2019年06月30日

【出来るシリーズ】40.「ウツっぽい・うつ状態」


ウツ症・うつ状態になる方のお話をお聞きすると、大きく分けて二通りのケースが考えられます。
@元々内向的・呼吸が浅いなど活動的ではない方が、無理な我慢を続けることやショックなことが起こったケース。
A元々は活動的だが、とてもショックなことが起こったり、強い我慢を強いられることが重なったケース。

いずれも、我慢を強いられたり、ショックなことが起こったりした時というのは、
大きな感情を抑え込んで、体が重だるくなり、思考や行動が抑制されてしまうのですが、
特に@の方は、ウツになりやすいと推測され、アプローチも難しい状態と思います。


そこで、現在、RFTジャパンでは、RFT(アールエフティ)というタッピング心理セラピーのため、
Touch my Voice(心の声に触れる)というエネルギーワークを取り入れて、
より負担の少ない進め方をご提案しています。


今回はそんなお話です。

RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)で出来ることを小説風にご紹介しています。
創作物語であり講師以外は実在しません。
楽しみながらご一読くださいませ♪


〈15日・30日更新予定〉


【出来るシリーズ】 タイトル一覧も、ぜひご活用ください☆


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ヒカルは、職場の同僚男性のシンジが、
会社を休みがちになったことが気になっていた。

入社以来、仕事の夢を語り合い、悩みを相談し合い、
ともに成長してきた親友だ。

しかし、このところ彼は思いつめた表情で悩んでいるようで、
話しかけても空返事で、いつしか会社を休むようになってしまった。


ヒカルは、休日に彼のアパートの部屋を尋ねることにした。

ドアを開けて顔を出したシンジは、
髪はぼさぼさ、無精ひげで、硬い表情に虚ろな目をして立っていた。

薄暗い部屋の中もどんよりしている。

これまでにも何度も訪れては飲み明かした仲だ。
ヒカルはさっさと部屋に入ると、窓を開けて空気を入れ替えた。

「何があった?話してよ」

ヒカルが言うと、シンジはぽつりぽつりと話し始めた。


「オレ、M先輩からいじめにあってさ…。

仕事増やされて…。

毎日ダメ出し続いて…。

仕事の変更内容も教えてもらえなくて…。

完成してから、それ違うと言われて、真夜中までやり直したり…。

証拠もないし、いじめじゃないと言われたらそれまでだけど…。

M先輩には世話になって来たからオレ…。

もう仕事もどうでも良くなって…。」


ヒカルは、一通り話を聞いた。
「そっか、つらかったね…。」

そして、ふと思った。
-- こんな時こそ、RFTじゃないの?
  私、RFT出来るかも??


「あのさ、タッピングセラピーしてみない?」
思い切って話しかける。

「RFTっていう、タッピング心理セラピーがあるんだけどね。
 こうやって…、東洋医学でいうツボを軽くタッピングしながら、
 気持ちを吐き出して受容して行くと、ちょっと気分が軽くなってくるの」
 

シンジは、怪訝な顔つきをしたものの、
黙ってヒカルに従うことにした。


言われた通り、鎖骨の下を軽くタッピングしながら、深呼吸を繰り返す。
ヒカル「“先輩からいじめに遭った”と思ったときは、腹が立つとか悔しい感じ?」
シンジ「そうだな、信頼してきただけに、裏切られたみたいで憎らしい…いや、憎悪かな。」

ヒカル「信頼してきた先輩に、裏切られたと思って憎悪を感じてた…。
    信頼してきたのに裏切られたと思ったら、憎悪を感じるのは当たり前だから、
    憎悪を感じていい。」
シンジ「………」

ゆっくり深呼吸を入れる。
ヒカル「どう?」
シンジ「…うん。そうだよな、憎悪を感じるのは当たり前だよな。
    そう思ったら、もう憎悪を感じなくなって、ちょっとだけどスッとした気がする…」


ヒカルは、このまま、Touch my Voiceも進められる気がした。
ヒカル「あのさ、負担が少なくて時間も短く済むやり方があるんだけど、やってみない?」
シンジ「うん。やってみたい。どうしたら良いのか分からなくて困ってたから…」
ヒカル「じゃあ、シンジの体のエネルギーに触れてみても良い?」
シンジ「??…別にいいけど?」

ヒカル「私、こういうの勉強してるの、今。
    考案した講師が超オタクで、あれこれやった末に、これが一番楽でお勧めだって言ってて、
    私も最初は大丈夫かな〜?と思ったけど、慣れると結構早くて効果も高くてね。

    じゃあ、ウツのエネルギーを探ってみるね」

そういうと、ヒカルは、Touch my Voiceの手法で、
シンジのエネルギーに触れてみた。

シンジ「わ、ナニ?触られてるの分かる!」
何か体に感じるものがある。

ヒカル「背中辺り?重いの分かる?」
シンジ「うん、なんか真っ黒の鉄板みたいな、でも中はドロドロみたいな…」
ヒカル「それが、ウツに関するエネルギーでね、重いし硬いから、
    体も重くて、仕事とかやる気がなくなってしまうの。
    これ、少しずつ流し出して行こうよ!」
シンジ「うん。可能性があるなら、何でもやってくれ。
    このままだと、オレ引きこもりそうで怖かった…。」


ヒカルは、Ryurin(流輪波;りゅうりんは)という手法を使うことにした。
直接ドロドロの鉄板みたいな感覚にアプローチするよりも、
負担少なく、時間も早く済むからだ。


シンジは、またヒカルがエネルギーに触れたものを
色や形で表現し、そのままRFTを受けた。

「これ以上は無理だ、怒り」
「どうにも方法がない、あきらめ」
「誰にも分ったもらえない、絶望感」
様々な思いや感情を「そう思って良い…」と受容し、
時には、その感情の役割・メリットも考える。


ヒカルの声がけのリードに従いながら、
シンジは、気持ちが軽くなっていくのを感じていた。

RFTが終わると、シンジは、自分の体から何かが抜けていくのを感じた。


ヒカルは、最後の締めをおこなうと、
シンジは、自分の中から「行動力」が湧いてくるのを感じていた。


シンジ「体が軽くなった気がするよ。
    お前、すごいな。こんなこと勉強してたのか?」
ヒカル「持つべきものは、良いダチ、でしょ??
    今夜にはもっと流れ出て、もうちょっと軽くなると思う。
    もう数回やった方が良いから、続きしにまた来るね!」


シンジはヒカルが帰るとき、硬い表情が緩んだように少しだけ微笑んだ。

夜になると、シンジからメッセージが届いた。
《体軽くなった。週明けは仕事行けそう。続き頼む》


-- セラピーで楽になっていくの、見てるとこちらまで嬉しくなる。
  セラピストになりたい人が多いのも分かる。
  シンジ、待ってろよ〜♪


ヒカルは嬉しくなって、すぐに返信した。
《RFTサイコー!続き任せな!》



続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。

また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


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次回は、7/15に更新予定です。


◎TMV系セミナーのご案内◎
※Touch my Voice(心の声に触れる)連続2日間セミナーはRFT受講者向けセミナーです。

日にち:2019年8月7日(水)、8日(木)
時 間:10時〜16時30分
(プラクティショナークラスに不参加の方は、2日目は午後2時頃まで)
場 所:名古屋市熱田区
参加費:TMV基礎18,000円+流輪波/天咲波クラス14,000円
    プラクティショナークラス6,000円
お申込み方法:RFT基礎コース受講日と講師をご記入のうえRFTジャパンまでお問い合わせください。
改めて詳細をお送りいたします。
 ⇒お問い合わせフォーム 

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posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 17:54| 【出来るシリーズ】

2019年06月17日

≪名古屋≫ 2019年6月15〜16日 RFT基礎コース開催のご報告


2019年6月15日(土)〜16日(日)は、
名古屋で、RFT基礎(自己の癒し)コースを開催いたしました♪


関東や中国地方などからもご参加いただいて、
ご参加の6名の皆様と、2名のアシスタントさんと、
穏やかな、ゆったりとした2日間を過ごすことが出来ました。

ご参加を有難うございました♡


それでは、皆様のご感想をご紹介いたします♪

講師:RFTトレーナー 佐藤 純子


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素晴らしいセラピーだと思いました。
とてもわかりやすく説明して頂き、
自己ワークをする際にも、
悩まずに出来そうです。
今からワークしてゆく自分がとても楽しみです。
    福永 あい 様

⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹
  
体の感覚など見ていくというのがとても新鮮で、
全部が頭に入らなくても、おもしろい!
と感じたし、
少しずつ、もっと知ってみたいなと思ったし
自分にはこんな所、感覚があるんだと知れたので
良かったです
     F・Y 様

⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹

普段、見過ごしている自分の思い感情の大切さ
些細な思いに沢山の口があって役割があって
そこに気づき受容する気持ちよさを知ることが出来た2日間でした。
ありがとうございました。
     匿名ご希望

⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹  ⊹

「自分は自分に向き合いたくない」というのがはっきり実感されてきました。
ただ「覚悟ができたらまたどうぞ」ではなく
向き合えない、向き合いたくないのあるね、と
声をかけていくだけで、ほっとできるものがありました。
     匿名ご希望

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posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 18:28| 講習会・体験談

2019年06月15日

【出来るシリーズ】39.『存在を無視される、私は空気』


私たちの脳波は、2歳くらいまではデルタ波・6歳くらいまでがシータ波で、
6歳になるまでに習得された認識が、その子の性格の基礎となる、
潜在意識のプログラムが構築される、と言われます。
 〜『思考のパワー』ブルース・リプトン著 ダイヤモンド社〜


そういった認識の中で、自分自身を「私はこういう存在なんだ」と
限定した思い込みのことを「ビリーフ」と言います。


今回は、
そこに居るのに、他の人の視界に入っていないような、
自分だけ無視されているような感覚…
そんなビリーフのお話です。


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〈15日・30日更新予定〉


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フサ乃は、家族の中で、自分はいつも無視される、と感じている。

でも、家族だけではなくて、これまでの学校でも、職場でも、
自分はいつも無視されやすい人だと思う。



◆ミニ解説◆
人は、“ビリーフ(自分を限定した思い込み・信念)”を通して、
他者や自分、状況などを見ているため、
その感覚は、相手や場所が変わっても、同じようにとらえます。




今日も職場で、上司が話しているそばにいるのに、
上司は、自分を無視しているように思えたのだ。


-- 目立たないからかな…
  嫌われてるからかな…

フサ乃はそんな自分の内側に意識を向けた。
自分に起こっていることを、改めて見つめてみることにした。


-- なんだか、皆、私のことを見てないっていうか、
  目に入らないっていうか…
  どうせ空気ぐらいにしか思ってないんだろうな…


ベッドに寝転んで、部屋の中を見渡す。
-- 空気は、どこにでもあるのに、誰にも見えないもんね。
  空気はこんなに役に立ってるのに、誰からも無視されて可哀そう…
  は〜… 虚しい…


-- ん? 虚しい?? これ感情じゃない??


そんな自分の思いに、飛び起きた。

-- そうだ、こんな時こそ、RFTしよう!!


フサ乃は、空気みたいな自分の感覚を
タッピングしながら思い出してみた。

-- 課長の視界に入ってなくて、
  居るのに気づかれてない感じで…
  心細くて、悲しい…

  この感じはいつからあったんだろう…?
  

その時、遠い記憶がよみがえってきた。

まだ2歳ぐらいだろうか、姉と一緒に親戚の家に預けられていた時、
おばちゃんが、姉には何を飲みたいか聞いたのに、
自分には何も聞かず、姉と一緒のジュースを出した。


そんな、他愛のない出来事だ。


-- ええ、そんなことあったんだ…??
  ぜんぜん忘れてた…

記憶はぼんやりとしているが、
今は亡きおばちゃんがいて、懐かしい光景だった。

フサ乃は、その小さな自分の声や感情を見つめていく。

『何も聞いてくれない…』
『私にだって飲みたいものがあるのに!』

小さなフサ乃の、切ない声。


フサ乃は、そこに悲しみや怒りを感じて、
「そうだよね。そんな思いを持ってたよね。そうやって思って良いんだよ」
「悲しいのも、怒るのも当たり前だよ」
ただただ、そのまま受容の声をかけていく。


そんな風に声をかけうちに、
小さなフサ乃は、いつの間にか笑顔になっていた。


-- あれは、おばちゃんの特製生絞りジュースで、本当は美味しかったのに、
  無視されたと思って、いじけてただけだった。


フサ乃も、ふッと笑う。
ゆっくりと深呼吸をすると、安心した心地が体いっぱいに広がった。


しばらくして、空気みたいに思われている、という感覚を振り返る。


-- えーと、課長との事だったよね。
  あの時、そばに居たのに無視されているみたいだった…
  
  んんん? あの感じが無くなってる!?
  課長は自分の仕事で精一杯で、余裕がなかったのかも。

  無視されているなんて、もう思えない!


フサ乃は再び、ベッドに仰向けになると、
さっきみたいに部屋の中を見回すと、ふふふと笑い声がこぼれた。


-- やったー!
  もう、あんな風に思えない!!
  変われる可能性があるだけで人生に希望がある!
  これから、もっともっと変われるだろう。
  RFT、ありがとう!!


フサ乃は枕を抱きしめて、嬉しくて、嬉しくて、笑いながら、ちょっぴり泣いていた。




続く…


※セラピーには個人差があります。
テーマによっては、何度もRFTを行う必要があります。
また、同じ反応でも、過去の出来事や原因は人によって様々異なります。


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次回は、6/30に更新予定です。




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posted by レジスタントフリーダムセラピー・ジャパン at 20:55| 【出来るシリーズ】