このこと?
思考は過去の記憶を総動員して、理由を探し始める。



こんなとき、私たちは、何一つ検証しないままに、
自分が描いた架空の物語にハマってしまっているのだが、
そんなことすらも自分では気づかないものなのだ。



アイ子は、不安を通り越して、恐怖を感じ始めていた。
--電話してみようかな。


でも、まだメッセージを送ってそんなに経ったわけじゃない。
-- もうちょっと時間が過ぎてからの方が良いよね。


アイ子は、部屋の片づけをしながら、もやもやと考え続けた。


しかし、時間がたつほどに、
アイ子の中で、ヒカルが怒っているのが確定になってしまい、電話する勇気が起こらない。


返信が来ないスマホは、ヒカルの怒りを象徴しているようで、
もはや、スマホを見るにも勇気がいる状況だ。


怖さに追い詰められて、居ても立っても居られない。
アイ子はテレビを付けて、この怖さから逃げることにした。


-- そうそう、録画した映画を観よう。

アイ子は映画に没頭した。



こういった一連の行動は、ほとんど無意識に行っているため、
自分が何のために何をしているか、なんて分からないのが私たちの日常だ。


しかし録画した映画に没頭しても、
映画には終わりの時間がやってくる。


アイ子は映画を観終わると、再び、ヒカルのことを思い出していた。
スマホは通知音も鳴ってないから、
まだヒカルから返信は来ていないだろう。


アイ子の中で、またしても怖さが膨らみ始めたそのとき、
唐突に思い出した。


-- あ、そうだ、RFT!!


RFTしよう。
アイ子は、怖さにとどまってみた。
この怖さは、なんだか置いていかれそうな気がする怖さ…。


5歳ぐらいの頃、
母と大きなスーパーに行って、はぐれた時のことを思い出した。

母の姿が見えなくて、小さなアイ子に孤独と恐怖がのしかかる。


でも、RFTをしていると、そんな孤独や恐怖が、
小さなアイ子のために、役割を果たしてくれていたことを見出せる。


そして、力のない、小さな5歳の自分だと思っていた姿から、
しっかりと生きる強さが秘められていたことも分かって、
過去の自分を誇らしく思い、同時に自分に力を取り戻したような、
力強さとやすらぎを感じた。



-- 知らず知らず、ダメだと思っていた自分は、
  本当は、ダメな自分なんかじゃないのに、
  自分が自分を封印して、
  本来の強さや逞しさを、閉じ込めてしまっていたのかも知れない。



アイ子は、ヒカルからの返信が来ていないことを
いつの間にか忘れてしまっていた。


夜になって、ヒカルから返信が届いた。
今日は休日出勤で仕事をしていたらしい。

アイ子へ返信をしようとしたところ、
ミーティングが始まり、
そのまま仕事をしていて返信する間もなかったのだ。


アイ子は、思わず笑みを浮かべながら、ヒカルに返信すると、
うーんと大きく伸びをした。


-- 私の架空の物語は、やっぱり架空でしかなかった。
  今度、ヒカルに会ったら、そんな話もしてみよう♪




<つづく>


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。

内容の一部は、インテグレイテッド心理学を参考にしています。

・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・



次回は、2/28に更新予定です。


〜RFT講習会のご案内〜


RFT講習会の日程は、こちらから ⇒  『RFT講習会のお知らせ』



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』





 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、


        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:21| 【出来るシリーズ】

2018年02月19日

【できるシリーズ】 タイトル一覧


RFTブログへのご訪問を有難うございます。


【出来るシリーズ】では、
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で “出来ること” を
小説風にご紹介しています。


テーマは違っても、それぞれの心で起こっていることは繋がっています。


あなたも自分の心をひも解いてみませんか?
あなたの内なる愛しさを取り戻すために…。



(毎月15日30日に更新予定です。)



****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ******

きらきら 登場人物 きらきら
 
◎浜 ヒカル(はま ひかる)
  28歳 OL RFTを知り、親友のアイ子に紹介。
  夜の闇の恐怖を抜け出す方法を探しているうちRFTに出逢い、
  過去の出来事へのRFTを通して、現在の生きづらさを解消していく。  

◎シンジ
  ヒカルの同僚。親友。


◎相上 アイ子(あいうえ あいこ)
  25歳 OL。 親友のヒカルから、RFTを教えてもらい、職場での人間関係や生活にRFTを活かして、
  これまでとは違う人生を踏み出していく。

◎コースケ
  アイ子の大学時代の憧れの先輩。
  

◎一文字フサ乃(いちもんじ ふさの)
   39歳 OL。 アイ子の職場の派遣社員。
   アイ子からRFTを聞いて、自分を取り戻していく。

 

  ヒカルやアイ子、そしてフサ乃の、RFTライフをお楽しみに〜☆彡

****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ******


1.「上司と合わない」〜前編〜


1.「上司と合わない」〜後編〜


2.「女性の輪に入れない」


3.「生理的に嫌いな人」


4.「断るのが苦手」


5.「返信が来ないのが気になる!」


6.「孤独の闇に引きずり込まれそうで怖い」〜前編〜


6.「孤独の闇に引きずり込まれそうで怖い」〜後編〜


7.「.怒りが止まらない」


8.「幸せそうな人たちが妬ましい」


9.「性的トラウマ」


10.「わけもなく落ち込む」


11.「体がすくんでしまう」


12.「後ろに人が立つと気になる」


13.「私は相応しくない」


14.「その態度にイライラする」


15.「怒鳴り声が怖い」


16.「警戒心」


17.「オトコ嫌いだが結婚は使命〜前編〜」


17.「オトコ嫌いだが結婚は使命〜後編〜」


18.「身体表現性障害」


19.「人が怖い」


20.「恐怖症」


21.「依存症」


22.「刷り込みの言葉」


23.「不眠症」


24.「表現できない生きづらさ」


25.「やりたいことが分からない」


26.「喉につかえた言葉」


27.「疲れやすい体質」


28.「勇気が出ない」


29.「恥をさらしたくない」


30.「生きている意味ってあるの?」


31.「人の目が気になる」


32.「優しくできない」


33.「絶対に許さない」


34.「誰にも踏み込まれたくない」


35.「離れるのが怖い」


36.「どうしても手放せない」


37.「人混みが苦手」


38.「悪口を言われているに決まってる!」


39.「存在を無視される、私は空気」


40.「ウツっぽい・うつ状態」


41.「理由なき不登校」


42.「強迫性障害」


43.「喪失の悲しみ」


44.「近づけない場所」


45.「愛されるハズのない私」


46.「だれ誰にも言えない秘密」


47.「見下(みくだ)される人生」


48.「嫌がられることをしてしまう」


49.「人のことを遠ざけたい」



****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ****** ✧ ******



RFTブログ小説は、毎月15日30日に更新予定です。




〜RFT講習会のご案内〜

RFT講習会の日程は、こちらから ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』





 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、



  レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン




posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:44| 【出来るシリーズ】

2018年02月10日

【出来るシリーズ】4.「断るのが苦手」

いったい自分の自由性を奪ったのは誰だったのでしょう?

心の平安を脅かされても、
ただ受け入れるしかない人生を選んで生きて、
そんな自分にすら気づかない…


でも、もしわずかな一歩でも、自分の内に起こっている出来事に気づけたなら、
それは人生を転換させる大きな一歩となり得ます。


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたの内なる扉を開くとき、いつだってお役に立てると思います。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪

〈10日・20日・30日更新予定〉
【出来るシリーズ】1「.上司と合わない」前後編も、是非お読みくださいませ☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


「嫌だ!!」と心が叫んだときに、

「NO」と
簡単に言える人もいるが、それが簡単に言えない人も少なくない。
しかし、それよりも、自分に「NO」という選択肢があることすら、気づいていない人も、少なくない。


抑え込んだ思い、飲み込んだ言葉は、
心に降り積もる雪のように、知らないうちに自らを深く埋もれさせていき、
「断らない私」を創り上げる。


心が「NO」と発しようとしたとき
同時に起こっている体の硬直に気づいたことはあるだろうか?
この硬直が解けたとき、状況が変わることを、ほとんどの人が知らない。


アイ子は、最近、ある悩みを抱えていた。
社内の別の部署から、合コンの誘いがあって、逃れられないように感じていたことだった。


今のところ、付き合っている人もいないし、 
合コンが嫌だというわけでもないが、気が重い…


中途採用のアイ子は、まだ社内の人間関係にも慣れていなくて、
誘ってくれた女性も、更衣室などで会って話すことはあるが、
それほど親しいわけではないので、
それだけでも気疲れしそうだった。


-- でも、合コンに参加すれば、良い出会いがあるかもしれないし…
   良い出会いはなくても、参加する社内の人たちと仲良くなれるかもしれない…

アイ子はぐるぐると考えを巡らせた。


数日後、たまたま職場のランチの際に、同じ課の女性たちと
この合コンが話題に上がった。
ランチのメンバーの中に、合コンに誘われていた人が他にもいたのだ。

「気乗りしなかったから、断っちゃった。」
彼女は、易々と言ってのけた。


アイ子はハッとした。
そのとき初めて、「断る」という選択肢があることに気づいたのだ。
「行かねばならない」「行くしかない」 と思いこんでいた。


私たちは、その思いにハマっているとき、
自分には自由な意思があることを見失ってしまっている。


-- ああ、断るっていう道もあった --


アイ子は、自分のこれまでの人生を振り返ってみた。
そういえば、
スーパーの試食を渡されたときは、つい商品を買ってしまう。
洋服や化粧品だって、店員さんに勧められるままに買うことが多い。
友達との食事会も忙しくても疲れていても誘われるままに出かけていく。


-- あれ? 私、断るって考えてない? --


小さな気づきに、アイ子は少しばかりの混乱を覚えた。

-- 私の本当の気持ちはどこにあったんだろう?
 その瞬間の自分の正直な気持ちを、私は今まで聞いたことがあっただろうか?



RFTを積み重ねて、自分の内なる思いを見つめる機会が増えてきたことが、
今までスルーしていた心の声に、耳を傾けさせてくれたのかもしれない。
アイ子は自分の気持ちを大事にしたいと思った。


-- 今回は、合コンは断ろう。
-- その時間を、自分の休息に使おう。



とはいえ、やはり断るのは勇気がいる。
そこで、アイ子は、RFTで、「断るのが怖い」というテーマに向き合うことにした。


『断ったら、とんでもないことが起きそう。口をきいてもらえなくなって、のけ者にされる。』
アイ子は紙に書き出した。


こうして文章だけ見れば、
合コンを断ったぐらいで、
口をきいてもらえなくなったり、のけ者にされるなんて、
考えすぎだと思えることが、


私たちは、その思いにハマっているときは客観性を見失い、
起こってもいないストーリーを無意識に信じていることに行き着く。



アイ子は体の硬直する感覚をとらえた。
みぞおちにガチガチな固さを感じる。


指の腹で優しく、経絡(つぼ)をタッピングしながら、
感覚に寄り添い、秘められている声を聞いていく。


記憶の隅から、小学校の頃、友達にのけ者にされたように思った出来事が思い出された。
そんな過去の自分の感情からその理由・役割を見出して紐解いていく。


アイ子の目から涙がこぼれ落ち、
まるで溶けるように、その感覚が変化していくのを感じた。


そして、もう一度テーマを振り返ってみた。



さっきまでは、合コンを断ったりしたら、相手が怖い顔をして離れて行くような気がしていたが、
今は、「ああそうなの?」と言うぐらいで終わる気がする。


実際の相手の反応は分からないが、
今のアイ子には断ることが、そんなに大げさに考えることではないように思えて来た。


-- 結局、相手がどう思うかっていう想像は、私の中の空想ってことなんだ。


翌日、会社に行って、アイ子は合コンに誘ってくれた女性に断りにいった。
相手の顔を見ながら、自然な感じに断ることが出来た。

相手もすんなり受け入れてくれた。


以前のアイ子だったら、おそらく断るとしても、
相手の顔色を窺いながら、しどろもどろだったことだろう。
それともけんか腰で相手に「NO」をぶつけていたかもしれない。


-- 言葉に感情が乗ってない…

 
罪悪感も怖れも言葉に乗ってない。
相手の反応に構えることもない。
自然に言えるとはこういうことなんだ、とアイ子は知った。


-- 自分の気持ちを大切にして生きていこう♪


アイ子は新たな一歩を踏み出せたように感じていた。




<つづく>

※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。

・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、2/20に更新予定です。


〜RFT講習会のご案内〜
RFT講習会の日程は、こちらから ⇒  『RFT講習会のお知らせ』


【直近の基礎コース: オンライン講座 平日夜】 
開催日:2018年2月16日(金)、3月2日(金)、3月16日(金)
開催時間: 各回とも19時〜22時(3時間程度 × 全3回に分ける形式です)
開催場所: オンライン(テレビ会議システムzoom)
講   師 : 葵井美香子
参 加 費 : 48,000円(税込み・テキスト代込み)
申込みフォーム: オンライン夜クラス




RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、



        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 16:15| 【出来るシリーズ】

2018年01月30日

【出来るシリーズ】3.「生理的に嫌いな相手」

「なぜ、私は、自分が思うように行動できないんだろう?」
そんなことを思ったことはありませんか?


言おうと思った言葉が言えず、言いたくないことを言ってしまう
やりたいことを諦めて、やりたくないことばかりやってしまう


そんなあなたに伝えたい
自分を自由にする方法はちゃんとあるんだ、ってこと…


そんな思いをこめて、RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを、小説風にご紹介してまいります。
あなたが求めるとき、いつだってお役に立てると思います。


創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪

〈10日・20日・30日更新予定〉

【出来るシリーズ】1「.上司と合わない」前後編も、是非お読みくださいませ☆


・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


アイ子は新しい職場の過ごしやすさを実感していた。
課長との関係も良好で、職場の女性たちともずいぶん話しやすくなった。

それでも様々な反応は起こり、様々な思いは巡る。


アイ子には、取引先の会社の男性社員に苦手な人がいた。

相手は30代ぐらいで、度々アイ子の課に来て、課長らと話しをする。

仕事上の話をしているだけでアイ子に何をしてくるわけでもないが、
とにかく、そこに居るだけで嫌な気持ちになってくる。
もう生理的に嫌、としか言えない。


その男性の訪問を受け、課長らにとりつぐ際は
目も合わせづらく顔がこわばり笑顔も出来ない。
アイ子にしては珍しくそっけない態度だった。


私たちの反応は数限りなくあるので、そのすべてにRFTを進めることは不可能だ。
気になること・困ることがその対象となる。
しかし、自分が起こしている無意識の反応を自覚するのは容易ではないため、
意識上に上がってくるまで時間がかかることがほとんどだ。



ある日、アイ子は課の先輩から声をかけられた。
「相上さん、○○さんへの対応がちょっと気になるんだけど、何かあった?」

「いえ、何も…すみません。」
アイ子はハッとして答えた。
「いや、僕に謝ってもらっても意味ないから、○○さんへの対応を改めるべきじゃない?」
「そうですね、今後は気を付けます」

先輩の鋭い言葉にヒーッと身をすくめる。
-- 先輩だけじゃなくて、他の皆もわかっていたのだろうか。
   こんな自分のこと…。

恥ずかしいやら情けないやら、相手に申し訳ないやら、
アイ子の思考はぐるぐる巡り、激しく落ち込みながら帰宅した。


こんな時もRFTは役に立つ。

まずは、先輩に言われたことでぐるぐるしている、
今の自分の思いにRFTをしてみた。


ヒーッバカバカ、知られて恥ずかしい
自分が情けない
相手に申し訳ない
言われて気づくなんて自分に腹が立つ
どうにもできなかった無力感
様々な思いや感情を紐解いていき…
深呼吸して、気分を落ち着ける。


冷静さを取り戻すと取引先の男性社員のことに取り組んでみた。

-- 彼の何が、どこが嫌なんだろう?
-- 顔? …いや、別の顔でも嫌だし。
-- 雰囲気? …え、体つき??まさか体形??

自分でも訳が分からないが、アイ子は何かが襲い掛かってくるような既視感を感じた。


それはまだアイ子が2歳ぐらいのときのこと。
まったく忘れ去っていた遠い、かすかな記憶。


ぼんやりしているが、思い出してみると、アイ子に小犬が襲い掛かってきていた。
小犬とはいえ、勢いよく飛び掛かられると、小さなアイ子は倒れそうになってしまう。
恐怖で泣いている小さなアイ子。
大人が近くで笑っている。


-- そういえば、そんなことあった…
-- でも、犬??

疑問も戸惑いもあったが、この時の思い出の自分にRFTをした。


得体の知れないものへの恐怖、
助けてくれない大人への大きな怒り、
こんな思いや感情が封印されていたのかと自分でも驚きながら、
次々にこうした思いや感情を紐解いていった。


やがて、小犬が襲い掛かってきている姿がじゃれている姿に変化してきた。
気が付けば母が抱きしめてくれている。
小さなアイ子は小犬を撫でて笑い始めた。



アイ子は思う。
封印されていたネガティブな感情は、自分に起こっていた出来事をありのままに見えなくしている。

でも紐解いていくうちに、自分が人生を生きていくうえで、
まったく無意識に、危険なものから自分を守るために、判別する力を身に着けていたことが分かる。


-- ネガティブな感情は、一見自分を不幸にしているように思えるけれど、
   本当はよりよく生きる知恵として、必要なものだったんだ。

   私たちは皆、自覚せずにいるけれど、実はこんな力を秘めているんだ。
   すごいなぁ。


アイ子は、自分の中に宝物を見つけたような気分だった。


-- よ〜し、この次は、笑顔で迎えてみせるぞ〜♪

そう思うアイ子も笑顔にあふれていた。





<つづく>

※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。

・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・..。.: *☆* :.。. .・


次回は、2/10に更新予定です。


〜RFT講習会のご案内〜
RFT講習会の日程は、こちらから ⇒  『RFT講習会のお知らせ』

【大阪 残席1名】2018年2月3日(土)〜2月4日(日) 
            両日とも10:00〜16:30



RFT講習会のご案内メールご希望の方はこちらから ⇒ 『ご案内メールお申込みフォーム』




 Resistant Freedom Therapyレジスタードマーク(レジスタント・フリーダム・セラピー)については、



        レジスタントフリーダム・セラピー・ジャパン
posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 11:00| 【出来るシリーズ】